カンヌライオンズ特別サイト開設!受賞作品等ご紹介!

世界的に有名なカンヌライオンズ。2020年度はコロナウイルスの影響もあり、中止になりましたが、PR部門が開設10年という節目を記念して特別サイトが開設されました。サイトでは過去10年の間に生まれた作品の中から、世の中の社会課題に対して人の意識を根底から覆し変革をもたらした受賞作品を取り上げ解説しています。

今回の記事では、特別サイト掲載の受賞作品の一部をご紹介します!

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日時

2024年4月18日(木)19:00〜21:00

カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルとは

「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity)」は、広告・コミュニケーション業界における世界最大級のイベントです。

世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇ります。 期間中に同時開催されるライオンズヘルスと合わせて、約100カ国から15,000人以上の来場者が集まり、全28部門に40,000点を超える応募が集まり、広告を超えた様々な業界からの注目度も益々高まっています。

受賞作品のご紹介

THAI HEALTH PROMOTION FOUNDATION|「SMOKING KID」(2013)

出典:CANNES PR LIONS|10 YEAR EXHIBITION IN JAPAN

 

長年にわたり禁煙啓発に取り組んでいる、タイ健康振興財団(Thai Health Promotion Foundation)の受賞作品です。
無料電話相談窓口「1600 Quitline」を設置し、喫煙習慣をやめたい人の支援をしてきた者の、相談件数は月に7千件程度とタイの喫煙者人口の約0.05%でした。そこでストレートな広告で相談窓口への連絡を呼び掛けても、人々には届かないと考え、実施したのがこのネット動画によるバイラル・キャンペーンです。このネット動画は、公開から10日間で500万回再生され、国内のみならず30カ国のメディアで報道されました。公開翌月、「1600 Quitline」への相談件数はそれまでの平均より62%も増加しました。

 

IKEA|「THISABLES」(2019)

出典:CANNES PR LIONS|10 YEAR EXHIBITION IN JAPAN

 

家具量販店であるIKEAが2019年に受賞した作品です。
身体障がいのある人にとっては、生活における基本的な行動すら困難であり、イケアのソファも例外ではありませんでした。この課題を解消しようとイケア イスラエルが取り組んだのが、“ThisAbles”です。「最大公約数を想定して設計された家具でも、ごくささやかな仕掛けを施すことで、より多くの人のためのものになる。インクルーシブなアイデアである。」とカンヌライオンズはコメントしています。

 

Metro Trains|「DUMB WAYS TO DIE」(2013)

出典:CANNES PR LIONS|10 YEAR EXHIBITION IN JAPAN

 

メルボルンの鉄道会社であるMetro Trainsが2013に受賞した作品です。
同社の管内では、事故による死亡者、特に若年層の死者が年々増加していました。ありきたりのマナー・ポスターには見向きもしない若者たちにメッセージを届けるにはどうすればいいのか、そこで生み出されたのが、公共の啓発キャンペーンのテイストからかけ離れた” DUMB WAYS TO DIE”です。ジェリービーンズのようなキャラクターによるブラックなMVと、耳に残る歌が特徴的なこの動画は、ターゲットであるメルボルンの若者にとどまらず、全世界へと広まっていきました。この年、”おバカな死に方”をした人は21%も減ったといいます。

 

コロナ禍において共感を生んだ1本のCM

こちらは過去の受賞作品ではありませんが、コロナ禍の中、世界で取り組まれたクリエイティブなグッドニュースをピックアップしている、カンヌライオンズの別サイト「LIONS GOOD NEWS2020」 の中から1つ動画を紹介します。

 

Nike|「Never Too Far Down」

出典:NIKE JAPAN

 

今回のコロナ禍で、新たにCMを撮影することは困難な状況になりました。
しかしNIKEは、このような状況下でも、人々を鼓舞するメッセージを伝えるため、過去素材を使い、今の状況できちんと共感を創り出せる新しい内容に仕立て上げ、それを世に送り出したのです。構成はいたってシンプルで、世界中の人々の記憶に染みついた“ヒーローたちの挫折”を取り上げ、そこからの復活劇を改めて見せる、そして、「We Are Never Too Far Down To Come Back(カムバックできないはずがない)」というコピー。“心が折れそうになったときでも、とにかく前を向いて一歩でも進み、自分の心と戦う”そんなアスリートの姿に人々が自分を重ね合わせ、このコロナ禍でも挫けず進めるよう励ます動画を作り上げたのです。
この動画はYouTubeでも公開後わずか3日で7600万回以上再生されるなど大きな注目を集めました!

 

最後に

いかがでしたでしょうか。特に最後のNIKEの事例に関しては日本のTVCMでも放映されており見たことのある方も多いのではないでしょうか?

上記以外にもご紹介できていない作品がたくさんありますので、気になる方は是非サイトをチェックしてみてください。自社の広告クリエイティブの参考になる事例が見つかるかもしれません!

 

参考サイト

CANNES PR LIONS|10 YEAR EXHIBITION IN JAPAN

CANNES PR LIONS|LIONS GOOD NEWS2020

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