「BOVA2020」受賞作品ついに発表!グランプリ他ご紹介
更新日2024年06月14日
公開日2020年04月28日
こんにちは!VIDEO SQUARE編集長です。
本日、第7回BOVAの受賞作品が発表されました!今回の記事では、グランプリを含め、受賞作品の一部をご紹介します。
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2024/11/2812:00-13:00
BOVAとは
「BOVA」は「Brain Online Video Award」の略で、広告・クリエイティブの専門誌「ブレーン」が2013年より実施しているオンライン動画に特化したコンテストです。VIDEO SQUAREを運営するCrevoもメディアパートナーとして参画しております!
7回目の開催を迎える今回は過去最多の610作品の応募がありました。コンテストは2つの部門にわかれており、協賛企業の出した課題に対して解決策を提示する「一般公募部門」と2019年の間に公開された全オンライン動画を対象とする「広告主部門」が設けられています。
一般公募部門
一般公募部門では、401作品もの応募がありました。
そんな中、グランプリを受賞したのが楽天株式会社の課題「どうしても旅行にいきたくなる動画」に向きあった「走馬灯オーディション」です。
一般公募部門グランプリ「走馬灯オーディション」
出典:BOVA
祖母が人生最後に見る走馬灯への出演権を獲得した人を発表するという非日常的なシーンから始まります。今まで祖母と過ごした時間を「オーディションの審査時間」として表現し、孫は自分が出演できるのかを緊張の面持ちで結果を待ちます。出演権を獲得した人たちにはある共通点がありました。それは「祖母と過ごした時間」でした。その時間は特別な記憶として祖母の中に刻まれていたのです。その事実を知った主人公はある行動に出るのです。
「どうしても旅行にいきたくなる」その大きな理由に納得です。
スタッフ:内山奈月(博報堂)、福田眞心(太陽企画)他
一般公募部門準グランプリ「I am ME」
出典:BOVA
株式会社エポック社の『「シルバニアファミリー」 から得られる、感情や経験が伝わる動画』に向き合った「I am ME」が準グランプリに選ばれました。
自分に自信を持てないショコラウサギの女の子が主人公です。人間と同じような悩みを持ちながら、少しずつ変わっていく様子が描かれています。ポップな歌にのせて、ストーリーが進んでいき、シルバニアファミリーの優しい世界が見事に表現されています。
ところどころでシルバニアファミリーの人形たちを動かす人間の手が入り込むことで、現実世界とシルバニアファミリーたちの世界が親和性をもち、よりリアルにシルバニアファミリーたちに感情移入することができます。
スタッフ:真子千絵美(電通)、 佐藤恵美(電通クリエーティブ X)
広告主部門
広告主部門では、209作品の応募がありました。
そんな中、トヨタモビリティパーツ株式会社が手がけるカーメンテナンスとカー用品を提供する「ジェームス」の『連続 10 秒ドラマ「愛の停止線」第8話〜第28話』がグランプリを受賞しました。
広告主部門グランプリ『連続 10 秒ドラマ「愛の停止線」第8話〜第28話』
出典:カー用品のジェームス
本動画は、第8話の「鳴り響く叫び」です。夜の車内で部長と耳あてをつけた美女がシリアスな会話をするシーンから始まります。すると突然、沙世と呼ばれる女性が現れ、ホーンの音色が響くシュールなストーリーです。
「ジェームス」の連続10秒ドラマシリーズは、総再生回数が1,000万回を突破しており、話題となっています。10秒という短尺にドラマがつまっており、ついつい次のシリーズが見たくなる中毒性があります。
広告主部門準グランプリ「森ビル ブランドムービー|DESIGNING TOKYO」
出典:森ビル株式会社
準グランプリは、森ビル株式会社の「森ビル ブランドムービー|DESIGNING TOKYO」が選ばれました。
60年に渡って東京の街づくりに貢献してきた森ビルの変遷をその当時を象徴する建物や当時のトレンドファッションに身を包んだ人々を通して描いています。
これからも、「まだどこにもない東京」を作り上げていく森ビルのダイナミックな展望にワクワク感が高まる1本です!
広告主部門審査員特別賞「100 YEARS TRAIN|相鉄都心直通記念ムービー」
出典:相鉄グループ公式
特別審査員賞には、3作品が選出され、VIDEO SQUARE内でも過去にご紹介した「100 YEARS TRAIN|相鉄都心直通記念ムービー」もそのひとつに選ばれました!
相鉄線とJR線の直通運転が始まることを記念し、相鉄ホールディングス株式会社が制作しました。本動画では、大正から令和までの4つの時代が描かれており、相鉄線の100年の長い歴史が感じられる1本となっています。準グランプリを受賞した「森ビル ブランドムービー|DESIGNING TOKYO」とは一味違う形で時代の遷移を表現しているので、ぜひ見比べてみてください。
幅広いテイストの動画が受賞
いかがでしたでしょうか?じーんとくるドラマチックな動画からシュールな短編動画シリーズまで幅広いテイストの受賞作品が楽しめたのではないでしょうか。BOVAの公式サイトでは、本記事では紹介しきれなかった受賞作品も紹介しています。ぜひ、ご覧になってください。
参考サイト
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