次の一手は「シネマグラフ」、インスタやフェイスブックも本腰
更新日2024年06月10日
公開日2015年08月07日
無数にあるコンテンツからどう頭一つ抜け出すか。そこがマーケターの腕の見せ所といえるでしょう。常に、新しい手法が生み出されていますが、今、もっとも注目を集めているのが「シネマグラフ」です。静止画の要素が繰り返し動き続けるもので、GIFアニメーションと動画フォーマットの二つがあります。
普及はこれから
シネマグラフを採用し、フェイスブックとインスタグラム上でキャンペーンを展開した先駆けの一社といえるのが、婦人靴メーカーの「スチュアート ワイツマン」。今年の4月のことです。
同社のCMOは、同施策を「複数のマーケティングチャンネルを用いることで最適なバランスを発見するための」ものと位置づけ、インスタグラムとフェイスブック上の広告を連動させることを意識的に行ったと述べました。
トヨタやメルセデス・ベンツ、ダンキンドーナツなども既に採用していますが、本格的な普及はこれからといえるでしょう。
フェイスブックも使用を推奨
一部報道によれば、フェイスブックは、特定の広告業者やマーケターに対し、”Hacking Facebook Autoplay”=(フィスブックの自動再生をハックする方法)というガイドを密かに配布。その中でシネマグラフの魅力を伝えていると言われています。
そのガイドを目にした者は、「フェイスブックはより多くのブランドがシネマグラフを採用することを望んでいる」と漏らしているということ。
また、フェイスブック内部の人間によれば、「広告業者は動画と同等にシネマグラフを重要視し始めている」とも伝えられています。
動画は煩すぎる?
シネマグラフを広告に用いたパイオニアは、Ann Street Studio所属の二人のアーティスト、Kevin BurgとJamie Beckと言われています。
数年前からタンブラーに広告を投稿している彼らは、「自動再生機能の登場で、各ブランドは新たな工夫をする必要になった」と分析。「クライアントによっては、動画は煩すぎると感じ始めている」と述べ、「動画にはないエレガンス」をシネマグラフの魅力に挙げました。
まとめ
多くの専門家が、数ヶ月以内にシネマグラフがソーシャルメディアを席巻すると予想しています。手軽に制作ができるアプリも続々、登場しています。これを機に、制作を検討されてみてはいかがでしょうか。シネマグラフならではの優雅さに魅せられるかもしれません。
(編集部=赤坂祥彦)
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