成果をあげる動画を制作するための情報整理を3STEPで解説!
更新日2024年06月10日
公開日2020年10月27日
今、多くの企業が様々な用途で動画活用に目を向け始めています。
動画が注目されている一番の理由は、その圧倒的な情報量と優れた訴求力。 映像や音を通した表現力を使えば、短い時間でストレスを感じさせずに視聴者に情報を届けることが可能です。
しかし、ただ制作すれば良いというわけではありません。効果を上げる動画を制作するためには、動画を制作するための目的を明確にしておくことが非常に重要です。
この記事では、視聴者へ伝えたい情報を動画に落とし込むために、制作前に整理しておくと良いポイントを解説しています。
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日時
2024/11/2812:00-13:00
動画制作のプロセスとオリエンシートの役割
多くの企業が動画を活用していますが、より成果をあげている動画は、制作前に情報を整理し、目的や課題を明確にして、基本に忠実に設計し制作された動画であると言えます。
通常、動画制作は以下のようなプロセスで行われます。
事前ヒアリングの際に使用されるのがオリエンシートです。
オリエンシートとは、誰に対して、何の媒体で、どのようなメッセージを、いつ伝えたいのか、などの動画の構成を考える上で欠かせない情報を整理し、まとめた資料のことを指します。
クリエイターは、このシートに記載されている内容に基づいて、最適な企画やストーリー、構成要素やクリエイティブの方針を決定していきます。
そのため、事前にオリエンシートを準備しておくことで、動画制作に必要な情報を漏れなく可視化し、よりスムーズに動画制作を行うことができます。
動画制作のための情報整理3つのステップ — STEP1 基本的な情報の整理 5W2H
まずは、動画制作の基礎となる要素を整理するために、以下の5W2Hについてを社内で洗い出しておくと良いでしょう。
Why なぜ動画を制作したいのか?
課題や目的を明確に。既存のプロモーションやマーケティング施策の結果が動画制作の背景であれば、その結果も合わせて記入しましょう。
Who ターゲットは誰?
年齢、性別、職業、社会的地位、どのような嗜好のある人、どのような行動をとる人なのかなど、具体的に。
What 何を?
動画で紹介したい商品、サービス、事業など。ウェブサイトや資料があれば合わせて準備しましょう。
When いつから?いつまで?
予定されているキャンペーンなどがあれば、その開始時期を具体的に記載しましょう。また、制作した動画をどれくらいの期間使いたいのか、についても要望があれば補足しておきましょう。
Where どこで?
使用する媒体や配信手段を具体的に。可能性のある媒体は全て洗い出しましょう。
How many? いくつ作りたいのか?
制作したい動画が複数本ある場合は、本数とその理由。
How much? 予算は?
動画制作は、予算に応じて提案できる企画や構成が変わってきます。上限金額を確認しておきましょう。
動画制作のための情報整理3つのステップ — STEP2 表現のための情報の整理
次に、表現に関する情報や、制約を洗い出します。
参考にしたいイメージ・希望する表現
参考にしたい動画や写真、イラストなど。なぜそのイメージが良いのか、その理由も合わせて記入しましょう。
ナレーションやテロップの有無、実写なのかアニメーションなのか、盛り込みたい表現やキャッチフレーズなどがないかどうか。それぞれの希望についての背景も補足しておきましょう。
自社で提供する資料・素材
自社ロゴの使用規程やブランドガイドラインなどを確認しておきましょう。連携する他社サービスのロゴやサービス名称なども動画内に組み入れたいのであれば、使用許可を得ておくとスムーズです。
また、サービスのUIのスクリーンショット、説明資料のパワーポイント、写真、以前に撮影した動画など、自社で提供可能な素材を確認しておきましょう。
動画制作のための情報整理3つのステップ — STEP3 優先順位付け
最後に、全ての希望が満たせない場合に備えて優先順位を付けていきます。
優先順位付けの例
・利用日が決まっているので納期は絶対に譲れない。そのため、アニメーションを希望していたが、2ヶ月は待てないので実写でも可。
・予算は上限が決まっている。○月○日の就活イベントに間に合わせたいので納期も譲れない。内容、クオリティは譲歩可能。
製品の紹介は、一からアニメーションで制作したいが、予算や納期が合わないのであれば既存のものを使用するでも可。
・社員インタビューは5名分入れたいが、予算が合わないなら3名まで譲歩できる。
3名は、社長、エンジニア、営業。今回はエンジニアと営業職採用なので、この3名は入れたい。
まとめ
本来の目的や課題を明確化せずに動画を制作してしまうと、動画を制作すること自体が目的になってしまいがち。達成したいゴールとは、動画を制作することそのものではないはずです。
正しく情報整理をすることで、目的に合わせた魅力的な動画を制作し、動画活用を成功させましょう。
動画制作サービスのCrevo
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