Instagramを最大限に活用した「あの有名企業」の成功事例とは?

ハッシュタグ

巷では「インスタ映え」や「フォトジェニック」という言葉も浸透し、若い世代を中心に人気を集めている『Instagram(インスタグラム)』ですが、デジタル広告市場が発展している今、広告出稿を検討する媒体としても見逃せない媒体のひとつになってきています。

いまさら聞けないInstagramについて

Instagramのユーザーは国内だけでも2,900万人います。なかでも20代女性がその多くを占めています(※日本経済新聞調べ)。撮影した写真を標準搭載のフィルターで加工し、キャプション(説明文)を書いて投稿までできるところがポイントです。ここでは、Instagramの特徴をご紹介します。

ビジュアル重視と正方形

Instagramは写真メインのSNSなので、写真の表示領域が非常に広いのが特徴です。また、Instagramの画像には正方形(1:1)のものが多いのが特徴的です。横長や縦型にも対応していますが、一覧表示ではすべて正方形に変換して表示されます。色や形、画角にこだわって撮影された写真が並ぶInstagramのインターフェースは、その独特な世界観を作り上げるのに貢献しているといえるでしょう。

そして、以前はひとつの投稿に1枚の写真しか載せられませんでしたが、アップデートでひとつの投稿に10枚まで載せられるようになりました。しかし、サムネイルにも表示される1枚目は依然大きな影響力を持つので、1枚目は特にこだわって選ぶのがよいでしょう。

動画の投稿も可能

Instagramでは動画の投稿もできます。動画を利用する人が増えたのをきっかけに投稿できる動画の秒数は徐々に伸びていき、今では最長140秒までの動画を載せることができるようになっています。

ストーリーズ機能

Instagramには「ストーリーズ(Stories)」という機能があり、静止画もしくは最長15秒の動画を載せることができます。この機能の最大の特徴は通常の投稿と違い、投稿後24時間で自動的に非公開になることです。短時間限定で手軽に公開できる気軽さからストーリーズ機能は人気を集めています。

ハッシュタグの活用

Instagramでは、自分の投稿に「ハッシュタグ」をつけて検索しやすくすることができます。ハッシュタグで検索することで自分の目当ての投稿にたどり着きやすくなります。ハッシュタグはひとつの投稿あたり30個まで設定することができます。

拡散力の低さ

Twitterにおける「リツイート」、Facebookにおける「シェア」は、自分のタイムラインに流れてくる投稿を自分のフォロワーにも表示させることができる拡散機能です。しかし、Instagramにはこの拡散機能がありません。そのため、自分のフォローしている人の投稿以外はフィードで見かけることがなく、非常にクローズドなコミュニティになる傾向があります。

必見!企業のInstagram活用事例

「インスタ映え」という言葉にも象徴されるようにInstagramは、「よく」見えるかが非常に重視される独特の世界観を持っています。「オシャレ」「かっこいい」「かわいい」「すごい」などの写真の印象が「いいね」数やフォロワー数に直結するので、企業アカウントを運営する際にもInstagramの世界観を壊さないように注意をはらうことが重要です。

Instagramでは企業の公式アカウントを作成することができます。商材をうまく演出し、ユーザーに支持されている活用事例をご紹介します。

無印良品

これまでもこれからも消費税込み価格。

使っている人に、教えてもらいました。

出典:muji_global

生活雑貨を販売する「無印良品」の公式Instagramでは、商品の写真・商品の使い方動画以外に、全ての商品を消費税込で売っていることをアニメーションで親しみやすく表現した動画や、ユーザーそれぞれの商品の使い方を動画化した「使っている人に、教えてもらいました。」というシリーズの投稿を行なっています。他の人の使い道を示すことでまだ購入していない人にも購入後のイメージをわきやすくさせ、購入につなげる仕組みを作ることができています。

動画のテイストも投稿に合わせ、シンプルで落ち着いた印象を持たせています。

ストーリーズ広告活用事例

Instagramの代表的な機能のひとつである「ストーリーズ」では、縦型動画を使った広告出稿ができます。比較的新しい機能ですが、すでに活用し成果を上げた企業の活用事例をご紹介します。

ヘアケアブランド「PYUAN」
20代女性向けのヘアケアブランド「PYUAN」のプロモーションにストーリーズ広告が活用されていました。メインターゲットが20代で、テレビよりスマートフォンでの情報接触が多いことから、テレビCMではなく各デジタル媒体での施策を行いました。「赤毛のビュアン」というキャラクターを使用し、短時間で印象に残る広告を目指した結果、Instagram上での施策は非常に高い効果を見せ、認知拡大という目標に近づくことができました。

Instagramを上手に活用して、認知拡大を狙おう!

Instagramは、上手に施策を打つことができれば絶大な効果を発揮できる可能性のあるSNS媒体です。インテリア雑貨や食品などフォトジェニックな商材を扱う業界では無視できない存在になりつつあります。ユーザーのフィードに入り込んでも違和感のない、広告臭を極力抑えた投稿を心がけることで、好意的に商品やブランドの認知拡大を狙えます。

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<筆者プロフィール>
Crevoの本間さん本間 菜々子
あだ名:ほんまちゃん
出身:東京都
好きな食べ物:生ハム
一言:ダイエット中です。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
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