企業PRにアニメーション動画!制作時の注意点と事例を紹介

この記事では、企業PRやブランディングにアニメーションを活用することのメリットや、実際に動画制作を依頼する際の注意点を、実例を交えながら詳しく解説していきます。

中堅・中小企業の採用担当者向け

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日時

2024/11/2812:00-13:00

企業PR・ブランディングにアニメーション動画を活用するメリット


ここでは、ブランディングにアニメーション動画を活用する3つのメリットについて具体的に見ていきましょう。

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キャラクター化できる

アニメーションを活用することのメリットのひとつとして、企業のブランドイメージに沿ったオリジナルのキャラクターを制作できる点があげられます。

自分たちが、商品やサービスを届けたい層に合わせてキャラクターを制作することができれば、動画を見た際に視聴者の印象に残りやすくなります。さらに、キャラクターには共感しやすく、特徴や記憶に残りやすいなどのメリットがあるので、企業のブランド力アップにも期待できるといえるでしょう。

視聴者に共感を得られるようなキャラクターを制作すれば、動画に親近感を持って見てもらえることにもつながります。共感という心情の変化が起きた際には、商品やサービスを購入したいという気持ちに動く可能性が高まります。
キャラクターを制作する際には、着ている洋服や言葉使いなど、ターゲット層に近づける工夫も重要になります。

ブランドイメージを訴求できる

動画内でアニメーションを使ってストーリー化することで、ブランドイメージを訴求することができます。創業者の思いや企業の歴史、将来のビジョンなどブランドストーリーをアニメーションで表現することで的確に視聴者にイメージを伝えることができます

実際の人物が登場してインタビュー形式で答える動画に比べると、アニメーション動画は親近感を持って楽しい気持ちで見られる点で優れています。かしこまることなく気軽な気持ちで動画を見られるので、動画を見終わった後に印象も残りやすいでしょう。

また、アニメーションでは企業のブランドカラーや社風などを自由自在に表現することができます。たとえば、画面の中の背景の色を変えたり話しているキャラクターの表情を笑顔にしたりするなど、実際の人が話すと緊張して100%出したいイメージを出せないようなものでも、アニメーションでは表現が可能です。企業のブランドイメージを動画の最初から最後まで押し出すことができるので、最終的にブランドイメージをしっかり届けることができます。

費用を抑えやすい

実写動画を制作するには、撮影機材や照明機材の用意だけでなく、カメラマンや音声、照明などの専門スタッフの稼働費も必要となるため経費がかさみがちです。さらに、撮影場所となるスタジオや小物のレンタルも必要です。
一方、アニメーション動画の場合、撮影スタッフも撮影場所も不要であるため費用を抑えることができます

修正しやすい

実写で撮影した場合は、後からキャストの入れ替えや背景の差し替えができません。どうしても修正したい場合は再撮影となるので、キャストやスタジオのスケジュール調整からやり直すことに…。

一方、アニメーションであればキャラクターや背景を変えられるだけでなく、キャラクターの動きやセリフなども変えることができるので修正しやすいといえます。

記憶に残りやすい

特徴的なキャラクターを使用することで、実写では撮影が不可能なことでさえ表現することが可能です。先ほども少し触れましたが、アニメーションであれば自由自在に登場人物の表情や雰囲気を変えることができます。明るいイメージを与えたい場合には、笑顔にしたりナレーションも明るい声にしたりするなど、表現したい雰囲気を忠実に表すことが可能なのです。

実写よりも強いインパクトを与えられるため、視聴者の記憶にも残りやすくなります

また、企業のブランドカラーを動画内に取り入れることで、企業の商品やサービスにおけるブランドらしさを印象付けることになり、無意識に覚えてもらうことができるでしょう。そして、ふとした瞬間にも自社ブランドのことを思い出してもらえる可能性が高まるのです。

企業PR・ブランディングに活用できるアニメーション動画の種類

続いては、アニメーション動画の種類を解説していきます。アニメーション動画の種類は約10種類 ありますが、今回はそのなかから、企業PRやブランディングに活用されることの多い7種類のアニメーション動画について解説します。

インフォグラフィック動画

「インフォグラフィック」とは、「インフォメーション(情報)」と「グラフィック(視覚表現)」を合わせた造語です。 つまり「インフォグラフィック動画」はデータを、写真や図表、グラフなどを用いてわかりやすく表現した動画です。

モーショングラフィックス動画

「モーショングラフィックス動画」は写真や図形、文字、ロゴなどの静止画の素材に、音と動きを付け足した動画です。 例えば、TVCMで見られる“動きのある企業ロゴ”などもそう。余計な視覚情報がないため、伝えたいことのみをシンプルに伝えることができます。

タイポグラフィ動画

「タイポグラフィ動画」はモーショングラフィック動画のうち、文字によるアニメーション動画のことを指しています。 まるで踊っているかのような文字に思わず見入ってしまうため、言葉や文章が見た人の記憶に残りやすいでしょう。リリックビデオなどにも向いています。

3Dアニメーション動画

「3Dアニメーション動画」は立体的なイラストやグラフィックを用いて作られるアニメーション動画です。 3D映像が実写のようなリアルさを感じさせてくれるため、画面越しに実体を把握しやすいのが特徴。そのため、特に家電などの商品紹介には最適といえるでしょう。

2.5Dアニメーション動画

「2.5Dアニメーション動画」は2Dと3Dの中間程度のアニメーション動画です。 平面ではなく俯瞰的に見せることができますが、3Dほど立体的ではなく、斜め上から見下ろすような視点で描かれているのがポイント。3Dアニメーション動画より予算を抑えられます。

ホワイトボードアニメーション動画

「ホワイトボードアニメーション動画」はホワイトボードのような真っ白な背景に、イラストや図を手描きしていく過程を映像化したものです。 白一色の背景に限られた色で描いていくため、色のイメージに邪魔されることがなく、内容がストレートに伝わります

イラストアニメーション動画

「イラストアニメーション動画」は線の位置を少しずつずらした複数枚のイラストをもとに、キャラクターや背景を動かすアニメーション動画のことです。 この手法は一般的なテレビアニメやアニメ映画制作にも使われており、パラパラ漫画の要領で作成していきます。

企業PR・ブランディング用アニメーション動画制作の注意点

ここからは、実際にブランディング用のアニメーション動画を制作する際の注意点について詳しく見ていきましょう。

ブランドコンセプトを明確にする

効果的なブランディングを行うために、まずはブランドコンセプトを明確にすることが大切です。たとえば、「○○ならこの企業」というイメージを持ってもらうためには、自社のブランディングは欠かせない要素です。

他社と差別化するためにも、自社の商品やサービスは誰にどのようなことを提供することができるのかを明確にし、動画でもしっかりと内容として盛り込みましょう。

ターゲットを絞り込む

動画を制作するにあたって、誰にどのようなブランドメッセージを届けるのかを明確にすることも重要です。逆に、ターゲット設定があいまいなまま動画を制作すると、内容がぼやけたものになってしまう可能性が高くなります。その結果、伝えたいことがわからない動画になりかねません。

そうならないためにも、ペルソナを詳細に設定することが必要になります。特に、求職者の採用向けの動画や株主総会、IR向けなど、ターゲットによっても見せ方は大きく異なるので、動画を届けたいターゲットを明確にしておきましょう。

ブランドストーリーを作る

ブランディング用の動画には、ストーリー性が必要不可欠です。ストーリー性のない動画は、ただのキャンペーン動画になってしまう可能性もあります。そうならないためにも、動画にストーリー性を持たせて視聴者にどのようなブランド価値を提供できるのかをわかりやすく伝えることが重要です。

ストーリー性を持った動画にするためには、人にスポットを当てることがポイントになります。会社や施設などの雰囲気を伝えるためには、そこで働いている人をアニメーション化して紹介するのがおすすめです。

従業員が話している表情や雰囲気を視聴者に感じ取ってもらいやすいので、アニメーション動画でも人の描き方がポイントになります。

企業PR・ブランディング用アニメーション動画の事例紹介

ここからは、動画制作サービスのCrevo(クレボ)が実際に制作したブランディング用アニメーション動画の事例を紹介していきます。

株式会社HATA 新ステートメント発表用動画


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺60~120秒
費用レンジ100~299万円

株式会社HATAの新たなコーポレートステートメントを表現した動画です。「ココロが、品になる」というモノづくりに対して大切にされているという企業の想いを伝えるため、温かみのあるイラストと細やかなアニメーションで表現しています。
<関連サービス>100万円から299万円の動画制作・映像制作

決済サービス「Paidy」


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺30~60秒
費用レンジ300万円〜

決済サービスPaidyの企業ブランディング動画です。動画の特徴は、文字と動くイラストだけというシンプルなデザインでありつつも、しっかりと伝えたいメッセージを飽きさせることなく伝えている点にあるでしょう。シンプルなアニメーションに加えて、複雑なアニメーションの演出が交互に入っているのも特徴です。
<関連サービス>300万円以上の動画制作・映像制作

航空会社「スターフライヤー」


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺30~60秒
費用レンジ50~99万円

スターフライヤーの機内ディスプレイ用のブランディング動画です。特徴は、洗練されたサービスを提供したいという企業の世界観をしっかりと表現している点にあります。動画内でタイポグラフィを使ってポイントを訴求したり、ジャズのBGMを採用したりすることで、ブランドイメージを演出しています。
<関連サービス>50万円から99万円の動画制作・映像制作

アニメーション動画制作の費用相場

アニメーション動画制作の費用は、アニメーション動画の種類によって大きく異なります。 項目ごとに見ていくと、まず、絵コンテ、グラフィック、アニメーションの制作費は、30秒~1分前後のアニメーション動画であれば相場は10万円~30万円前後です。

音響効果・ナレーション費用は、同じ尺でおおむね3万円~10万円前後。別途、スタジオ利用料(2~3万円)や声優のアテンド料(2万円~)なども必要となります。

企業のPR・ブランドコンセプトを踏まえたアニメーション動画を制作しよう

ブランディング動画を制作するうえで、届けたいターゲットを明確にすることやブランドコンセプトをふまえた表現をすることが重要です。
動画制作サービスのCrevoでは、豊富なブランディング用アニメーション動画の制作実績があります。どのような動画を制作してみたいのか、相談してみてはいかがでしょうか。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。 2,000社10,000件という業界トップクラスの動画制作実績を持つ「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

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