ますます重要度を増すスマホによる動画視聴、その実態と課題を理解しておこう
更新日2024年06月14日
公開日2016年08月18日
スマートフォンによるインターネットアクセスが増加する中、動画視聴においてもスマホの存在感が増しています。この記事では動画視聴でスマホがどのくらい使われているのか、世代別にどんな使われ方をされているのかなどを整理して、今後の動画マーケティングの戦略立案のヒントをお伝えします。
● 若年層、女性はスマホで動画視聴する傾向
● ターゲット層の情報収集方法について見つめ直すことが必要
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数字から把握するスマホでの動画視聴の実態
まず数字的なところからスマートフォンでの動画視聴の実態を確認してみましょう。
電通の調査によれば、インターネット全体のアクセス数ではなく動画視聴者に限ると、動画視聴に利用する端末はパソコンが8割、スマホは3割という結果となっています。
ただし若年層ではスマホでの視聴がかなり高く、女性の10~20代ではパソコンよりもスマホでの動画視聴のポイントが上回っています。
視聴シーンとしては自宅でくつろいでいる時に位置するユーザーが多くなっており、若年層では寝る前にスマホで動画を楽しむというスタイルが定着していることが読み取れます。
【動画視聴に関するWEB調査 概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・調査対象:男女15~79歳 4900人
・調査時期:2014年9月19日~ 21日
・調査会社:株式会社ビデオリサーチ
別の会社の2015年の調査では、2014年電通の調査でのはっきりしてきたスマートフォンでの動画視聴スタイルが更に浸透しています。
MMD研究所:MMDLabo株式会社
「2015年版:スマートフォン利用者実態調査」
調査期間:2015年11月27日~11月28日
有効回答:2,750人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを持つ15歳以上60歳未満の男女
設問数:38問
電通の調査よりもスマートフォンの優位が目立ちますが、調査対象が「スマートフォンを持つ15歳以上60歳未満の男女」となっていますので、そもそもスマホを持っていない人は対象になっていないことには注意する必要があります。
ターゲット層の情報収集方法について見つめ直すことが必要!
以上動画視聴に関する数字的なデータから見えてくることは、全体としてスマートフォンの優位が浸透しつつあります。しかし、世代や男女の違いによってばらつきがあるのが現状です。スマートフォンは生活に密着しているため、世代や性別による行動パターンの影響を大きく受けると言えるでしょう。
では、その世代や性別ごとに動画コンテンツ、配信方法を変えて動画コミュニケーションをするのは理想的ですが、実施するのにはターゲットごとに企画・施策を立てる工数や費用といったコストが必要であることを考えると現実的ではありません。
限られた予算で効果的にスマートフォンに対して動画配信を実施するためには、改めて自社のターゲットを整理することが必要です。自社のターゲットのボリュームゾーンを改めて見つめ、そのターゲットの情報取得方法を考えましょう。そのターゲットの情報取得方法としてスマートフォンが多いのであれば動画の効果も大きくなることが想像されます。
スマートフォンが流行するということをスマートフォンの情報取得時間が増えるという解釈だけで済ましてはいけません。スマートフォンという新しい情報取得方法を得たことにより今まで情報取得をしていたテレビ、新聞、PCなどの媒体の使い方、役割が再定義されることになります。そのお客様の情報接触態度の仮説立てを改めて実施し、施策・検証を繰り返すことで最適なスマートフォンに向けた動画施策が導き出されることになるでしょう。
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