SNS動画マーケティングが注目される理由|成功事例8選と成功させるためのポイントと注意点を徹底解説

SNSマーケティング
デジタル化が急速に普及した現代、SNS上の動画を活用したSNS動画マーケティングに大きな注目が集まっています。スマートフォンの普及や5Gの拡大によって、SNSを活用したマーケティングは、大きな効果が得られます。
この記事では、SNS動画マーケティングの成功事例やSNS動画マーケティングを成功に導くポイントなど、SNS動画マーケティングの仕組みについて詳しく解説します。SNS動画の制作を検討している方やSNS動画の広告を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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SNS動画マーケティングとは

SNS動画マーケティングとは、SNS上の動画を活用したプロモーションや集客の施策を指します。具体的にはInstagramやTiktok・FacebookといったSNS上で、映像やアニメーションなどの動画を発信することにより顧客獲得や商品・サービスの認知を狙うものです。

動画コンテンツを利用することで、Webサイトや画像コンテンツとは比べものにならないほどの情報をユーザーに伝えられます。短期間で商品・サービスの魅力や特徴を伝えられる点も、動画コンテンツの特徴です。

SNS動画マーケティングはコンテンツマーケティングに分類され、現在、数多くの企業が積極的に参入している分野でもあります。ここでは、SNS動画マーケティングを取り巻く環境や、SNSの利用ユーザー数や動画の傾向について詳しく紹介します。

SNS動画マーケティングを取り巻く環境

スマートフォン普及の拡大と共に、SNS動画マーケティングがより重要視されるようになってきました。

NTTドコモモバイル社会研究所は、2022年1月にスマートフォン・ケータイ所有に関する動向調査を行っています。下記は全国15~79歳の男女を対象とした、ケータイ・スマートフォン所有者のうちのスマートフォン比率を表した図です。

出典:スマートフォン比率94%に:2010年は約4% ここ10年でいっきに普及 | NTTドコモモバイル社会研究所
同調査によると、2010年には4%程度であったスマートフォン所有比率が、2015年に5割、2019年に8割、2021人には9割を超え、2022年には94%まで増加していることがわかります。このことから、全国のほとんどの人々がケータイではなくスマートフォンを保有していることがわかります。

またスマートフォン所有比率は2010年から年々増加しており、今後ますますスマートフォンの比率が高まることが予想されます。このことから、SNS動画マーケティングがより重要といえます。

SNSを利用するユーザー数と動画対応の動向

先述したとおり、スマートフォンの所有率はうなぎ上りで高まっており、それに伴いSNSの利用ユーザー数も増えています。ICT総研は行った「2022年度SNS利用動向に関する調査」を行っており、下記の図は日本国内のSNS利用者数とSNS利用率を表した図です。

出典:2022年度SNS利用動向に関する調査

2022年末時点で日本国内のSNS利用者数は8,270万人を超え、SNS普及率は82%にのぼります。このSNS利用者数・普及率から分かるとおり、SNSの利用者は若年層だけでなく高齢層にも及んでいることがわかります。

またSNS利用者数は2017年の調査開始から年々増加しており、2024年末にはSNS利用者数は8,388万人、SNS普及率は83.2%まで増えると予想されます。つまりSNSの利用ユーザー数は、今後も増える傾向です。

現在、日本国内で利用されている主なSNSとして、Facebook・Twitter・Instagram・Tiktok・YouTube・LINEがあげられます。それぞれのSNSごとに特徴がありますが、共通点は動画投稿ができる点です。

たとえばInstagramではリールやストーリーズで動画コンテンツを、TwitterやLINEではタイムライン上に動画コンテンツを投稿できます。このように、各SNSが動画機能に力を入れていることも、SNS動画マーケティングを取り入れる企業が増える要因となっています。

SNS動画マーケティングが注目される理由

スマートフォンの普及もあり、SNSはこれまで以上に利用が身近な媒体になっています。そこで注目したいのがSNSの動画マーケティングです。ここでは、SNSを使った動画によるマーケティングが注目される理由について3つのポイントを説明します。

  • SNSでの動画視聴が主流になりつつある
  • テキストと一緒に投稿できる
  • 拡散性が高い

SNSでの動画視聴が主流になりつつある

サイバーエージェントが行なった2018年の国内動画広告市場調査によって、スマートフォン向けの動画広告が前年度比で143%と大きく成長していることがわかりました。これは動画広告市場全体の約8割を占める結果であり、決して無視できない規模となっています。今後も市場規模は引き続き拡大し、インフィード広告およびインストリーム広告を中心に成長することが予想されています。
一方、2018年は、動画化が進む各媒体の特性にマッチした広告商品やフォーマットの多様化が進展した年でもあります。スマートフォンでの動画視聴は縦型で行われることも多いので、フォーマットが多様化することはそれだけ動画広告がユーザーの目に止まる機会が増加する良い傾向といえます。

テキストと一緒に投稿できる

SNSに動画を投稿する際は、動画と一緒にテキストを添えることが可能です。つまり、動画視聴を促すメッセージや動画の内容を紹介する文章を表示させることで、動画を見てもらえる機会を増やすことができるのです。文章を読ませることは動画に対する理解を深めさせることも意味するので、テキストがあることで動画マーケティングの効果はより高まるのです。
一方、YouTubeの動画広告ではテキストを表示させることはできず、書きたいものがあれば動画内にテロップとして挿入する手法があります。しかし、無理にテロップを入れると映像の世界観が失われる可能性もあるので、注意が必要です。動画広告といえばYouTubeを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、このように一長一短があります。YouTubeでできないことが他のSNS媒体で可能なこともあるので、掲載媒体の特徴はしっかりと押さえることが大切です。

拡散性が高い

SNSの特徴といえば拡散性ではないでしょうか。SNS動画のすぐ下にはリツイートボタンやシェアボタンなどが表示されているため、基本的に拡散されやすい特徴を持っています。特に、話題性があったり、あるいはインパクトがあったりする動画は広まっていく可能性が高いので、場合によっては爆発的に人の目に触れることが期待できます。もしも「バズる」といえるところまで拡散されたら、認知度を高めるマーケティングにおいては成功と判断して間違いないでしょう。

主なSNS媒体の特徴

一概にSNSとはいっても、いくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
それぞれの特性を理解せずに施策を考えてしまうと、ターゲット層やニーズの違いから思うような成果に繋がらない企業も少なくありません。
そこで、現在主要なSNSの特徴やユーザーの傾向について説明します。

Facebook

原則として実名登録が推奨されているFacebookは、ユーザー数が約2,600万人で30~50代を中心とする利用者が多いのが特徴です。また、ビジネスに活用する目的での利用が多く、ユーザー属性として男性がやや多いのも特徴です。
世界の月間アクティブユーザーは約29億1,000万人いる点も押さえておきたいポイントです海外への訴求したいサービスがあれば、Facebookは良い選択肢のひとつといえるでしょう。
加えて、基本的に実名登録制かつリアルなつながりがベースのため、投稿される情報への信頼度が高いのも特徴です。友人や知人によってシェアされた情報は、ほかのSNSよりもインプレッションが高い上に、気に入った投稿に対して「いいね」をするとその投稿が友達にも通知される仕組みになっていることので、コンテンツが拡散されやすいのもポイントです。

Twitter

Twitterは国内のアクティブユーザー数が約4,500万人で、10代~50代と幅広い層が利用しており、平均年齢は36歳です。
Twitterは気に入った投稿に「リツイート」をすれば、自身のフォロワーに拡散できるので、「拡散性」が高いのが特徴です。
トレンドという話題のトピックをまとめた機能があり、その拡散性から大きな影響力を生み出せるので商品やサービスの認知を獲得しやすいSNSでもあります。
ただし、逆に拡散性の高さから炎上もしやすく、中にはネガティブな拡散もあるので注意が必要です。企業のネガティブキャンペーンにならないように、動画の見せ方には細心の注意を払うことが重要です。

Instagram

Instagramは画像をメインに投稿するSNSです。ユーザー数は約3,300万人で10~20代が半数という、若い世代に人気があるのが特徴です。さらに、ユーザーには女性が多いため、とりわけ若い女性をターゲットにした広告を打ちたいならこちらのSNSが適しています。Instagramは、視覚を通して感性に訴えることがしやすいプラットフォームで、言葉が通じない海外ユーザーへの訴求力も高い点が注目ポイントです。海外の月間アクティブユーザーは10億人程度とされており、こちらもインバウンド狙いに十分活用できます。
また「インスタ映え」という言葉に代表されるように、Instagramでは独自の世界観が大事な要素となります。商品やサービスだけでなくそのブランドの世界観やイメージを表現し視覚的に体験してもらうことがInstagramにおけるファン作りのポイントです。

Tiktok

Tiktokとは、15秒から60秒のショート動画をシェアできるSNSサービスです。中国企業のByteDance(バイトダンス)社が2016年にサービスを開始しています。
ガイアックスソーシャルメディアラボの記事によると、2023年3月のTiktokの国内アクティブユーザー数は1,700万人です。その半数以上は10代~20代の若年層ユーザーといわれています。そのため主に若者に向けたSNS動画マーケティングにおすすめです。
近年、Tiktokで投稿される動画のような尺の短い動画が注目を浴びています。「日経トレンディ」2021年12月号で「Tiktok売れ」という言葉が掲載されるほど、マーケティングにおいてTiktokが注目されています。

YouTube

YouTubeとは、オンラインで動画をシェアできるSNSサービスです。同じく動画投稿を中心としたTiktokと異なり「1分を超える」、いわゆるロング動画を投稿できます。
ガイアックスソーシャルメディアラボの記事によると、2023年3月のYouTubeの国内アクティブユーザー数は7,000万人です。また主なユーザー層は10代~50代までと、幅広い年代に見てもらえることが特徴。さらにYouTubeないで配信されている動画のジャンルは、エンタメやスポーツ、ゲーム実況など多岐にわたります。
このように、YouTubeはほかのSNSに比べて自由度が高い傾向にあります。またほかのSNSからYouTubeへユーザーを誘導し、改めて商品説明やプロモーションを行うことも可能です。

LINE

LINEは、スマートフォン・タブレット・パソコンなどで利用できるコミュニケーションアプリです。LINEアプリユーザー同士で、無料でメッセージや音声通話などのやり取りができます。
LINEには、LINE VOOMというショート動画が投稿できるプラットフォームがあります。LINE VOOMではLINEの友だち関係でなく、フォロー関係で動画が再生されるため、LINE公式アカウントからフォローへの誘導や、お気に入り欄にリール動画を投稿してフォローを獲得するという戦略が可能です。
LINEのトーク機能でも、個人間のやりとりやグループのやり取り上で動画の共有が可能です。ただし拡散力が低く新規顧客開拓などには向いていないため、LINEを利用してSNS動画マーケティングを行うなら、LINE VOOMの活用がおすすめです。

SNS動画マーケティングが優れている理由(メリット)

なぜ、SNS動画マーケティングが急速に注目されているのでしょうか。理由として、スマートフォンの普及やSNSユーザー数の増加のほかに、SNSマーケティングが持つ優れたメリットがあります。
ここではSNS動画マーケティングのメリット4つについて、詳しく解説します。

  • 伝えられる情報量が多い
  • 多くのユーザーに拡散がされやすい
  • 商品・サービス情報を詳細に伝えられる
  • 効果検証が手軽にできる

伝えられる情報量が多い

SNS動画マーケティングのメリット1つ目は、伝えられる情報量が多い点です。動画コンテンツは、静止画や文字のみのコンテンツに比べて多くの情報を一度に伝えることができます。
アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士の発表した研究によると、1分間の動画から伝わる情報量は文字に換算すると約180万語にも及ぶそうです。

これをWebページに換算すると約3,600ページにもなります。ユーザーにとって3,600ページを読むことは非常に大変ですが、1分間の動画であれば負担なく視聴できてしまいます。
さらに制作側にとっても、3,600のWebページを作成するより1分間の動画を制作するほうがコスト削減につながります。

多くのユーザーに拡散がされやすい

SNS動画マーケティングのメリット2つ目は、多くのユーザーに拡散されやすい点です。
多くのSNSは、拡散しやすいように設計されています。新規顧客獲得において多くの人の目に広告が留まることはとても重要なため、マーケティングにおいてSNSは非常に有力な手段といえます。
動画コンテンツは、静止画コンテンツに比べて拡散されやすいという特徴があります。特にTiktokを中心としたショート動画が流行っている今、短いながらもユーザーの心に響くような「バズる動画」が作成できれば一気に認知を広げられます。

商品・サービス情報を詳細に伝えられる

SNS動画マーケティングのメリット3つ目は、商品・サービス情報をより詳細にユーザーに伝えられる点です。
先述したとおり、動画1分間の情報量はWebサイトの3,600ページ分にも及びます。これだけの情報量の差があれば、短い動画内でも商品やサービス情報を詳細に伝えられることがわかります。
また企業側が動画に強弱をつけることで、商品やサービスの強み・アピールポイントを明確に示すことも可能です。また静止画や文字によるコンテンツに比べ、ユーザーが誤った受け取り方をする確率を減らせる点も動画コンテンツの魅力です。

効果検証が手軽にできる

SNS動画マーケティングのメリット4つ目は、効果検証が手軽にできる点です。マーケティング成功のためには、検証を繰り返し、より効果的なマーケティング施策にブラッシュアップしていくことが必須といえます。
動画コンテンツは、その他のコンテンツに比べて感度の高い効果検証を行いやすい点があげられます。ユーザーが動画を何秒再生した時点で離脱したか、再生数や詳細ページへの誘導率はどれくらいか、さまざまな観点から効果が検証が可能です。
動画コンテンツの効果検証を行うためにも、事前にKGI・KPIを設定しておく必要があります。KGI・KPIの設定の注意点や検証期間の設定に関しては「SNS動画マーケティングで失敗してしまう注意点」で詳しく解説します。

SNS動画マーケティングで気をつけるべき注意点(デメリット)

  • 制作に時間がかかる
  • コストがかかる

SNS動画マーケティングの有効性について解説しましたが、SNS動画マーケティングにも、いくつかのデメリットが存在します。

ここではSNS動画マーケティングにおいて、気をつけるべきデメリット2つについて詳しく解説します。メリット・デメリットをしっかり理解したうえで、SNS動画マーケティングをはじめるようにしましょう。

制作に時間がかかる

SNS動画マーケティングのデメリット1つ目は、制作に時間がかかる点です。一般的な動画作成の流れは「企画」→「シナリオ・コンテ作成」→「撮影」もしくは「素材制作」→「編集」→「音入れ」→「試写」→「配信」です。

プロモーション対象の商品・サービス内容によって多少流れは異なりますが、どちらにせよ多くのステップを踏む必要があることに変わりありません。場合によっては半年~1年ほど時間がかかることもあります。

しかし効果的なSNS動画マーケティングを行うならば、動画のクオリティにこだわるほかありません。大事なことは「ユーザーの心に響く動画を作成する」ことです。制作時間をかければクオリティの高い動画が完成することも確かなため、ある程度の時間的リソースを割く必要があります。

コストがかかる

SNS動画マーケティングのデメリット2つ目は、コストがかかる点です。静止画や文字コンテンツに比べ、動画コンテンツ作成のコストは高くなる傾向です。

動画作成でかかる費用のほとんどは人件費です。動画の種類によって異なりますが、動画の作成や編集のほか、プロデューサーやプランナー・モデルやスタイリストなどが必要です。ほかにも撮影機材や撮影場所の料金もかかります。

もちろんコスト節約のため、自社(もしくは自身)で行うこともできます。しかしノウハウがない中で、クオリティの高い動画を制作することは難しいかもしれません。クオリティの高い動画を制作するためにも、ある程度のコストを惜しまず、目的を達成するためには重要です。

SNS動画マーケティングの事例

ここでは、SNS動画マーケティングの活用事例を見ていきましょう。
動画制作サービスのCrevo(クレボ)の制作実績から、8つの事例を紹介します。

広告用動画 ゲーム「Identity V (アイデンティティⅤ)」


出典:Crevo制作実績

表現実写
費用レンジ300万円〜
長さ・尺30秒〜60秒

こちらはバレンタインの時期に合わせたストーリーで、軽快なBGMと動きのある映像はインパクトを視聴者にもたらします。セリフが一切ないことから、SNSに特有の広告動画のミュート設定であったとしても、内容が理解しやすい見せ方になっています。
導入部分から中盤まではストーリー仕立てになっており、最後にテロップでメッセージとゲームのタイトルが表示されるという構成にすることで、広告色を抑えた訴求を行っています。

ウェブ広告用動画「The Public stand(パブスタ)」


出典:Crevo制作実績

表現実写
費用レンジ100~299万円
長さ・尺15秒~30秒

株式会社セクションエイトは、飲食店の経営や企画・コンサルディングを行っている企業です。本動画では、利用シーンに応じてお酒を楽しめる場を提供する、株式会社セクションエイトのサービス「The Public stand(パブスタ)」を紹介しています。

動画は「パブスタ」をキーワードとして、サービスの認知拡大を目的として制作いたしました。あらゆる場面に「パブスタ」を登場させることで、ユーザーに「パブスタ」が日常の延長に楽しみであるイメージを持ってもらう狙いがあります。またユーザーが「パブスタ」に親近感をもってもらえるよう、見せ方にもこだわりました。

ウェブ広告向け動画「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」


出典:Crevo制作実績

表現実写
費用レンジ100~299万円
長さ・尺60秒~120秒

株式会社リンクアカデミーの展開する語学スクール「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」について動画内で紹介しています。カタカナ英語が多用されている日本に警鐘を鳴らすラップを通してサービスの認知拡大を図る、オリジナリティのある動画を制作いたしました。ラッパーのDOTAMA氏をキャストに迎えたところもポイントです。

本動画はテレビCMやウェブ広告としての活用を想定して制作いたしました。そのため最後までユーザーに視聴していただけるよう、歌詞に動きをつけライブ感あふれる映像に仕上げています。動画の最後に「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」と大きくサービス名を打ち出すことで、サービス名がしっかり訴求されるようこだわっています。

ウェブ広告用動画 動画配信サービス「dTV(ディーティービー)」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
費用レンジ100~299万円
長さ・尺30秒~60秒

エイベックス通信放送株式会社が運用する、NTTドコモ提供の動画配信サービス「dTV(ディーティービー)」について、動画内で紹介しています。本動画は「アニメ大好きOLあるある劇場」と題して、アニメを見逃してしまったと嘆くOLに対してもう1人のOLが「dTV」を紹介するストーリーとなっています。
会話劇でサービスを紹介することで、ユーザーにより興味を持ってもらえるようにいたしました。またキャラクターOLにすること、内容を「あるある」にすることで、20代~30代半ばの女性に共感をもってもらう狙いがあります。
なお同サービスの広告動画として、OL編のほか価格の手頃さを訴求したカップル編も制作しています。

SNS用プロモーション動画 スマホゲーム「荒野行動」(学校編)


出典:Crevo制作実績

表現実写
費用レンジ300万円以上
長さ・尺~15秒以内

中国のゲーム企業NetEase, Inc.が手がける、スマートフォン向けゲームアプリ「荒野行動」のSNS用広告としての活用を想定した動画を制作いたしました。学校を舞台として学生が戦うというインパクトのある映像で、ゲームの映像だけでは伝えきれない世界観を表現しました。また学生たちが「荒野行動」に夢中になっている姿を描くことで、静止画や文字列だけでは伝えられない臨場感を視覚的に訴求しています。
本動画はSNSでの広告を想定しているため、15秒と短い尺の仕上がりです。短い尺の中でもゲームの魅力が伝わるように「荒野行動」の面白さを凝縮した映像に仕上げております。

サービス紹介動画「backlog by Nulab」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
費用レンジ50~99万円
長さ・尺15秒~30秒

株式会社ヌーラボは「チームで働くすべての人に」をコンセプトに、チームのコラボレーションを促進して、仕事が楽しくなるようなサービスを開発する会社です。そんな株式会社ヌーラボのプロジェクト・タスク管理ツールである「backlog by Nulab」のサービス紹介用動画を制作いたしました。
本動画はYoutube/SNS動画広告に出稿し、認知の拡大を狙うものです。YouTubeバンパー広告に使用できるよう、あえて短尺で制作しています。短いながらも分かりやすく、またサービス名がユーザーに認知される狙いがあります。

SNS広告動画「favo」


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
費用レンジ50~99万円
長さ・尺30秒~60秒

株式会社10は、マーケティングリサーチコンサルティング事業をメインに、複数事業を連携する形でシナジーを活かしたビジネスをおこなっています。そんな株式会社10が展開するSNSアプリ「favo」は、好きをシェアすることで繋がれるアプリケーションです。
本動画では「favo」のテーマを伝えるために、多種多様な好きで繋がることができることを、アプリケーションの実際の画面を交えつつ紹介するように制作いたしました。
また、本動画はSNSの広告動画を想定しています。短尺ながらも、アプリの概要やアプリ名がユーザーにしっかりと認知されるように意識しております。

ブランディング動画 タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」昔話篇


出典:Crevo制作実績

表現アニメーション
費用レンジ100~299万円
長さ・尺30秒~60秒

DiDiモビリティジャパン株式会社の提供するサービス「DiDi(ディディ)」は、タクシーに「乗りたい」と「乗せたい」をマッチングさせるアプリケーションです。「DiDi」を利用することで、今までにない移動体験をかなえられます。
本動画はyoutube広告・タクシー広告・SNS広告での利用を想定して制作いたしました。内容は昔話の主人公が「DiDi」を利用する、ユーモアのある親しみやすいストーリーとなっています。Crevoの強みであるアニメーションを活かしながら「DiDi」のイラストトンマナを踏襲している点が、本動画のポイントです。
本動画の他にも、シンデレラやウサギと亀といった、昔話のキャラクターを使用した動画を複数パターン制作いたしました。

SNS動画マーケティングで失敗しないための注意点

情報量の多さや拡散力の高さから、マーケティングにおいて有効なSNS動画マーケティング。しかしながらそんなSNS動画マーケティング、必ずしもうまくいくとは限りません。
ここではSNS動画マーケティングで失敗してしまわないために、注意すべき点を3つ紹介します。注意点をおさえたうえで、SNS動画マーケティング施策を行うようにしましょう。

  • KGI・KPIの設定が出来ていない
  • 計画性のない動画制作をしてしまう
  • 検証期間が短期的にしか行えていない

KGI・KPIの設定が出来ていない

SNS動画マーケティングにおける注意点1つ目は、KGI・KPIの設定をしていないことです。SNS動画を配信する前に、適切なKPI・KGIを設定することが重要です。
KPI・KGIともに、マーケティングの効果を測るための重要な数値です。組織や企業が達成すべき最終的な大きな目標をKGI、KGIを達成するための中間目標をKPIと呼びます。
ただ単にマーケティング施策を打ち出しただけでは施策が成功したのか、失敗したならどこを改善すればいいのかがわかりません。全てのマーケティング施策において重要なことは目標やゴールを設定し、それに向かってトライアンドエラーを繰り返すことです。
また目標やゴールは、明確に示さなければ意味がありません。数値を明確にすることで、マーケティングチーム内での目標の共有や目標と実績を比べ達成できたかどうか客観的に評価できるためです。そのためKPI・KGIには具体的な数値を設定するようにしましょう。また期間もしっかり定めることで、より良い効果検証が可能です。

計画性のない動画制作をしてしまう

SNS動画マーケティングにおける注意点2つ目は、計画性のない動画制作をしてしまうことです。今すぐにSNS動画を利用したマーケティングを行いたい、そう思ってとりあえず動画を作って失敗するパターンも多くあります。
SNS動画マーケティングにおいて、目的に応じた適切な動画を作ることは必須です。やみくもに作った動画では、時間やお金を浪費するだけの結果となる確率が高まってしまいます。
SNSを楽しみたいユーザーにとって、SNS広告は歓迎されるようなものではありません。そんなユーザーが違和感なく視聴できるような動画を作る必要があります。そのためにも市場調査やユーザーの心に響くような企画など、時間をかけて計画的に動画の制作が大切です。

検証期間が短期的にしか行えていない

SNS動画マーケティングにおける注意点3つ目は、検証機関が短期的にか行えていないことです。SNS動画マーケティングに限らず、マーケティングを成功させるには実行→検証→改善を繰り返し、より良い施策を打ち出す必要があります。この検証期間を短期的に設定し、実際に成果が出る前に辞めてしまうケースは多いです。
動画広告は静止画広告に比べ、効果がでるまで時間がかかる傾向にあります。たとえばクリック数を比較した場合、動画広告は静止画広告に比べ少なくなりがちです。そのため動画広告を1回だけ配信し、検証したからといって結果を測定することは難しいといえます。こういった理由から、SNS動画マーケティングでは長めの検証機関を設けることが必要です。

SNS動画を制作する際の効果的な4つのポイント
ここではSNS動画を制作する際に抑えるべき、効果的なポイントを4つ紹介します。

  • サムネイルに力を入れる
  • ユーザー層に合わせた内容にする
  • ストーリー性を持たせる
  • テロップやナレーションを活用する

マーケティング施策によって制作すべきSNS動画は異なりますが、おさえるべきポイントには共通点があります。
ポイントを活かして動画制作に活かしてみてください。

サムネイルに力を入れる

SNS動画を制作する際のポイント1つ目は、動画のサムネイルに力を入れることです。サムネイルとは、動画サイトを利用する際に表示される動画の見本となる静止画を指します。
目を引くようなサムネイルを作れば、ユーザーの興味を引くことができません。動画の中身を確認しなくても、サムネイルで見たときにその内容が一瞬で分かるようなものにすることが必要です。
サムネイルは小さな画像です。小さな画像ながらインパクトを持たせるためにも、動画制作会社へ依頼してみることもひとつの手段です。

ユーザー層に合わせた内容にする

SNS動画を制作する際のポイント2つ目は、動画のユーザー層に合わせた動画内容にすることです。
先述したとおり、SNSごとにユーザー層が異なります。たとえば10代~20代前半向けの美容広告を若者が比較的少ないFacebookで配信しても、高い広告効果は得られないかもしれません。そういった美容広告は、美容系に関心のあるユーザーが比較的多いInstagramや、若年層が多いTikTokのほうが向いている傾向です。
ユーザーに合わせて、動画の内容やテイストを変えることも重要です。

ストーリー性を持たせる

SNS動画を制作する際のポイント3つ目は、動画にストーリー性を持たせることです。SNS動画の成功の鍵は、ユーザーの記憶に残る動画を制作することです。
ユーザーの記憶に残る動画を制作するポイントは、ストーリー性を持たせることです。起承転結で構成することで「続きがみたい」とユーザーに考えて貰える可能性が高まります。
専門家の意見も取り入れ、ユーザーに共感を持ってもらえるような動画を制作することを心がけましょう。

テロップやナレーションを活用する

SNS動画を制作する際のポイント4つ目は、テロップやナレーションを効果的に活用することです。どれだけいい内容であっても、ユーザーに視聴してもらえなければ意味がありません。
テロップやナレーションを活用して、より見やすい動画にブラッシュアップする必要があります。
闇雲にテロップやナレーションを入れても意味がありません。自作のものと比べ動画制作会社に依頼することで、効果を最大限に期待することができます。

まとめ

SNS動画マーケティングとは、SNS上の動画を活用したマーケティングです。SNS動画マーケティングはスマートフォンの普及の拡大やSNSユーザーの増加から、現在、注目を集めています。

SNS動画マーケティングは、伝えられる情報量の多さや密度・拡散力の高さ・効果検証が容易なことがメリットです。そんなSNS動画マーケティングを効果的に行うポイントとして「サムネイルに力をいれる」「ストーリー性を持たせる」などがあげられます。

ノウハウがない状態で、効果的な動画制作をすることは難しい場合があります。高い効果のあるマーケティングを行うためにも、動画制作会社に相談してみてはいかがでしょうか。

執筆者

VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。 2,000社10,000件という業界トップクラスの動画制作実績を持つ「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

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