3月から、2021年卒向けの会社説明会が解禁されました。今年の特徴として、ウェブセミナーを活用した採用活動が積極的に行われていることがあげられます。
今回の記事では、採用活動において活用できるウェブセミナーについて解説します。
ウェビナー(Webinar)とは
ウェビナーとは、ウェブ上で開催するセミナーのことを指し、ウェブセミナーやオンラインセミナーとも呼ばれることがあります。従来の企業が指定した会場に学生が足を運ぶというスタイルではなく、ウェブを閲覧できる通信環境さえ整っていれば学生はセミナーを受けることができるスタイルとなります。
ウェビナー(Webinar)の種類
ウェビナーには、リアルタイム配信型と録画配信型の2つのタイプがあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
リアルタイム配信型
リアルタイムで配信されるウェビナーでは、あらかじめ決めた時間にライブでセミナーを配信することができます。配信時間を決めて、その時間で企業側が学生に向けて会社の説明を行うケースの他にも、チャット機能をいかし、学生からの質問に企業が答えるQAセッションを設けることもできます。
学生にとって、チャットで質問できることでその場で疑問を解消することができ、セミナーの理解も深めることができます。チャットで質問することは、会社説明会で大勢の学生がいる中で挙手して質問することよりも学生にとってハードルが低く、企業にとってもリアルな疑問を知ることができる良い機会になるかもしれません。
リアルタイム型では、その場で企業がセミナーを開催しているという臨場感があり、チャット機能をいかすことで、学生と企業との双方向でのコミュニケーションが可能となります。
録画型
録画されたコンテンツを配信する録画型のウェビナーでは、配信するコンテンツを見やすく企業側で事前に編集することができます。そのため、セミナーのポイントがわかりやすいように見せ方を工夫できたり、単調になりそうな部分はカットしたりと、セミナーのコンテンツをより良く改善することができます。
また、配信時間が決まっているリアルタイム配信型とは異なり、学生は配信時間に縛られずに好きな時に視聴することができます。また、気になる部分は繰り返し視聴することもできるため、学生はセミナーの理解促進につなげることができます。
ウェビナー(Webinar)のメリット
ここでは、セミナーを開催する側の企業と視聴する側の学生にとってのメリットについてそれぞれの立場から見ていきます。
企業のメリット
会場確保のコストや手間を省ける
企業にとって、場所を選ばずにセミナーを開催することができるため、会場確保に関するコストや手間を省くことができます。会場の手配や当日の会場での設営や運営も不要となるため、セミナー担当者はそこにかけていた時間や労力を他の業務にあてることができます。
より多くの学生にリーチできる
そして、ウェビナーであれば、より多くの学生にリーチできるというメリットもあります。会場には、収容人数に制限があるため、想定よりも多くの学生がセミナーへの参加を希望した場合、なくなく学生の参加を断る必要があります。一方で、当日にキャンセルが発生し、他の学生がセミナーに参加する機会を無駄にしてしまったということも想定できます。ウェブセミナーであれば、参加人数に制限をかけずにセミナーを開催することができます。
また、ウェブであれば、遠方に住んでいる学生も地理的な制約にしばられずにセミナーを視聴できるため、企業にとっても優秀な学生との接点をもてる可能性も高まります。
トータルコストを抑えた採用活動が可能
会場でセミナーを開催する場合、その時間内でリーチできる学生はその会場にいる学生のみに限定されます。ウェブセミナーであれば、参加人数に制限なくリーチすることができ、録画型であれば繰り返し活用することで、より多くの学生にセミナーを届けることができます。また、会場関連のコストも下がることで、会場でセミナーを開催した場合と比べると費用対効果が良いといえるかもしれません。
学生のメリット
セミナーの参加ハードルが低くなる
学生にとって、会場まで移動する手間やコストが不要となるため、セミナー参加へのハードルが下がります。録画型であれば、自分の好きな時間にセミナーを受けることができるため、大学の勉強やアルバイトの合間をぬってセミナーで企業について知ることができます。参加ハードルが低くなることで、学生は気軽にセミナーに参加でき、志望度が低かった企業の志望度がセミナー次第でグッと上がる可能性もあります。
セミナーの理解促進につながる
ウェブセミナーのタイプによっては、繰り返し視聴することができ、学生はセミナーの理解促進につなげることができます。会場でのセミナーの場合は、会場の環境によって聞きづらかったり、途中で集中力が途切れてしまい、大事なポイントを聞き逃してしまったりということがあります。
ウェブセミナーであれば、自分のペースで視聴することができるため、わからなかった部分は再度見返すことが可能となります。また、チャットのできるウェブセミナーの場合は、その場の疑問を質問することができます。会場での開催の場合、他の学生もいる中で挙手して質問する勇気がなかなかもてないという学生もいるかもしれません。ウェブセミナーであれば、このハードルを低くすることができるのです。また、同じ疑問をもった学生にとっても有益な情報を届けられるチャンスにもなります。
ウェビナーを活用し、よりよい採用活動を
会場での会社説明会が難しい場合でも、オンラインセミナーを通して学生に企業の魅力を伝えることができます。採用活動のひとつとしてぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
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