採用動画の最新トレンドを解説!制作のコツや成功事例を紹介【2024最新】

企業の採用活動にはさまざまな手法があります。中でも近年、多くの企業に採用され、注目を集めているのが採用動画の導入です。採用活動にオリジナルの動画を活用することで就活生に強くアピールできるだけでなく、説明会などの採用活動の効率化も可能。そんな採用動画にもトレンドがあります。本記事では採用動画の最新トレンドや成功事例などをご紹介します。
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【TikTok採用20分ウェビナー】母集団形成を実現する現代の採用手法とは?

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2024年5月24日(金)13:00 ~ 13:20

採用活動における動画の効果

採用動画は多くの企業の採用活動で導入されるようになっています。ここではまず、採用活動に動画を導入することで得られることや期待される効果について、いくつかのポイントに分けて詳しくご紹介します。

関連記事:採用動画で得られる効果とは?具体的な事例や制作のポイントを紹介

実際に働いている姿をイメージできる

採用活動において、業務内容や働き方を就活生に理解してもらうことが重要なポイントとなります。とはいえ、言葉による説明だけでは具体的なイメージを抱きにくいものです。そこで、採用動画をうまく活用できれば実際に働いている姿をイメージしやすくなるという効果が期待できます。

動画であれば実際のオフィスの仕事風景などを映像として就活生に見せることができます。言葉で説明するよりも実際に見てもらうほうが、よりリアルに仕事内容やオフィスの雰囲気なども伝えられるのです。

就活生にとって自分が入社後に働いている姿をイメージできるか否かは重要なポイントとなります。うまく仕事内容を伝えることができる採用動画を使えば、採用活動において、就活生により強くアピールすることができるでしょう。

企業の認知の拡大

採用動画の導入により、企業の認知を拡大する効果も期待できます。採用動画は説明会などで流すだけでなく、企業のWEBサイトやYouTube、各種SNSなどのプラットフォームにアップロードすることでより幅広い層にアピールし、企業の認知拡大に繋げることが可能です。

また採用動画をWEB広告に使用することによって、企業の認知の拡大と同時に多くの就活生にアピールできるというメリットもあります。業務内容や働き方、オフィスの環境の良さなどをアピールすることでより多くの優秀な人材の目に触れる機会が増えるでしょう。

就活生の目に触れる機会が増えれば、すでに興味を持っている、志望している就活生の志望度の醸成に繋がるといった効果も期待できます。

現在の採用動画のトレンド

採用動画にもさまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果は異なっています。そして、時期によってトレンドもあります。採用動画のトレンドをうまく掴むことができれば、より高い効果を期待できるでしょう。ここでは現在の採用動画のトレンドの中でも「インタラクティブ動画」「社員座談会系動画」「社員密着動画」の3種類について詳しくご紹介します。

インタラクティブ動画

一般的な動画は、流されているものをただ視聴するだけです。テレビや多くのWEB動画を視聴するのと似ていて、視聴者から何らかのアクションを起こすことはできません。それに対してインタラクティブ動画は、動画の中にタップ・クリックできるボタンなどが埋め込まれており、視聴者が選択することによってその後の内容・シナリオが変化するのです。

視聴者のアクションが動画の内容に反映されることもあり、同じ動画であっても双方向のコミュニケーションが実現するという点が魅力で、通常の動画よりも求職者に対してより強いアピールが可能です。

インタラクティブ動画は現在さまざまなシーンで活用されるようになっており、採用動画においてもトレンドのひとつとなっています。

・インタラクティブ動画の活用事例
https://mil.movie/case/587.html?_fsi=s9C7ii3r&_fsi=P1RBcnpW
PHC株式会社

社員座談会系動画

自社で活躍している社員の声を求職者向けにWEBサイトなどで公開している企業も少なくありません。こういった生の声は求職者の就職先選びにおいて重要な材料のひとつになるものです。

そんな社員の声を採用動画にするのも効果的です。インタビュー形式で1人ずつスポットライトを当てた動画もひとつの手法ですが、複数の社員を集めて座談会形式にするのが今、トレンドのひとつとなっています。

形式張ったインタビューではなく、社員同士が集まって会話形式にすることによって、単に社員の生の声を聞けるだけでなく、オフィスでの人間関係や空気感などもリアルに伝えることができる動画になるでしょう。

社員密着動画

採用動画に期待できる効果として「実際に働いている姿をイメージできる」という点を挙げました。この効果が特に高いものが社員密着動画です。1人の社員の出社から退勤までの1日の流れを動画で紹介することによって、どのように仕事に取り組んでいるのかを知ることができます。

特に社会人経験のない方の多い新卒向けの採用動画においては、具体的に企業内で「働く」ことを具体的にイメージできる社員密着動画は高い効果が期待できます。また、より仕事内容を詳しく紹介できることから人材のミスマッチを防げるという点もメリットです。

最初にご紹介したインタラクティブ動画とも相性が良く、視聴者が選んだ選択肢によってその続きのシナリオが変化するという形にすると、よりさまざまなシチュエーションにおける働き方を紹介できます。

採用動画の種類と事例を紹介

すでにご紹介した通り、採用動画は種類によって期待できる効果やターゲットが異なります。そのため、自社の目的に合った採用動画を選択する必要があるのです。ここでは代表的な採用動画の種類と事例などについて詳しくご紹介します。

社長インタビュー動画

採用動画の中でも代表的なもののひとつが社長インタビュー動画です。企業のトップである社長のメッセージを求職者に直接伝えることができます。企業の顔とも言える社長の人柄を伝えることによって、企業の方針などを明確にアピールできるという点も大きなメリットです。

社長インタビュー動画は、企業そのものを周囲に知らせることができるため、採用動画としてはもちろんのこと、企業のイメージアップや認知度拡大などを狙ったWEB広告など、幅広く活用できるという点もメリットのひとつ。そのため、撮影しておいて損はないでしょう。

内容は企業のヴィジョンや求めている人材など定番のものをはじめとして、社長が創業者である場合は企業立ち上げ時の想いなども含めることができればより求職者に対して強くアピールすることができます。

社長インタビュー動画の事例<株式会社アーバンリサーチ>

株式会社アーバンリサーチの社長インタビュー動画の事例です。社長自らの視点で仕事に対する考え方や、求めている人材の人物像などを明確に語った動画となっています。過度な編集などを行わずにシンプルな動画に仕上がっていることもあって、社長の人間味も感じられる動画です。

また、採用に関してのみでなく、企業としてすでに在籍している社員への想いや大切にしている考え方なども語られていることもあり、よりこの企業で「働きたい」という気持ちを後押ししてくれる効果も期待できるでしょう。

職場紹介動画

言葉による説明だけでは、どのような環境で仕事をするのかイメージしにくいものです。そこで、効果的なのが職場紹介動画です。実際のオフィスの様子を動画にすることによって、職場環境をよりリアルに体感することができるでしょう。

就職先選びにおいて、職場環境はとても重要なポイントのひとつです。動画によって前もってオフィスの環境や業務内容・働き方などを知ることができていれば、求職者もより安心して応募できます。

職場紹介動画の事例<森住建>

建築系の企業である森住建の職場紹介動画です。業種的にオフィス業務から営業、現場仕事などさまざまな職種がありますが、これらがすべてうまくまとめられている動画となっており、それぞれの職種の繋がりが表現されているのもポイントです。

実写動画だけでなくイラストもうまく活用しているため、実際に自分が仕事をしている姿をイメージしやすいという点もこの動画の魅力のひとつです。

社員インタビュー動画

実際にその企業で活躍している社員の生の声をインタビュー形式にした動画も採用動画の定番のひとつになっています。先輩社員は求職者にとって社長よりもずっと身近な存在です。それだけにその生の声は就職先選びの参考になるものです。

1人の社員にスポットライトを当てて長くインタビューするだけでなく、さまざまな立場、年齢層の社員にインタビューをしてまとめます。これにより、どんな人が働いているのか、そして求められている人物像が明確になり、企業と求職者のミスマッチを防ぐといった効果も期待できます。

社員インタビュー動画の事例<TOKIUMI>


出典:Crevo制作実績

特定の社員に絞るのではなく、それぞれの部門の代表者のインタビューをまとめた動画となっています。同じ会社内であっても立場によって仕事の内容は様々です。それらをうまく伝えることができる動画となっています。

インタビューにプラスして仕事風景や、社員同士のコミュニケーションシーンなどを織り交ぜることで、社員の声が聞けるだけでなく現場の雰囲気も伝わる動画になっており、実際に自分が働いている姿をイメージできる動画としても魅力的です。

企業紹介動画

総合的にその企業が何をしているのかなどをわかりやすく紹介するのが企業紹介動画です。実写の動画はもちろんのこと、アニメーションやテロップ、ナレーションなども駆使することによって、短時間でも企業のことを理解してもらえるでしょう。

企業紹介動画は採用動画だけでなく、企業のイメージアップや認知度の拡大などを目的としたWEB広告などにも活用できることもあって、多くの企業が採用している動画パターンのひとつです。

企業紹介動画の事例<JIPテクノサイエンス>


出典:Crevo制作実績

アニメーションを多用しながらストーリーを組み立て、どのような企業なのかを視覚的にもわかりやすく紹介した採用動画の事例です。同社はサービスの領域が非常に広いこともあり、業界外の方には理解しにくいため、あえてアニメーションを使って抽象的に仕事内容を説明しています。また、優しい色合いに仕上げることで柔らかいイメージを与えることもできています。

企業紹介動画では、単にわかりやすく自社のことを紹介するだけでなく、イメージや印象を伝えるための構成も重要です。この動画はまさに同社のイメージを直感的に伝えることができていると言えるでしょう。

縦型動画

近年ではさまざまなデジタルデバイスが動画再生ツールとして使われるようになっています。中でも特に広く普及しているのがスマートフォンです。近年ではPCを使わず、スマートフォンのみで動画を視聴している方も多いでしょう。

縦型動画はそんなスマートフォンでの視聴に最適化された動画です。ディズプレイをフルに使って表示することができるため、視覚的により強くアピールすることができるという点がこの縦型動画のメリットです。

縦型動画の事例<中西製作所>

縦型動画を利用できるプラットフォームはTikTokやInstagram、こちらの動画は世界的に特に高いシェアを誇るYouTubeを使った動画です。スマートフォンの画面全体にテロップや画像などが表示され、わかりやすく迫力ある動画となっています。

スマートフォンでサクッと視聴できるように、動画時間が短めになっているという点もポイントのひとつです。

採用動画を外注する際の費用目安

20~200万円が相場の目安

採用動画を作成するにしても、撮影から編集まですべて自社内だけで行うのは簡単ではありません。そこで、専門動画制作会社に依頼するというケースが一般的です。そこで、気になるのが動画作成にかかる費用。

動画制作の費用は、作る動画の種類や長さなどによってもかなりのバラつきがあり、これまでご紹介してきた採用動画の場合は20〜200万円が相場の目安となります。長編の動画になればそれだけ撮影や編集の手間が増えるため、費用も高くなりがちです。また、短い動画でも使用する動画などの素材の数が多ければ、それだけ制作にかかる期間や手間などは異なります。

採用動画の構成のコツ

採用動画を構成するために、重要なポイントがいくつかあります。まず最初のステップがコンセプトの決定です。どのような動画を作るのかという基礎の部分となりますので、しっかりと検討して決定する必要があります。

続いて、ターゲットと活用場所の設定です。ターゲットが新卒の就活生なのか中途採用の求職者なのかによっても、アピールすべき内容は異なります。そして、活用場所も企業説明会やWEB広告などさまざまで、当然場所によってベストな動画の長さや内容が変わるためできるだけ細かく設定することが大切です。

求職者が採用動画に何を求めているのか、そしてどんなものに興味を持っているのかを分析した上で動画のストーリーを考えることも重要なポイント。先に決めたターゲットをしっかりと分析した上で検討してみてください。

自社内のみで検討するのではなく、他社の事例を研究することも重要です。現在、すでに多くの企業で採用動画が導入されているため、同業種のみでなくさまざまな企業の事例を研究して、自社の動画に活かしていくようにしましょう。

関連リンク
採用動画の成功事例10選!制作のコツと制作会社の選び方を解説

Crevoで制作した採用動画の事例

Crevoではこれまでに多くの採用動画を実際に作成してきました。それでは、最後に実際にこれまでに制作した採用動画の事例をご紹介します。

株式会社あしたのチーム


出典:Crevo制作実績

人事に関するさまざまなサービスを提供している「株式会社あしたのチーム」の採用動画です。ジャンルとしては企業紹介動画で、アニメーションを多用することによって同社の事業内容をわかりやすく紹介しています。

同社サービスの中心であるコンサルティング業務を中心として、どのようにサービスを提供しサポートしているのかについての説明を2分程度でまとめているという点もポイント。長すぎないのでWEB広告はもちろんのこと、イベントなどでの上映でも使いやすい動画となっています。

株式会社グローバルビジョンテクノロジー


出典:Crevo制作実績

こちらも企業情報をわかりやすく紹介している動画です。新卒・中途採用の両方で使える動画として制作しており、動画内で事業展開や、企業としての成長中の優良企業であることもアピールしています。

動画の構成としては2Dと実写を融合したものとなっており、視覚的にも企業のイメージを伝えることができるようになっている点もポイント。さらに、英語のナレーションと日本語字幕を組み合わせることによって、グローバルに事業展開を行っている企業であることをアピールしてます。

関連リンク
https://crevo.jp/video-square/adoption/20230112-2/

まとめ

近年ではデジタルデバイスが普及したこともあって、さまざまな形で動画が活用されるようになりました。企業の採用活動も例外ではありません。今回は、そんな採用動画のトレンドや成功事例などについても詳しくご紹介しました。

企業の採用活動に動画を導入してみたいと考えている方は、今回ご紹介したトレンドや事例などを参考にしてみてください。

執筆者

VIDEOSQUARE編集部
VIDEOSQUARE編集部
VIDEOSQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。業界トップクラスである2,000社10,000件の動画制作実績から培ったノウハウとビジネス理解力で高い企画力を低価格で提供できる動画制作会社、「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

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