機内安全ビデオで「魅せる」企業ブランディング

飛行機
こんにちは!VIDEO SQUARE編集長です。
7月に突入し世間的には夏休みが、そして1ヶ月後には令和時代最初のお盆休みがやってきます。9月には2週間連続で3連休もあり、旅行に行く機会に恵まれる方も多いかもしれません。そして、旅先までの移動手段として飛行機に乗ることもあるかと思います。
今回は、そんな飛行機に乗った時に必ず機内で流れる「機内安全ビデオ」に焦点を当てます。

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機内安全ビデオの特徴

飛行機に乗ると、離陸の前に必ず流れるのが「機内安全ビデオ」です。シートベルトの締め方から緊急時の脱出方法まで幅広く機内で安全に過ごすための説明動画となっています。ここでは、機内安全ビデオの特徴について解説します。

注目を浴びやすい環境

離陸前はスマートフォンやパソコンなどの電子機器の利用が制限されるため、乗客は自然と機内のスクリーンに注目しやすい環境となっています。スマートフォンで動画視聴時に流れる動画広告とは異なり、視聴者の意思ではスキップできないため環境としては映画の上映前に流れるシネアドにも似ているといえます。

差別化が難しいコンテンツ

機内安全ビデオでは、機内で安全に過ごすためのルールや緊急時の対応が盛り込まれた内容になっています。基本的には、どの航空会社も基本的には同じ内容となっているため、コンテンツを差別化することは難しいという特徴があります。しかしながら、この特徴は見せ方やストーリー次第では企業ブランディングやブランド認知にも活用できるという側面をもっています。

飽きない工夫

命の危険にも直面する可能性のある飛行機だからこそいかに乗客に最後まで機内安全ビデオを飽きずに見てもらうか、航空会社は工夫を凝らしています。ビデオの中のポイントとなる部分をどのように訴求するかが航空会社でも腕の見せ所になっています。

機内安全ビデオ事例紹介

ここでは、実際の国内外の航空会社の機内安全ビデオをご紹介します。

ニュージーランド航空

出典:AirNZJP

映画「ホビット」の三部作の最終編「ホビット 決戦のゆくえ」の公開にちなんで制作された「壮大すぎる機内安全ビデオ」です。各航空会社でユニークな機内安全ビデオが制作されるきっかけとなった動画です。「ホビット」がニュージーランドで撮影されていたこともあり、実際の撮影現場を舞台にストーリーは進んでいきます。ニュージーランドの豊かな自然が印象的な映像になっています。
この他にも、ニュージーランド航空は数多くのユニークな機内安全ビデオを制作しており、「面白いことをやっている会社」という立ち位置を航空会社業界の中で確立しています。

ANA

出典:ANA Global Channel

日本らしさが全面で表現されているANAの機内安全ビデオです。日本の伝統芸能である歌舞伎が題材となっています。歌舞伎役者の所作が美しいからこそ映えるマナー紹介や動画のテイストに合わせたレトロ調のアニメーションで独自の世界観を作り上げています。日本の文化的要素を盛り込むことで、ANAのおもてなしが垣間見られる映像になっています。

スターフライヤー

出典:スターフライヤー(SFJ)

LCC(格安航空会社)の中でもハイクオリティなサービスを提供するスターフライヤーのセイフティビデオです。スターフライヤーの化身であるスターフライヤーマンが案内役を務めています。漆黒の機体をもつスターフライヤーに合わせて、スターフライヤーのキーワードである「スマート ラグジュアリー」の知的で洗練された贅沢感が映像で体現されています。

シンガポール航空

出典:Singapore Airlines

シンガポールの魅力がつまったシンガポール航空の機内安全ビデオです。日常シーンと安全手順を融合させることで、乗客が飽きないような工夫がなされています。映画のワンシーンのようなお洒落なテイストで、シンガポール航空の象徴であるバティック柄のサロンケバヤに身を包んだ客室乗務員の「シンガポール・ガール」が案内役となっています。映像美にこだわったシンガポール航空渾身の映像となっています。

ユナイテッド航空

出典:United

アメリカ国内210の都市および世界120の都市に就航し、世界中を網羅しているユナイテッド航空ならではの機内安全ビデオです。リオのカーニバルやオーロラの空下やカラフルなホーリー祭りなど世界中の観光地が舞台となっています。世界中に行くことができるユナイテッド航空のダイナミックさが伝わる映像となっています。
また、あえて撮影場所と飛行機内の環境のギャップを作ることで、映像のコンテンツが際立つような斬新な見せ方になっています。

見せ方にもこだわりを

今回は、機内安全ビデオを通して、各航空会社の企業ブランディングを見つめました。冊子の安全のしおりでは伝えきれない各社の魅力が動画で表現されており、「魅せる」企業ブランディングにつながっているといえるのではないでしょうか。差別化が難しいコンテンツでも動画の見せ方次第で視聴者への印象は大きく変わってきます。動画制作をご検討の際は、見せ方にもこだわってみてください。

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