【事例付き】5種類の動画広告と制作のメリットについて徹底解説!

企業の宣伝に効果的だと言われているものの1つに動画広告があります。この記事では、初めて動画広告の制作を検討している方向けに動画広告の種類や特徴実際の事例中心に紹介します。

4種類の動画広告とそれぞれの特徴

インストリーム動画広告

インストリーム動画広告とは、動画コンテンツと同じ画面に表示される動画広告のことを指します。代表的な例にYouTubeが挙げられます。

インストリーム動画広告は、従来のバナー広告よりも大きな画面で表示されるタイプの広告です。動画本編の前、途中、終了後に再生されるため視認性が高く、音声がONの状態で見られることが多いので、動画の世界観を伝えやすいと言う特徴があります。

インリード動画広告

2つ目のインリード動画広告とは、記事(テキストコンテンツ)内に挿入される動画広告のことを指します。ニュースサイトなどでさまざまな記事を閲覧している際に、動画の広告が自動で再生されるようなものがインリード動画広告です。

インリード動画広告の特徴として、動画広告が画面内に正しく表示されたときのみ再生されることや、広告枠のところまで閲覧されなければ動画は再生されないことがあります。

インバナー動画広告

3つ目はインバナー動画広告です。インバナー動画広告とは、ウェブサイト内の広告枠で配信される動画広告のことを指します例えばYahoo!などの大型情報サイトで使われているもので、従来のバナー枠に表示されます。

インバナー広告の特徴は、インストリーム広告とは異なり、動画を途中で飛ばしたりするスキップ機能がない点です。さらに、ターゲット設定をもとにユーザーのニーズに合う広告を表示するため、動画サイトの利用が少ないユーザーに対してもターゲティングして動画広告が届けることができます。

オーバーレイ動画広告

最後に4つ目はオーバーレイ動画広告です。オーバーレイ動画広告とは、ウェブブラウザの一定の位置に固定されて表示される広告のことを指します。

ウェブで記事を読んでいる際に、スクロールをしていくと、大きな広告が記事を覆いかぶさるように表示され続けるものを見たことがあるのではないでしょうか。それがオーバーレイ広告です。

ページの前面に重なるように表示されるため、スクロールの影響を受けず、常時広告が表示され続ける点が特徴です。

動画リワード広告

動画リワード広告とは、スマホアプリ等でポイントやアイテムをユーザーに付与する代わりに表示される広告のことです。

特徴として、ユーザー自身が動画を視聴するか選べるうえ、ユーザーにもメリットがあるため広告に対する不快感を抱きにくい点が挙げられます。さらに、最後まで見ることでアイテム等が付与される場合、最後まで見てもらえる可能性が高いことも特徴です。

動画広告のメリット

SNS等で拡散されやすい

インターネット上で配信される動画広告のメリットとして、SNS上でシェアされて拡散されやすい点が挙げられます

動画は、視覚と聴覚の双方に訴えかけることができるため、感情を喚起しやすいという特徴があります。中でも、動画広告は短い時間で内容を理解できるため、流れが速いSNSでもシェアしてもらいやすいと言えるでしょう。

共感を呼ぶストーリーや面白いアイデアで、見た人が誰かに教えたくなる動画広告を制作しましょう。

予算の融通がききやすい

動画広告の場合は、出稿料に融通がききやすい点もメリットと言えます。

多くの動画メディアやSNSでは、1インプレッションごとに広告費が設定されている場合が多く、低予算からでも出稿することができます。

そのため、本格的に広告出稿を行う前にテスト的に配信することも可能です。

<関連記事>YouTubeの広告料と仕組みとは?低予算でも出稿できる!

イメージを伝えやすい

画像と文章のみで商品やサービスの魅力を伝えなければならない静止画広告に対して、動画広告は、動きや音でも商品やサービスの特徴を表現できます。

たとえば、実際の使用シーンを映したり、商品やサービスを利用することでうれしくなった人の表情をクローズアップしたりと、さまざまな表現方法が考えられます。また、ホテルの部屋を紹介する動画広告なら、利用者目線でカメラを回した映像にすると臨場感が伝わりやすいでしょう。

目と耳から多くの情報を伝えられる

音や動きをうまく活用すれば、動画広告のメリットを十二分に活かせます。

商品やサービスの特徴をナレーションでよりわかりやすく解説したり、BGMを挿入することで視聴者の気持ちを高めることも可能ですし、キャストのセリフを通して会員登録などを促すのもいいでしょう。

また、画像と文字のみの静止画広告の場合、一つの言語での制作が基本となりますが、音や動きは言語の壁を超える手段となりえますし、日本語のセリフに字幕をつけるという手法も活用できます。

効果検証がしやすい

動画広告の効果は、11種類の基本指標によって測定可能です。

サムネイルの「表示回数」、視聴または再生された「視聴回数」、視聴回数またはエンゲージメント数を広告の表示回数で割った「視聴率」、最後まで離脱せず視聴された割合である「完全視聴率」のほか、ユーザーが動画広告をクリックした「クリック数」、クリック数を広告の表示回数で割った「クリック率」、一定期間に動画広告を視聴した「ユニークユーザー数」など、さまざまな指標から効果を検証できます。

動画広告を制作する場合の注意点

動画広告のノウハウが必要

まず、動画広告の大前提として、ユーザーに興味を持ってもらわなければ視聴してもらうことができません。そのためには、最初の数秒で続きを観たくなるような内容にするノウハウや、インパクトのあるオープニングなど、作り手のノウハウが必要となります。

そのため、動画広告の知識があり、しっかり対応できるクリエイターに依頼しなければ、広告としての十分な効果は発揮できない可能性があります。

動画制作には費用や時間がかかる

この部分がネックになる企業も多いのですが、ある程度のクオリティの広告動画を作るためにはある程度の費用が必要となります。

動画の質は、そこに投じる金額で大きく変わってきます。自分たちがどのレベルのクオリティの作品を作りたいのか、そのために投じることのできる予算はどのくらいかを確認しておく必要があります。

さらに、動画制作は企画や制作手順などしっかり決める必要があるので、手間や時間もかかります。

Crevo(クレボ)の動画広告の事例

それでは、実際の動画広告の事例を紹介していきます。動画制作サービスのCrevoが制作した動画広告を中心に、動画の特徴やサービス内容を踏まえて詳しく紹介していきます。Crevoでは、企業の要望に応じてクリエイターを選定するので、多彩な表現に対応することができます。

<関連サービス>Crevo(クレボ)の動画制作・映像制作実績

YouTube広告動画「Story Writer」


出典:Crevo制作実績

動画の種類実写動画
長さ・尺15~30秒
費用レンジ300万~

旅・お出かけを中心としたショートムービーコミュニティ「Story Writer」のアプリ紹介動画です。実際にアプリを使ってお出かけを楽しむ日常を切り取って見せることでアプリの魅力を訴求し、ダウンロード促進につなげています。

<関連サービス>300万円以上の動画制作・映像制作

ブランディング動画 タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」昔話篇


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺30~60秒
費用レンジ100~299万

タクシー配車プラットフォーム「DiDi」のCM動画です。Crevoの強みであるアニメーションを活かしながらDiDiのイラストトンマナを踏襲している点がポイントです。 シンデレラやウサギと亀など昔話のキャラクターを複数パターン制作し、バラエティーに富んだものにしました。

<関連サービス>100~299万円の動画制作・映像制作

ウェブ広告・テレビCM用動画「テレ東BIZ」


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺30~60秒
費用レンジ100~299万

アプリのリニューアルに際し、追加されたコンテンツや機能を視覚的にわかりやすく伝えています。テレビ東京の人気アナウンサー、田中瞳さんのナレーションにあわせて、ご本人をデフォルメしたキャラを作成しました。 親しみやすく明るい雰囲気になりました。

<関連サービス>100~299万円の動画制作・映像制作

動画広告のメリットを理解して最適な制作方法を選ぼう

これまで説明してきたように、動画広告には文字の広告とは違う特徴やメリットが多々あります。これらの特徴を理解することで、より良い動画を作ることにつながります。ぜひ、自分に合った方法で動画広告の制作を検討してみてはいかがでしょうか。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。 2,000社10,000件という業界トップクラスの動画制作実績を持つ「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

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