Facebookで動画の再生回数増で効果を高める!動画マーケティングのコツ

データ

Facebookに動画を投稿したとき、どれくらいの再生回数があるのか気になりませんか。マーケティングの効果を確かめることは、これからどう宣伝広告戦略を展開していくかを考えるためにも重要です。この記事では、Facebookでの再生回数の多い動画の種類や特徴、再生回数を増やすためのポイントなどについて紹介していきます。

再生回数の多いFacebook動画の特徴

Facebookは実名登録が原則であり、ほかのSNSと比較すると情報に対する信頼性が高いという特徴があります。動画広告がたくさん再生されれば、その分マーケティングに良い影響を与える可能性が高くなるため、再生回数が多い動画の傾向を知ることは重要です。ここでは、どういった動画で再生回数が多くなるのか、その特徴について事例とともに説明していきます。

役に立つ動画

人々がどのような動画を見たいかには、ある程度の傾向が見受けられます。たとえば、料理のレシピや女性のメイク、ファッションコーディネートなど、生活に役立つノウハウ系の動画は一般的に人気が高いです。レシピ動画では調理工程を、メイク動画ではビフォー・アフターを見せることでより視聴者の関心を得られるので、結果だけではなく過程も見せるような構成にすることがポイントとなります。また、基本的に尺の長い動画は途中で飽きられてしまいやすいので、メリハリをつけた見せ方を意識することで動画再生回数は伸びる可能性が高まるでしょう。

面白い・季節感のある動画

Facebookでは、ユーモアのある面白い動画が人気になることが多いです。また「ハロウィン」「クリスマス」などの季節やイベントに合わせた動画は、動画再生回数が伸びやすいので覚えておきましょう。

出典:Crevo制作実績

たとえば、動画制作サービスのCrevo(クレボ)の制作したスマホゲーム「Identity V」のプロモーション動画は、バレンタインをモチーフにしています。本動画では35秒という比較的短い尺の中にスピード感のある音楽や映像が流れるため、動画に心地良いテンポが演出されています。

また、Crevoが手がけたもうひとつの好例は、マンツーマン英会話「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」のDOTAMA編です。この動画は、実社会でありがちなカタカナ英語を多用する会社でのコミュニケーションからはじまり、それにラップで異を唱えるという、シェアしたくなる面白さが魅力です。さらに、ラップの歌詞は、共感を生む要素もはらんでいます。人気ラッパーであるDOTAMAを起用することでユニークな映像として見せようとしているだけではなく、全体的にクオリティが高い動画として仕上げているのが秀逸です。

出典:Crevo制作実績

外国人でも理解できる動画

日本だけではなく世界各国のシェア率も高いFacebookでは、再生回数を増やすために外国人からも注目を集めることがマーケティング戦略におけるポイントといえます。そのため、日本語を理解できなくても内容が伝わりやすい動画にすることも重要です。例としては、料理などの馴染みのあるテーマや、映像だけを見ても伝わる動画が挙げられるでしょう。日本語が入る場合は、英語字幕をつけるなどの工夫が必要となります。

出典:Crevo制作実績

福岡PARCOの「らーめん次男坊編」は、日本語がわからなくてもラーメンの美味しさや店の魅力が伝わる映像です。日本語によるナレーションをなくし、音声は和太鼓と威勢の良い掛け声などをメインに据えることで、動画をシンプルかつ力強いものへと導いています。また、最後に英語で宣伝メッセージを入れることで伝えたいこともしっかりとアピールしており、広告動画としての機能もしっかりと果たしています。

Facebookで動画再生回数を増やすためのポイント

Facebookで動画再生回数を増やすためには、どのようなことを理解していれば良いのでしょうか。面白い動画を作ったとしても、再生回数を得る大前提として再生される必要があります。ここでは、再生回数を増やすポイントを3つに絞り、詳しく説明していきます。

テキストとサムネイルを工夫する

Facebookで動画の再生回数を増やすためには、まずは多くの人に「動画を見てみたい」と思ってもらわなければなりません。そのため、最初にユーザーの目に入る投稿テキストを工夫することが、再生回数増加への大きなポイントとなります。テキスト作成の際には、動画と関連性のある重要キーワードをしっかり盛り込むことがポイントです。また、テキストはできるだけ簡潔にまとめ、伝わりやすくなるよう工夫をしましょう。同様に、動画への興味を引くオリジナルのサムネイルを設定すると、再生回数増が期待できます。サムネイルは、動画の魅力をシンプルに伝えられるものを選ぶことが大切です。

たとえば、その動画で最も強調したいことやインパクトのある画像を優先して使用するのが良いでしょう。Facebookの場合、アップロード時に自動的に抽出された10カット分の画像の中から選べます。また、もっと魅力的な画像をサムネイルにしたい場合は、自分で用意したものをアップすることもできます。また、すでに投稿した動画でもサムネイルの変更は可能です。動画再生回数に伸び悩みを感じている場合は、サムネイルを変更することで打開策を見出せる可能性があるので検討してみましょう。

再生回数と再生時間をチェック

動画を投稿したらそれで終わりではなく、動画再生回数や再生時間、コメントなど視聴者の反応をチェックすることを忘れないようにしましょう。そうしないと動画の改善点や次の動画はどう制作すべきかが見えにくく、マーケティング戦略が期待外れになるおそれがあります。分析は期待値とのギャップを埋めるための欠かせない方法です。視聴者はどの時点で動画から離脱することが多いのかを知ることで、次に制作する動画の内容や構成を改善できるでしょう。

また、コメントがついた場合は、それに返信することで視聴者との関係性を高められます。コミュニケーションを行うことでコアなファンを増やしたり、さらなるサービスや商品のプロモーションにつながったりできるので、積極的に行なっていきましょう。

PDCAサイクルを回す

動画の改善を行ったら再度配信し、またチェックして改善点を考えるというPDCAサイクル(Plan/計画・Do/行動・Check/分析・Action/改善)を回すのが、動画の再生回数を増やすためには不可欠な手段です。この積み重ねが動画の完成度を高め、コンバージョンアップにつながることを理解する必要があります。動画は作って投稿だけすれば良いというものではなく、視聴者の反応をしっかりと見極めることではじめてマーケティングに役立つツールとなるのです。

Facebookの特徴を踏まえた動画で再生回数を増やそう

Facebookに掲載する動画を制作する際は、そのプラットフォームならではの特徴を踏まえて戦略を立てる必要があります。実名登録が原則という仕様上、FacebookはそのほかのSNSとはユーザー層が違うことも珍しくないからです。Facebookで再生回数が伸びる動画を目指すなら、きちんとノウハウを心得ているプロに依頼すると良いでしょう。その際には、動画制作実績が豊富な動画制作サービスを選ぶことが大切です。Facebookでつながりのあるユーザー同士はリアルでもつながりがあることが多いため、動画が広くシェアされた場合には大きな宣伝効果を期待できます。Facebookでのマーケティングを成功させて、商品やサービスの認知度拡大や購買へとつなげていきましょう。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
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