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インタラクティブ動画制作サービス「Spotful」を使ってみた!

視聴者のエンゲージメントをどう高めるか。日々、新たな技法が開発されています。今回、ご紹介するのは、インタラクティブ動画制作サービス「スポットフル」です。

カナダのモントリオールを拠点とするスタートアップで、今年4月にサービス開始。すでに、カナダやアメリカ、日本で数十社の企業が採用しています。

特徴は、動画内に、購買ボタンや登録フォームなど、様々な情報を埋め込むことができること。動画広告の中に必要な要素を全てを集約する。そんな試みが注目を集めています。

どんな情報も盛り込める

使い方は簡単。ベースとなる動画を用意。情報を挿入したい箇所を選択し、その「ホットスポット」に、テキストや画像、映像を差し込む。それだけです。

「ホットスポット」には、小さな円が表示され、視聴者は、そこをクリックすると、買い物や登録、予約などに移ることができます。円形はあくまで標準装備で、どんな形に変えることも可能。

例えば、商店街の風景をベースの動画に指定。それぞれの店舗を「→」で指定して、グーグルマップや営業時間、電話番号、口コミなどの情報を盛り込む。視聴者はそれを見ながら予約をするといった具合です。

動画内に必要な情報・機能全てを

このプラットフォームのアイディアの元となったのは美術館。創業者のアンドリュー・マレーCEOによれば、「美術館で作品を鑑賞する時は、作者のバイオグラフィーや制作背景も同時に知ることができる。それを動画にも応用したかった」と語っています。

このアイディアは瞬く間にほかの産業にも受け入れられました。互換性のあるアプリの数は現時点でおよそ20。その中にはフェイスブックやツイッター、インスタグラムなども含まれています。そのおかげで起業時に受け取った出資金55万ドルには「ほとんど手をつけずに済んでいる」ということです。

同サービスを導入しているサービスの一つに”Shopify”も含まれています。”Shopify”は世界最大のECサイト作成のためのプラットフォーム。世界150カ国、10万以上の業者が使用しています。その狙いについて、マレー氏は「一つの動画の中にECに必要な機能全てを収めたかった」と語っています。

 

競合の動き

マレー氏が競合として名指ししているのが、”WireWax”です。同じく、コンバージョンに直結するために、インタラクティブ動画を活用しています。最初に「ホットスポット」を挿入した動画を、ユーチューブ上にアップした企業としても有名です。13年のことです。

すでにソニーやサムソン、ナイキなどグローバル企業の広告を手がけています。その内の1社にフォルクスワーゲンがあります。WireWaxを使ったことで、広告の視聴時間は、237.5%も増加。いかにこの技法が有効かを物語る数字です。

まとめ

インタラクティブ動画はすでに目新しいものではありませんが、それをよりコンバージョンに直結させようという流れは強まっているようです。

今後も新しい技法が生み出されることは間違いありません。ただ、その華やかさに目を奪われてしまっては結果は出ません。それがどうコンバージョンに結びつくのか。常に、その視線を持って新サービスに対峙したいものです。(編集部=赤坂祥彦)

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参考記事

Spotful | Spotful
Spotful marries video with apps, begets functional stories
WireWax’s interactive hotspot technology hits YouTube for the first time, kicking off with Nike
WireWax

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