今年も募集開始!第6回「BOVA」イチオシ受賞動画作品

BOVA

こんにちは!VIDEO SQUARE編集長です。
10月に入り、すっかり秋ですね。「◯◯の秋」といえば、どんな秋が思いつきますか?「芸術の秋」が思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。そんな「芸術の秋」に先がけて、2019年10月1日(火)に動画コンテスト「BOVA」の第7回サイトがオープンしました。

今回の記事では、前回開催された動画コンテスト第6回「BOVA」の過去受賞動画作品を一部ご紹介したいと思います!

「BOVA」とは

「BOVA」は「Brain Online Video Award」の略で、映像制作業界の活性化とこれからの時代を担うオンラインビデオクリエイターの発掘と育成を目指し、広告・クリエイティブの専門誌「ブレーン」が2013年より実施しているオンライン動画に特化したコンテストです。今年は、VIDEO SQUAREを運営するCrevoもメディアパートナーとして参画させていただきます!

本コンテストは一般公募部門と広告主部門の2部門にわかれており、今回は一般公募部門にスポットをあてました。一般公募部門では、個人またはグループを対象にしており、協賛企業14社から出された課題に対して、解決策となる3分以内の動画を募集した部門となります。

3つの審査基準

BOVAでは、以下の3つの審査基準をもとに審査が行われています。

・拡散される動画か
・新しさがあるか
・課題解決になっているか

この3つのポイントは、オンライン動画を制作するうえで非常に重要なポイントとなります。オンライン動画のメリットとして、SNSなどで個人ユーザーを通して広く拡散されやすいという面があります。また、その拡散をきっかけにメディアで取り上げられ、さらに話題になるというケースも少なくありません。

また、拡散されやすい動画として、「新しさがあるか」というポイントは重要となります。ついつい見てしまう動画には、他の動画とは一味違うオリジナリティがあり、見た時に新しさを感じることがあります。

BOVAの一般公募部門では、協賛企業が課題を提示し、その課題に対して動画を通して解決策を表現するというコンテストであるため、最後のポイントである「課題解決になっているか」という面も評価のポイントとなっています。

筆者イチオシ第6回「BOVA」過去動画紹介

ここからは、実際に第6回「BOVA」で高評価を得た受賞動画から筆者の独断と偏見によるイチオシの動画を5本紹介します。

「結婚できないひと」

出典:BOVA

第6回のコンテストのグランプリの「結婚できないひと」です。

ウェディングドレスショップの運営する「株式会社渕上ファインズ(Dress the Life)」が掲げた「どうしてもウェディングドレスを着たくなる動画」という課題内容をもとに制作されました。

婚姻するカップルの約3割は結婚式を実施しないというデータがあります(※株式会社渕上ファインズ(Dress the Life)調べ)。しかし、結婚式をしなくてもウェディングドレスを着たいというニーズは存在していて、そのシーンも年々多様化していることで既存の考え方にとらわれない新しい視点での提案を企業側は求めていました。

本動画は、「好きになった相手は、結婚できない人だった」というセリフから始まり、視聴者をグッとひきつけています。ドキュメンタリー風のストーリー仕立てになっていて、最後の「一生を支える、一着を。」というコピーが課題内容にそっと寄り添う答えになっています。

スタッフ:田端都望(電通)、八鍬研(大日)、ヤングポール 他
出典:オンライン動画コンテスト「BOVA」一般公募部門 課題詳細  渕上ファインズ(Dress the Life)

「羊たちの抵抗」

出典:BOVA

第6回の審査員特別賞を受賞した「羊たちの抵抗」です。筆者が特にイチオシの1本です!

寝具ブランド「株式会社フラグスポート(マニフレックス)」が掲げた「寝るのが楽しみになる動画」という課題内容をもとに制作されました。

テレビや雑誌で紹介されるなど昨今、睡眠に対する関心が高まっているものの、一方で寝具の選択肢が多すぎて「どのような寝具を選んだら良いのか?」と困惑している方が多い現状があります。そこで、おざなりになってしまいがちな寝具選びですが、動画を見ることでより快適に寝たいと思ってもらい、「いい寝具=マニフェレックス」と想起できることを企業側は求めていました。

本動画は、シンプルに「寝るのが楽しみになる動画」という課題に真正面から向き合った動画であるという印象が強かったです。睡眠を考えた時に一緒に連想されやすい羊に着目しています。寝心地がいい寝具の場合、羊たちはどうなるのかという斬新な視点を取り入れた1本です。「羊を一匹たりとも数えさせない寝心地。」という秀逸なキャッチコピーが光っています。

スタッフ:森昭太(電通関西支社)、徳井伸哉(電通テック)、渋江修平 他
出典:オンライン動画コンテスト「BOVA」一般公募部門 課題詳細  フラグスポート(マニフレックス)

「タイムライントラベル」

出典:BOVA

第6回の協賛企業賞とファイナリストをダブル受賞した「タイムライントラベル」です。

自動車部品サプライヤー「株式会社デンソー」が掲げた『「移動」「モビリティ」を通して人を笑顔にする動画』という課題内容をもとに制作されました。「移動する」「モビリティ」という体験が人を笑顔にするとことを伝えたいという企業側の想いがありました。

本動画は、性別・国籍問わず20代前後の若年層がターゲットであることを存分に生かし、移動の楽しさをターゲットと馴染みのある「オンラインビデオ」ならではの見せ方を通して表現しています。5時の予定に向けて全力疾走するサラリーマンが主人公です。世の中にない移動を描くことで、未来の移動に思いを馳せたくなるハートウォーミングな1本です。

スタッフ:山本修(電通)、金澤善風(電通クリエーティブX) 他
出典:オンライン動画コンテスト「BOVA」一般公募部門 課題詳細  デンソー

「スマート乗換戦士 仮面ジョルダン」

出典:BOVA

第6回のの準グランプリ/協賛企業賞のダブル受賞を果たした「スマート乗換戦士 仮面ジョルダン」です。

ソフトウェア開発企業「ジョルダン株式会社」が掲げた『「乗換案内」アプリを使った「便利でスマートなライフスタイル」が伝わる動画』という課題内容をもとに制作されました。人々の「移動」に関わるライフスタイルを変えてきた乗換案内に焦点を当て、現在と未来の「便利でスマートなライフスタイル」を伝えたいという企業側の想いがありました。さきほど紹介した動画「タイムライントラベル」とは異なる「移動」を軸にした動画となっています。

本動画では、あえてレトロな特撮ヒーロー物のテイストにすることで、逆に新しいと感じる見せ方になっています。仮面ライダーが人質を「乗換案内」アプリで助けに行くという斬新なストーリーになっています。いつもぎりぎりで登場しがちなヒーローは「乗換案内」アプリは活用したらどうなるのか、最後まで視聴者を引きつける工夫がなされています。

スタッフ:前川達哉(Creative Hub Swimmy) 他
出典:オンライン動画コンテスト「BOVA」一般公募部門 課題詳細  ジョルダン

「JUICE PAINT GRAFFITI」

出典:BOVA

第6回の審査員特別賞を受賞した「JUICE PAINT GRAFFITI」です。

筆記具・宝飾品製造メーカー「株式会社パイロットコーポレーション」が掲げた『水性顔料マーカー「ジュースペイント」を使って、カラフルで楽しい世界を表現した動画』という課題内容をもとに制作されました。商品特性を生かして、「水性顔料マーカーって、こんな使い方があるのか!」という気づきを与えられるような、カラフルで楽しい世界をジュースペイントで表現したいという企業側の想いがありました。

本動画では、ストップモーション(コマドリ動画)を活用し、「ジュースペイント」で日常風景に落書きをし、カラフルな世界が描かれています。この動画をマネして、「ジュースペイント」を使ったSNS動画が拡がることも期待できそうです!

スタッフ:城尾裕介(スパイス) 他
出典:オンライン動画コンテスト「BOVA」一般公募部門 課題詳細  パイロットコーポレーション

拡散される動画になるにはストーリーを

協賛企業の課題として、拡散される動画を作りたいという要望が共通していました。そんな要望に応えた第6回過去受賞動画の中から筆者のイチオシ5動画を紹介させていただきました。それぞれ独自の考え抜かれたストーリーが印象的でした。

すでに、第7回「BOVA」の広告主部門の応募受付は開始されており、2019年11月1日(金)から一般公募部門の募集が始まります。

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参考サイト

宣伝会議|ブレーン オンライン動画コンテスト「BOVA」

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUARE編集部
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