15秒動画とは?制作のポイントやかっこいいCM事例を紹介

動画広告の肝は冒頭の5秒と言われます。最初の5秒間で視聴者の心をとらえている動画は、記憶にも残りやすいのです。それを踏まえて制作した結果、広く拡散された動画広告の中から、今回は総尺15秒の「15秒動画」を紹介します。

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2024/11/2812:00-13:00

15秒動画とは

「15秒動画」とは、読んで字のごとく総尺15秒の動画です。たった15秒だと必要な情報を伝えきれない…。そう考える人もいるかもしれませんが、15秒と短いからこそ視聴者の印象に残りやすいのが特徴です。

その証拠に、現在オンエアされているテレビCMはほとんどが15秒尺または30秒尺ですが、インパクトが強いCMは、一度しか観たことがなくても記憶に残っていることもあれば、無意識のうちにCMが流れるたびにCMソングを口ずさんでいることもあるでしょう。

15秒動画のメリット

拡散されやすい

総尺が15秒と短いことから、「より気軽に最後まで観てもらえる」ことは大きなメリットです。たとえば、総尺が30秒や1分だった場合、最後まで集中してみてくれる人は少なくなることが想像できますよね?

しかし15秒ならあっという間なので、途中で停止ボタンを押すのすら面倒くさく感じられることでしょう。また、最後まで観て動画を気に入った人、感銘を受けた人はInstagramやtwitterなどのSNSで拡散したくなる可能性が高いでしょう。

認知度アップが狙える

InstagramやtwitterなどのSNSで拡散されればされるほど、商品やサービスの認知度が高まります。

ただし、商品名やブランド名、企業名などの認知度向上を目的とするなら、その点を意識した動画制作をおこなうことが大切です。商品やサービスの特徴やメリットを伝えることを第一に考えて、肝心の商品名を覚えてもらうための工夫がなされていないと効果が半減されます。

BGMやナレーションを効果的に使うことで、認知度向上を目指すといいでしょう。

コストが抑えられる

尺が短ければ、その分、制作にかかる時間やコストは少なくて済みます。しかも、視聴者がSNSで拡散してくれる可能性を考えると、プロモーションにかけるべきコストも削減することができます。

そう考えると、非常にコスパがいい広告であるといえます。ただし、より多くの人に拡散してもらうためには、視聴者の印象に残りやすい動画に仕上げる必要があります。過去にバズった動画を参考にアイディアを煮詰めていくといいでしょう。

購買意欲が高められる

Instagramやtwitterでの拡散がきっかけで商品やサービスのことを認知した人は、企業が自ら発信した動画を通して商品やサービスを認知した場合と比較して、購買意欲が高い可能性があります。

なぜかというと、拡散された動画が自分のもとへ届くまでの過程において、多くの人が動画に「いいね!」していることから、商品やサービスに大きな期待を抱きやすいためです。憧れのインスタグラマーやモデルが「いいね!」している場合などはなおさらでしょう。

15秒動画を作るポイント

15秒動画の制作にあたっては、押さえておきたいポイントがいくつかあります。すべてのポイントを踏まえて動画制作を進めることによって、より効果的な15秒動画に仕上げることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

ターゲットの明確化

15秒動画を作る際に大切なのは、ターゲットを明確にすることです。年齢層、性別、住んでいるエリアなどのターゲットの属性によって、どんな動画が理想的であるかが変わってきます。

ターゲットを設定する際には、「ターゲットが抱えている悩みや不安、不満」なども書き出してみるといいでしょう。これによって、自社の商品やサービスを利用することでどんなふうに不安や不満が解消されるかが明確になるため、アピールすべきポイントが見えてきます。

掲載媒体の選定

ターゲットとする層が見えてきたら、次に考えるべきは、どんな媒体に掲載すればそのターゲットに見てもらえる確率が高いかということです。

Instagramであれば、メインとなるユーザー層は20代~40代で女性が中心。Twitterは男女問わず比較的幅広い年齢層に利用されています。同じく幅広い層に利用されているYouTubeは、SEO効果が狙えるのも特徴。TikTokは10代~20代の学生の利用が多いため、特に若い世代に発信したい場合には有効です。

インパクトを残す

最後は「15秒動画でいかにしてインパクトを残すか」です。

先に紹介した2つのポイントと比べてアイディアや工夫が必要な分、すんなりとクリアすることは難しいかもしれません。しかし、「ユーザーが抱えている悩みに対しての解決策を提示する」「お得なキャンペーン情報などをストレートに伝える」「自社商品やサービスの魅力をとことんアピールする」などいくつかのパターンはあるので、パターンごとに見せ方を考えていくのも一手です。

15秒動画の事例

効果的な動画を制作するために、ここからは実際に制作された15秒バイラル動画の活用事例を見ていきましょう。

 グリコ「ポッキー&プリッツの日」

グリコは、11月11日の「ポッキー&プリッツの日」に合わせてTikTok動画を募集するキャンペーンを実施しました。加えて、インフルエンサーねおが投稿した動画が拡散されて話題になったのです。インフルエンサーや、一般のユーザーも自分が踊ってみた動画をどんどんSNSに投稿することで拡散が連鎖され、最終的に「ポッキー&プリッツの日」の認知度アップにつながったとされています。

強いインパクトとオリジナリティが15秒バイラル動画のポイント

15秒という短い時間で、拡散されるようなバイラル動画を作るためには強いインパクトや高いオリジナリティが求められます。そこで、動画の制作実績が豊富なプロに依頼するのがおすすめです。動画制作サービスのCrevo(クレボ)ではバイラル動画の豊富な制作実績があります。まずは、一度どのような内容の動画を制作したいのか相談してみてはいかがでしょうか。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
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