シネマグラフとは?活用事例と制作する際のポイントをご紹介

シネマグラフ

ウェブサイトを閲覧しているときに、「あれ?」と見入ってしまったという経験はありませんか。一見すると写真のように見える画像で、その一部だけが動画のように動く映像に注目してしまうことがあります。この映像はシネマグラフと呼ばれています。シネマグラフは、インパクトのあるクリエイティブとしてマーケティング担当者の間で話題となっています。この記事ではシネマグラフをマーケティングに活用するメリットと制作する際の注意点について紹介します。

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シネマグラフとは

シネマグラフとは、動画がベースになっています。動画の一部のみを動かし、それ以外の部分はすべて動かさないというアニメーションです。一見すると単なる写真にしか見えないものが、そのフレームの中で1カ所だけ動いているとしたらどうでしょう。当然のことながらその箇所に視線が動きます。シネマグラフをウェブサイトの素材として使うことで、印象深いイメージを与えることができ注目を高めることができます。

ウェブサイトで近年見る機会が増えている動画ですが、読み込むのに時間がかかるというデメリットがあります。シネマグラフは一部のみが動くため、全編動画のものと比較すると、使いやすい人気の高い手法です。

シネマグラフをマーケティングに活用するメリット

シネマグラフをマーケティングに活用するメリットは、どこにあるのでしょうか。一般の動画や静止画では出せないシネマグラフならではのメリットを紹介します。

見た人をひきつける

人は動かないものには注意を向けませんが、少しでも動くものは気になってしまいそちらへ目を向ける傾向があります。そして、その後何かしらの動きがあるのではと思い、目が離せなくなります。たとえ同じような動きを繰り返していたとしても、動くものは気になります。

シネマグラフは、人のこのような心理をついています。ウェブサイトという静止したフレームの中で、少しでも動きのある箇所があれば、そこへ目を向けてしまう傾向にあります。動きがあるということが、人をひきつけます。

企業側が見てほしい箇所でシネマグラフを採用すると、そこへ目線がいき、その結果ウェブサイト内で気になる情報を得たり、企業が見てほしい情報へとアクセスできたりという結果が期待できます。

伝えたいことをさりげなくアピールできる

動画だけでウェブサイトをデザインすると、動画をひたすら見てもらうということになります。すべてを見てもらってはじめていいたいことがしっかりと伝わります。ですが、実際には動画そのものよりも、見てもらいたいコンテンツがあることも多々あるのですが、動画に気をとられコンテンツを見過ごすこともあります。また、動画自体をしっかりと見てもらうための工夫も必要になります。

では、シネマグラフはどうでしょう。シネマグラフの場合は、画像の一部しか動きません。その部分に目を向けるきっかけにはなりますが、コンテンツを見過ごすほどに凝視するわけではありません。シネマグラフは、コンテンツへのさりげない誘導に貢献します。

低コストで制作できる

静止画ではインパクトに欠ける一方、動画を作ろうとするとコストがかさみます。これは、マーケティング担当者がもつ大きな悩みの一つです。動画は、長時間の撮影や音声・字幕などの入れ込み、全体の編集作業など時間とコストがかかってしまいます。

シネマグラフは、ほとんど静止画になっているところに動画を組み込みますので、制作に大きな手間がかからず、コストも抑えることができます。静止画だけでは物足りないグラフィックも、シネマグラフを入れ込むことで印象が強くなり、メッセージを伝えやすくなります。

シネマグラフの制作をプロに依頼する際のポイント

シネマグラフは専用のアプリなどを用いて自分で制作することもできますが、プロに依頼することによって、より印象的な映像に仕上げることができます。では、プロに依頼するときには、どのようなポイントを押さえておく必要があるのでしょうか。3つのポイントを抑えることで思い描いたシネマグラフを依頼することができます。

クオリティの高い素材を選ぶ

シネマグラフを制作する際に最も重要といわれているのが利用する素材です。シネマグラフの基本は静止画です。そのため、静止画のクオリティが直接シネマグラフのクオリティに影響を与えます。素材選びをする場合は、静止画の状態で画質がよく、テーマに合った素材であることにこだわります。動いている一部を除いて静止画が全面的に出てくるからです。印象的なシネマグラフは、静止画のままでも印象的で高いクオリティをもつ素材から生まれます。写真としても十分に活用できる素材選びをすることがシネマグラフの品質を上げる重要なポイントです。

わかりやすさを心がける

シネマグラフは、写真だと思っていた画像が一部だけ動いているという面白さで注意をひくものです。「静止画だと思ったのに一部が動いている」という驚きは、面白さもあわせもっていますので、注目度が高くなります。シネマグラフで最も行ってはいけないことは、モーションを埋没させてしまうことです。画像全体のデザインが乱雑しすぎているためにどこが動いているのかがわかりにくかったり、色のトーンが強すぎてモーションを上回るインパクトになってしまったりしては、シネマグラフのメリットを活かしきれていません。シネマグラフでは、できるだけわかりやすくシンプルであることを心がけることが大切です。

人物の入った画像を使用する

同じ素材の中でも人物の入っている画像のほうが、シネマグラフの素材として効果が出やすいといわれています。また、人物が入っている画像のほうがより人の注意を引きやすいことがことから、シネマグラフでは人物が入っている画像が多く使われています。そのため、人物の入った画像を使用して、人が動く方向に見た人がなにかしらのアクションを引き起こす要素を置いておくと、そのまま注目して欲しい部分へ誘導することができますので、より注目率を高めることへつながります。

たとえば、まったく動いていない雑踏で、ひとりの人物だけが動いているとしたら、そちらに目が向きやすくなります。人の動きは、一点に注意を集中させる効果が期待できます。

シネマグラフの活用事例

実際にどのようなシネマグラフが有効的に活用されているかの動画制作サービスCrevo(クレボ)の制作事例を一つ紹介します。さまざまなシネマグラフがある中でも、送りたいメッセージがしっかりと伝わり、注目率をアップさせるには、どのようなシネマグラフを制作すればよいのかを確認してみましょう。

ウエディングドレスのクチコミサイト「DRESPIC」広告動画

出典:Crevo制作実績

ウエディングドレスのクチコミサイト「DRESPIC」のシネマグラフ広告です。「DRESPIC」のウェブサイトに対する認知度を広げることを目的に制作されました。このシネマグラフは、Facebook動画広告、Instagram動画広告で利用することを想定していましたので、タイムライン上で注意を引けるようシネマグラフを活用し、強い印象を残しています。晴れやかなシーンで優雅に風になびくウエディングドレスの映像がドレスの華やかさをより一層強調し、これによってDRESPICの世界観が伝わります。

シネマグラフでは素材選びやわかりやすさがポイント

シネマグラフを使ってウェブサイトやFacebook、Instagramなどで注目を集めるコンテンツを掲載すると大きな反響を得るだけでなく、伝えたかったメッセージやアクションへと自然に誘導することができます。一瞬の驚きがそのまま興味へとつながるからです。シネマグラフは、動画で得ることのできる注目度の高さと静止画のデザイン性の高いクオリティをあわせ持つことでよりメッセージを的確に伝える手法の一つといえます。完成度の高いシネマグラフでは、素材選びやわかりやすさがポイントになります。

自分でシネマグラフを制作することもできますが、さらに効果につながる質の高いシネマグラフを制作するには制作実績が豊富なプロに頼むのがおすすめです。事例で紹介した動画制作サービスのCrevo(クレボ)は豊富な制作実績を持っていますので、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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執筆者

VIDEOSQUARE編集部
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