商品紹介動画とは?作り方から面白い・かっこいい事例17選まで紹介

「かっこいい」「面白い」商品・サービス紹介の動画を制作したいと考えている方は多いのではないでしょうか。商品・サービス紹介の動画は、ブランディングやプロモーションに大きく貢献しています。

一方で「どんな動画が効果的なのか」「どのように活用できるのか」「制作にかかるコストは」といった疑問も多く聞きます。

本記事では、商品・サービス紹介の動画で活用できる媒体をはじめ、制作するメリットや成功事例について紹介します。

成功事例では「かっこいい動画」と「面白い動画」の2つに分けて紹介します。

「差別化した動画制作を考えている」「他社と違ったプロモーションを考えている」方は、ぜひ参考にしてください。

目次

中堅・中小企業の採用担当者向け

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日時

2024/11/2812:00-13:00

商品紹介動画とは

商品紹介動画とは、消費者に商品の特徴や利用するメリット・使い方などを訴求して購買意欲を促進させるための動画です。

これまで商品紹介は文章や画像がメインでしたが、動画を見ることが普及した現代では文章や画像と比較して訴求力のある動画はひとつの施策として考えられています。

デジタル技術の進歩やネットワーク環境が整備され、スマホの普及による動画需要が増えたことで注目が高まっています。

実際に動画マーケティング市場は活発な動きを見せており、サイバーエージェントが公表する「動画広告市場推計・予測(広告商品別)2020年-2025年」によると、2025年には動画広告市場は1兆465億円に達する見込みです。

動画は文章や画像よりも直感的に内容が理解できるため、商品紹介に適しているといえます。

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商品紹介動画の種類

商品紹介動画には主に3つの種類があります。
デモンストレーション動画、商品のブランディング動画、利用者へのインタビュー動画です。

それぞれ異なるアプローチで商品の魅力を効果的に伝えることができます。
以下、各種類の特徴を詳しく解説します。

デモンストレーション動画

デモンストレーション動画は、商品の使用方法や機能を実際に示す動画です。
商品の特徴や使い方を視覚的に分かりやすく伝えることができ、視聴者の理解を深めるのに効果的です。

例えば、家電製品の操作方法や化粧品の使用手順などを具体的に紹介します。

デモンストレーション動画は、商品の実用性や便利さを直接的にアピールでき、購買意欲を高めるのに役立ちます。

商品のブランディング動画

商品のブランディング動画は、商品の背景にある企業理念やブランドストーリーを伝える動画です。
商品そのものだけでなく、その商品が生まれた経緯や開発者の思い、ブランドの世界観などを表現します。

感情的な訴求力が高く、視聴者との共感を生み出すのに適しています。

例えば、環境に配慮した製品開発の過程や、伝統技術を活かした商品の魅力を伝えるなど、商品の付加価値を効果的に伝えることができます。

インタビュー動画

インタビュー動画は、実際に商品を使用している人々の声を紹介する動画です。
ユーザーの生の声や体験談を通じて、商品の実用性や効果を具体的に伝えることができます。

インタビュー動画は信頼性が高く、潜在的な顧客の不安を解消し、購買決定を後押しする効果があります。

例えば、美容製品の使用前後の変化や、サービスを利用して得られたメリットなどを、実際の利用者の言葉で紹介することで、商品の価値をより説得力のある形で伝えることができます。

商品紹介動画を活用する目的

商品紹介動画を活用する目的は以下の3つです。

  • 商品の認知度をアップさせる
  • ユーザーの購買意欲を引き上げる
  • ブランドの価値を伝える

それぞれ解説します。

商品の認知度をアップさせる

視覚的なインパクトを活かして商品の認知度を効果的に高めます。

魅力的な映像やわかりやすい説明を通じて、視聴者に商品の存在や特徴を直感的に伝えます。特にSNSやウェブサイトなどでのシェアやプロモーションに活用することで、広く多くの人々に商品を知ってもらうことができます。

視聴者が自然に興味を持ち、商品についての知識を深める機会を提供します。

ユーザーの購買意欲を引き上げる

商品紹介動画は、顧客の購買意欲を高める重要な役割を果たします。

魅力的な映像と説得力のある内容を通じて、製品の利点や利用シーンを生動的に伝えます。使用イメージや実際の動作を映像化することで、顧客は商品を購入した際の具体的なメリットや満足度を想像しやすくなります。

また、感情面での訴求も強化し、購買決定を促進する効果があります。

ブランドの価値を伝える

単に商品の特長だけでなく、その商品が属するブランドの価値や信頼性を示すことも重要です。

ブランドの理念などを映像で表現し、視聴者に共感を呼び起こします。また、高品質な映像やプロフェッショナルな制作手法を用いることで、ブランドのプレミアム感や信頼性を視覚的にアピールすることが可能です。

これにより、顧客は商品だけでなく、その背景やブランドのストーリーにも関心を寄せることができます。

商品紹介動画を活用できる媒体・シーン

商品紹介動画を制作する最大のメリットは、さまざまな媒体・シーンで活用できるコストパフォーマンスの高さです。

商品紹介動画を活用できる主な媒体・シーンは、主に次の5つです。

・WEBサイト
・YouTube
・SNS
・イベント
・営業ツール

WEBサイト

商品紹介動画を活用する媒体で最も多いのがWEBサイトです。

消費者は街中の広告やテレビCM、SNSや口コミなどで商品を知り、興味を持った消費者は商品の情報を得るためにインターネットで検索し購買の意思決定をするために情報を取得します。

自社のWEBサイトに商品紹介動画を掲載することで、検索ユーザーの受け皿となり、購買意欲を刺激し購買行動の喚起に期待できます。

WEBサイトでは文章や画像による商品紹介も掲載しますが、商品・サービス紹介動画があることで、より特徴や魅力・メリットがうまく伝えることが可能です。

動画は、CMを視聴するような感覚で手軽にわかりやすく消費者に商品を訴求ができることが強みです。

YouTube

近年、企業がYouTubeチャンネルを持っていることが当たり前となった今、YouTubeに商品・サービス紹介動画を配信し、企業の広報やマーケティングに活用している企業が多くなっています。

YouTubeは動画専用のプラットフォームであり、最近ではYouTubeで気になる商品を検索する人も多く、商品・サービスの認知拡大や見込み客の獲得にYouTubeへの掲載は必須といえます。

また商品紹介動画を活用するために有料でYouTube広告に出稿する企業も増えています。

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SNS

企業のSNSアカウントやSNS広告として商品紹介動画も活用ができます。SNSは拡散力がある媒体のため多くの消費者にリーチができる点が強みです。

消費者が気になる動画は「いいね」や「リツイート」を消費者が独自にすることで、動画を知らない消費者へと拡散されます。そのため企業の手が届かない消費者へアプローチすることができます。

SNSの各媒体では広告を出稿することができるため、SNSの投稿と合わせて出稿することで商品・サービス動画を活用できるようになります。

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イベント

商品紹介動画は、展示会やセミナーなどのイベントで他企業の差別化のポイントとして活用できます。

多くの企業が集まる合同展示会やイベントでは、数ある商品・サービスが展示されています。そのなかから興味を持ってもらうことは、展示会を成功させるために重要です。静止画のパネルやポスターなどを貼る企業も多いですが、動画を展示会で活用することで人目を引く効果が期待でき、他社との差別化を図れます。

時間が制限されている展示会では「少ない時間で商品の良さを伝える」「サービスの仕組みの説明」など動画にすることで、従業員が説明することなく訴求ができ、ブースの臨場感や雰囲気を変えられるため商品・サービス紹介の動画は有効です。

また、株主総会や新卒採用説明会など、自社が行っていることを説明する機会でも、商品紹介動画は役立ちます。

営業ツール

商品紹介動画は、展示会やイベントなどの機会だけではなく、日常のお客様への営業にも有効です。

たとえば商品を企業に導入してほしいとなった場合、プレゼンテーションなどを通して営業活動する機会があります。口頭で説明に入る前やプレゼンテーションの途中で商品紹介動画を流すことで、先方もその後の説明がより理解しやすくなります。

口頭説明できない部分や説明が難しい点などを動画にすることで、視覚と聴覚でお客様に訴求ができ、動画を通して口頭説明以上のイメージが与えられます。

商品紹介動画のメリット

商品・サービス紹介の動画に限らず、動画制作は、費用と時間・手間がかかります。
ですがそれ以上に商品・サービス紹介動画を制作するメリットがあります。

商品・サービス紹介動画を作る目的がはっきりするため、メリットを理解することは重要です。商品紹介動画のメリットは下記です。

・ユーザーの視覚・聴覚へダイレクトに訴求できる
・抽象的な表現も伝えられる
・伝えられる情報量が多い

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ユーザーの視覚・聴覚へダイレクトに訴求できる

動画は「映像」「テキスト」「イラスト」「図」「音声」など、さまざまな要素からユーザーの視覚・聴覚にダイレクトに訴求できるため、強い印象を残すことができます。
たとえば美容商品の紹介では画像と文章で特徴やメリットを伝えるよりも、動画で実際の使用シーンを見せながら効果を説明した方が、イメージが湧きやすく購買意欲も高められます。

使用シーンだけでなく、企業の想いなどを入れ込めばブランディング効果にもつながります。

強い印象を与えてダイレクトに訴求できることで認知度も上がり、その場で購買につながる顕在層だけでなく今後商品を購入するであろう潜在層まで行動につなげられるメリットが動画にはあります。

抽象的な表現も伝えられる

静止画で商品・サービス紹介を行った場合、抽象的な表現を伝えることは難しい点がありました。
商品やサービスを動画で紹介すると、実際に利用するシーンや商品の実物を映像にできるため、より具体的に紹介することが可能です。

「この商品はいつ・どうやって使うものなんだろう」「この商品を使うとどんな風に変わるのか」など、ユーザーは商品を見た時にさまざまな疑問が浮かびます。

商品紹介動画の冒頭で、商品を使うユーザーが抱える悩みや課題を提起し、利用シーンを流しながら効果やメリットを音声や図・イラストで解説することで、ユーザーのさまざまな疑問を解決へと導くことができます。

静止画や文章では伝えきれない部分にもアプローチできるのが動画の魅力です。

伝えられる情報量が多い

テキストにすると膨大になる情報量でも、動画であれば1〜5分のなかに情報をコンパクトに収められることができます。

動画は静止画が伝えられる情報量の5000倍とも言われるほどです。

たとえば医療系の商品の場合、商品の表面的な特徴だけでなく「商品内部のどこにこだわっているのか」について「技術的な専門用語」を用いながらテキストで伝えるよりも、動画にする方が圧倒的に伝わります。視聴者が商品をイメージしやすくなり、なおかつ聞き慣れない専門用語や構造などを分かりやすく動画で表現できるためです。
数分の映像で「伝えたい情報」を訴求することができるため、内容を端的に伝えられる動画はさまざまなシーンに役立ちます。

 

かっこいい商品紹介動画の事例9選

近年多くの企業が商品・サービス紹介動画を制作しています。

企業によって商品・サービス紹介動画のテイストは異なり、個性溢れるものからかっこいいものまでさまざまです。どういったジャンルで動画を制作するかは、企業の意向や商品・サービスとの相性によって変わってきます。

ここでは紹介動画のなかでも、商品・サービスの世界観や魅力をかっこよく伝えられている動画事例9選をご紹介します。

事例紹介動画 経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ50万~99万円
長さ・尺120秒〜

株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド経費」の導入事例動画です。

サービスを実際に活用している株式会社メトロール様から、社長・管理部門担当者・営業部門担当者の3人のインタビューを紹介しています。異なる立場の3人が精算作業に関する悩みや課題、サービスを導入した後の成果が紹介されていることで、「マネーフォワード クラウド経費」の魅力が多面的に訴求できている点がポイントです。

1つのサービスでも、サービスを利用する人の立場によってその人が抱える課題や悩み、メリットと感じる部分はさまざまです。サービスの良さを多面的に訴求するには、こちらの事例のように立場が異なる複数人の声をシナリオに入れると効果的です。

プロモーション動画 スキンケア美容家電「LUNA mini2」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺60〜120秒

ヤーマン株式会社が日本正規販売代理店として展開する「FOREO(フォレオ)」から登場する、音波振動スキンケア洗顔器「LUNA mini2」のプロモーション動画の事例です。

こちらの動画は1分24秒のロングバージョンとなっており、このほか15秒版と30秒版の動画も制作しています。店頭での放映も想定し、かつ「LUNA mini2」の世界観が感じられるよう実写映像をメインにした動画です。

商品のターゲットとなる仕事を頑張っている女性を主人公に、動画の冒頭では忙しくて心とお肌が疲れている悩みを提起しています。「おやすみ前のたった1分でキレイに慣れるクレンジング」というコンセプトがわかりやすいよう、利用ステップとあわせてアニメーションで毛穴汚れが除去される様子をわかりやすく解説しています。

動画全体を清潔感あるテイストに統一し、ターゲットとなる女性に親しみを持ってもらえるような工夫を施している点がポイントです。

YouTube広告用動画 オンラインプログラミングスクール「デイトラ」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺15〜30秒

株式会社デイトラが提供するオンラインプログラミングスクール「デイトラ」のサービス紹介動画の事例です。

プログラミングスクールのサービス理解の浸透、認知拡大を目的に、YouTube広告での活用を想定して制作しました。Twitterでバズった強みや口コミを入れ込み、実際にサービスを活用したユーザーにメリットがあった点をアピールしています。

また「満足度」「価格」「未経験でも挫折しない」といった点も訴求し、ユーザーが安心して利用できるサービスである点も伝えている事例です。

サービス紹介動画「カラーミーショップ」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ50万~99万円
長さ・尺15〜30秒

GMOペパボ株式会社が展開するショッピングカートASPサービス「カラーミーショップ」のサービス紹介動画の事例です。

これからネットショップを始めたいと検討している層に向けて、「価格」「使える機能」をアニメーションで簡潔に伝えています。導入実績も入れ込むことで、安心して利用できるサービスである点も訴求しています。

ターゲットは実店舗で商いを行っている層となるため、ポップながらも軽くならないデザインを心がけている点がポイント。さらに、動画からのコンバージョンを狙うため、ABテストで効果測定ができるよう2パターンの動画を制作しています。

ブランディング動画 タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」昔話篇


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺30〜60秒

DiDiモビリティジャパン株式会社が提供するタクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」のブランディング動画の事例です。

YouTube広告やタクシー広告、SNS広告での利用を想定し、シンデレラやウサギと亀といった昔話のキャラクターで複数パターンを制作しています。昔話の主人公がDiDiを使うユーモアあるストーリーを、クレボが強みとするアニメーションを活かしています。

また、アニメーションはDiDiのイラストトンマナを踏襲し、ブランディングを高めている点がポイントです。

YouTube広告用動画 JX金属株式会社「カッパーくん」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺〜15秒以内

JX金属株式会社の認知拡大を目的とした、YouTube広告用の動画事例です。

イメージキャラクターである「カッパーくん」を3Dで表現し、インパクトのある演出に仕上げています。また「銅、どう?」といったユーモアあるセリフがあることで、JX金属株式会社の印象が残りやすいよう工夫されている点がポイントです。

6秒という短い尺だからこそ、いかにインパクトのある動画に仕上げるかに力を入れています。

タクシー広告動画制作「splashtop(スプラッシュトップ)」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺15〜30秒

スプラッシュトップ株式会社のタクシー広告動画です。

本動画は、タクシー広告やWebサイトへの掲載による認知度向上を目的に制作されました。動画の内容は、テレワークを手軽に導入できるsplashtopを活用し、「働く場所に縛られ、大切なことを諦めているすべての人にsplashtopを届けたい」というメッセージを伝えるストーリーです。制作のポイントは、社員の実体験をもとに、サービスの利便性をわかりやすく訴求している動画です。

サービス紹介動画 セキュリティ評価サービス「Secure SketCH」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ50万~99万円
長さ・尺120秒〜

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供するセキュリティ評価サービス「Secure SketCH」のサービス紹介動画の事例です。

サービスの概要を掴んでもらったターゲット層に対して、もう一歩踏み込んでサービスにより関心を持ってもらうことを目的に制作しました。実際の管理画面に沿って説明を進めていく動画ですが、マニュアル動画にならないよう随所でイメージ素材を挟んだ構成にしています。

「スタイリッシュにしたい」というクライアント様の要望を実現するため、イメージに近い実績をもつクリエイターをアサインして制作しています。

歴史教科書の紹介動画


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ50万~99万円
長さ・尺60〜120秒

株式会社山川出版社が刊行する歴史教科書の紹介動画の事例です。

コロナウイルス蔓延により対面での営業が困難となったため、HP上で公開する商品紹介動画を制作しました。冒頭で特長を挙げ、競合他社との差別化ポイントに焦点を当てて教科書の特長を詳しく紹介しています。

営業ツールとしても使えるよう、ターゲットとなる先生方がイメージしやすいように授業に則した利用例などを入れ込んでいる点がポイントです。

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商品説明・紹介の動画制作・映像制作

面白い商品紹介動画の事例8選

面白い動画はインパクトの強さから記憶に残りやすいだけでなく、つい最後まで動画に見入ってしまうものです。

ここでは、面白い商品・サービス紹介動画事例8選をご紹介します。

サービス紹介動画 三井住友海上「火災保険見直さない会議」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ300万円〜
長さ・尺120秒〜

三井住友海上火災保険株式会社が提供する火災保険のサービス紹介動画の事例です。

「皆幼い」と「見直さない」の言葉遊びで、子役が火災保険について説明しています。これまで手堅くサービス内容を紹介していましたが、それでは動かない被保険者向けに面白くかつインパクトのある動画で興味喚起することが目的です。子役が出演することで、堅すぎない雰囲気でサービス内容が紹介できています。

被保険者向けのDMにリンクをつけて配布することで、さらに興味喚起をしています。
以前にも動画制作を依頼してくださった三井住友海上火災保険株式会社様に、リピートの理由や動画の効果などをインタビューしました。こちらも是非ご覧ください。

児童書プロモーション動画


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ〜49万円
長さ・尺120秒〜

株式会社学研プラスが新たに出版する書籍のプロモーション動画の事例です。

子どもの興味がわくよう、TVアニメのような動きにしている点がポイントです。書籍のなかで登場するキャラクターは4名ですが、あえて2名に絞ってストーリを構成し、2名のキャラクターが動画内で繰り広げるバトルの続きは書籍で公開するというシーンで終わらせやすくするためです。

続きが知りたくなる終わらせ方にすることで、購買意欲が出るよう工夫しています。

サービス紹介動画「BREDGE(ブリッジ)」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ〜49万円
長さ・尺60〜120秒

FELITAS合同会社が提供するお部屋コンサルタントサービス「BREDGE(ブリッジ)」のサービス紹介動画事例です。

引越しが多いヤドカリをキャラクターにペットをヒトデにしたり、不動産会社をヤドカリ先生と呼んだりとユーモアある表現を取り入れています。不動産免許なしでお部屋探しのサポートができるサービスをわかりやすく表現するため、ストーリーを工夫している点がポイントです。

20代〜30代前半の視聴者を想定し、最後まで飽きずに見てもらえるようなポップなアニメーションでサービスを紹介しています。

WEB名簿システム「絆」紹介動画


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ50〜99万円
長さ・尺60〜120秒

有限会社プリンティングサービスが提供するWEB名簿システム「絆」のサービス紹介動画事例です。

ターゲットが感じる問題点から解決できる機能を説明し、「絆」がどういうサービスなのか、どんなメリットがあるかまでわかりやすく説明しています。またサービスを導入する上での不安も解消し、安心感も訴求できています。

インパクトのあるイラストで、視聴者の興味を引けるよう工夫している点がポイントです。

太陽光発電紹介動画「ゼロソーラーナビ」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺30〜60秒

株式会社共伸興建が提供する「ゼロソーラーナビ」の紹介動画事例です。

認知向上を目的に、YouTube広告として利用するために制作しました。双子の超能力者「ゼロ」と「ナビ」の成長に合わせて、サービスの特徴やメリットをわかりやすく伝えています。スキップ防止のため、広告らしくならないよう冒頭にタイトルを挿入してアニメシリーズとして見せている点がポイントです。

チラシやLPでも使えるキャラクターデザインで、ブランディング効果にも期待できます。

エレベーター広告用動画「デジコ」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺15〜30秒

株式会社VOYAGE MARKETINGが提供するデジタルギフトサービス「デジコ」のサービス紹介動画事例です。

オフィスのエレベーターで放映する目的で制作しました。織田信長が民衆の多様な要望に応えるために「デジコ」を活用するというコミカルなストーリーで、つい見入ってしまうような動画に仕上がっています。

クスッと笑ってしまうようなオチも入っている点がポイントです。

テレビCM「フロリダ産のグレープフルーツ」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺15〜30秒

株式会社ヤマノアンドアソシエイツが輸入販売する「フロリダ産のグレープフルーツ」の広告用動画事例です。

認知拡大を目的に、テレビCMとYouTube広告での放映を想定し制作しました。ターゲット層である主婦層に親近感をもってもらえるよう、母親と男の子を主人公にしています。

「フロリダ産のグレープフルーツ」を食べると性格がガラッと変わり、その美味しさと魅力を語るコミカルな演出がポイントです。インパクトある演出で、記憶に残りやすい見せ方にこだわっています。

リンクアカデミー「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」


出典:Crevo制作実績

表現実写
制作費用レンジ100万~299万円
長さ・尺〜15秒以内

株式会社リンクアカデミーが展開するマンツーマン英会話「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」のブランディング動画事例です。

ギャル2人組の「ギャル篇」や大阪のおばちゃん3人組の「関西篇」、坂本龍馬の「銅像篇」など、個性が強いキャラクターを採用し、ユーモアある動画に仕上げています。15秒という短い尺のなかでインパクトを与えつつも、サービス内容がしっかりと訴求できている事例です。

商品紹介動画の作り方のポイント

商品紹介動画を制作する目的やターゲットは、認知拡大や販売促進・ブランディングなど企業によってさまざまです。

効果的な商品紹介動画を作るには、次のような点を意識することがポイントです。

・消費者目線で制作
・イメージしやすいシナリオを作る
・情報を盛り込みすぎない

目的を達成し、ターゲットに期待する行動を起こしてもらうためにも、商品紹介動画の作り方のポイントは重要です。

消費者目線で制作することが重要

商品紹介動画を通して「動画を見た消費者が商品を購入する」「購入したいと思ってもらう」ためにも、動画から「商品の価値」を理解してもらうことが重要です。

企業目線で動画を制作してしまうと、消費者が求めている疑問や悩みに対して訴求できず、商品の魅力や素晴らしさを伝えきれません。

企業にとって重要なことは「企業が商品を作り上げた過程」ではなく「商品を使用してどんなメリットがあり、どんな課題が解決できるのか」といった消費者の未来をイメージさせることです。

そのため、多くの商品紹介動画では冒頭で消費者の課題や悩みを提起し、その悩みや課題を解決するためにどのようなことができ、どのような結果に導けるかを解説する流れがよく見られます。

消費者目線で動画を制作するためにも、消費者がどのような「悩みや課題」を持っているか、どのような「商品を求めているか」などの消費者理解を深めることが重要です。

イメージしやすいシナリオ作りをする

効果的な商品紹介動画にするには、消費者目線で商品の特徴や魅力・メリットがイメージしやすいシナリオ作りが重要です。

商品紹介動画で消費者の購買意欲を高めるには、動画を見た消費者に「自分ごと」だと感じさせることがポイントです。消費者目線でないシナリオは商品の魅力やメリットが伝わりにくく、動画をみても消費者は自分に必要なものであると認識できません。

代表的なシナリオ作りには、商品やサービスを利用しているユーザーへのインタビューや口コミを入れ込む方法があげられます。自分と同じ立場にある消費者の声があることで、より商品の魅力やメリットがイメージしやすいシナリオ作りが可能です。

先述で紹介した動画事例をシナリオ作りの参考にしてみてください。

情報を盛り込みすぎない

情報を盛り込みすぎた動画は消費者の印象に残らず、結果的に何も伝えられない動画になってしまうため注意が必要です。そのため動画で伝えたいことは1つに絞ることが重要です。

動画を通して伝えたい情報を絞り、シナリオを制作することで、必要なストーリーの方向性が定まります。

企業が制作するにあたって伝えたい情報は複数あるかもしれません。まずはその情報に優先順位をつけて「伝えたい情報」を明確にすることがポイントです。

商品紹介動画を制作するときの注意点

 

商品紹介動画を制作するにあたって、以下のような注意点があります。

・BGMの音量に気をつける
・楽や画像の著作権には気をつける
・正確な情報を提示できているか気をつける

費用や時間・手間をかけて制作された動画も、上記のようなポイントを注意しないと、商品紹介動画の効果が得られないだけでなく、制作した動画が公開できなくなってしまう可能性があります。

あらかじめ注意点を押さえてから商品紹介動画を制作を進めるようにしましょう。

BGMの音量には気をつける

動画にはナレーションやインタビュー・背景で流れる音楽などさまざまな音声が入れ込まれます。音声を入れ込む際に注意すべきなのが「BGMの音量」です。

音量は動画を視聴するユーザーのデバイス環境によっても異なりますが、BGMの音量が大きくならないよう気をつける必要があります。

BGMが大きすぎるがゆえに不快感を与えてしまったり、ナレーションやインタビューが聞き取れず内容が理解できなくなってしまうなど、動画視聴に大きな弊害を与えます。

BGMは動画撮影後の編集で入れ込まれますが、その際はBGMの音量を30〜50%ほどに設定することがおすすめです。BGMは動画にインパクトを与える重要な要素であるため、程よい音量で入れ込まれているか制作会社から納品後にチェックをするようにしましょう。

音楽や画像の著作権には気をつける

商品動画内に外部で入手した音楽や画像を利用する場合、「著作権」に気をつける必要があります。

商用利用が可能なフリーの音楽・画像であれば許可なく利用しても問題ありません。著作権フリーでない素材は、著作権を所有する人・企業に許可を取らなければなりません。

万が一、著作権の許可が必要な素材を無断で利用すると著作権侵害となり、最悪のケースでは訴えられてしまう可能性があります。著作権フリーの素材か、利用するにあたって提供元の表記が必要なのかを事前に確認することが重要です。

外部に動画制作を依頼されている場合は、制作会社が対応しますが、依頼側も認識するべき重要な点です。

正確な情報を提示できているか気をつける

動画によってはYouTuberなどの第三者を立てて、商品紹介動画を撮影する場合もあります。ここで気をつけるべきは、正確な情報が提示できているかです。

第三者が正確でない情報を提示してしまうと動画を見られた消費者がネガティブな印象を受けるだけでなく、会社の信用性も損ねてしまいます。そのため第三者が商品を紹介する動画を撮影する場合は撮影を丸投げせず、正しい情報やシナリオを用意することが重要です。

一方、第三者でない自社の関係者が撮影する場合でも正確な情報が提示できているか気をつける必要があります。商品の有効成分や価格、効果など、発信する1つひとつの情報に虚偽がないよう細心の注意を払うようにします。

外部に委託して動画制作をされる場合、撮影の工程以前に打ち合わせや企画提案時にシナリオは完成しています。そのため、情報の提示が正確かを撮影前に確認が必要です。また、撮影後もチェックをおこない、工程ごとに確認が必要です。

まとめ

本記事では商品・サービス紹介動画の「かっこいい動画」「面白い動画」の成功事例や制作ポイントについて紹介しました。

商品・サービス紹介動画は、静止画やテキストよりも伝えられる情報量が多く、かつ消費者にインパクトを残して商品・サービスが訴求できる手法です。

一度制作すればSNSやYouTube・WEBサイトなどのさまざまな媒体で活用することができます。企業が求めるクオリティや尺によって制作費用の相場は幅広いですが、制作することで企業のブランディング・認知拡大・購買の向上につながる施策といえます。
プロモーションやブランディングに伸び悩んでいる、違った角度での認知拡大方法を模索している方に、商品・サービス紹介の動画制作はおすすめの手法です。

ぜひ本記事で紹介した事例も参考に、他社と差別化した商品紹介動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。

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執筆者

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