予約までスムーズに誘導できる!ホテルの広告に動画を活用するメリット
更新日2024年06月10日
公開日2019年03月05日
ホテルの魅力をプロモーションする際、施設やロケーションについてはもちろんのこと、快適さや雰囲気までリアルに伝えたいと思ったことはないでしょうか。その手法として、動画広告が注目を集めています。この記事では、ホテルのマーケティングに動画広告を活用するメリットや、動画広告の特徴および種類などについて深掘りして紹介していきます。
ホテルが動画広告を活用するメリット
ホテルは非日常的な空間や特別な体験をお客さまに味わってもらう場所であり、泊まってみたいと視聴者に思っていただくために、ホテルの魅力を存分に伝える手段が必要となります。そのサポートをするのに、動画広告は大いに活用できます。ここでは、動画広告をホテルのマーケティングに利用するメリットについて説明していきます。
魅力を伝えやすい
多くのホテルはマーケティングの一環として、客室や施設などを写真でアピールしています。そのため、似た内容の見せ方になりやすいデメリットがあります。ホテルがアピールするポイントは、景色や温泉、料理などという具合にだいたい決まっており、目新しさを感じられないのが現状です。しかし、実際はどのホテルも独自の個性があります。動画広告であれば、それぞれのホテルが持つ独自性をより細かく伝えられるので、ホテルのマーケティングとしてユニークな方法で魅力を伝えやすくなります。
映像は基本的に、写真よりも情報量が多いものです。写真にはない動きや音声と言った情報が映像には含まれるため、よりリアルな情報として視聴者にホテルの良さをアピールできます。一流のホテルは、多くの場合セルフプロモーションとして映像を作っており、広告としての目的だけではなく、ホテルブランドの向上にも役立てています。
予約に誘導できる
一般的に動画広告は、静止画像を使ったバナー広告などよりもアクション率が高いことが知られています。動きのあるもののほうに関心が行きやすく、注目する機会も増えるでしょう。また、記憶に残る可能性が高いのも、静止画よりは映像です。そして、映像を見た瞬間には興味を惹かれなくても後で何となく気になり、映像やその内容であるサービスなどについて検索することは珍しくありません。つまり、映像には即効性もありますが、同時に遅効性もあるのです。
また、動画広告を使えば、スムーズにウェブサイトへと誘導できるのもメリットのひとつです。ホテルにとって自社サイトに視聴者を誘導させることは、ビジネスにつなげられる大きなチャンスでしょう。なぜなら、ウェブサイトを訪れることにより視聴者はホテルの魅力やサービスについてもっと知ることができるため、予約のアクション率を上げる効果を期待できるからです。
インバウンド客が集客できる
海外からの訪日観光客も増えている中で、日本のホテルについての情報をインターネットで集める外国人は多くなっているようです。動画広告を活用すれば、日本語がわからない訪日外国人にもホテルの魅力を存分にアピールできるので、インバウンド集客にもつなげられる可能性があります。インバウンドを狙うためには、動画広告に字幕をつけたり、日本的な要素を積極的に加えたりといった工夫が考えられます。訪日外国人に訴求する広告動画を導入しているホテルは、ほかのホテルと比べて差別化が図れるので、より多くのインバウンド客の集客を期待することができます。
外国人へ向けた動画広告は、彼らの視点に立って制作されることが理想的です。外国人と一括りにしているものの、さまざまな文化的背景を持った人たちが動画を視聴します。幅広い国籍の人たちが見ても理解しやすく不快感を覚えない動画は、熟考を重ねないと生まれません。自社での制作が難しいと考える場合は、映像作りのプロに相談して訴求効果の高い動画を作ってもらうのもひとつの方法です。
ホテルの動画広告事例紹介
ホテルの動画広告にはさまざまなメリットがあることがわかったので、今度はどのような動画広告がマーケティングに効果的なのかを探っていきましょう。実際に制作された事例を見ることで、ホテルの広告動画をイメージしやすくなります。ここでは、2つのホテル動画広告を紹介します。
ホテルニューアワジ
まずは、ホテルニューアワジグループのウェブ限定ムービーを紹介していきます。動画の冒頭部分は上空から海と島を撮影し、ホテルのロケーションが自然の中に位置することを思わせる演出をしています。続いて、女優の朝比奈彩がホテルを訪問するシーンが登場し、次々とロケーションや施設、食事などを鮮やかな色彩とともに魅力的に紹介していきます。日本庭園を思わせる中庭や和室の客室など、日本らしさのアピールも忘れてはいません。また、マッサージやヨガのレッスンなどワンランク上のサービスを動画内に織り込むことで、ホテルの格といったものも控えめながら表現しています。
さらに、この広告動画の魅力は、和食や温泉といった日本的な要素だけで押し切ろうとするのではなく、バルコニー付きの洋室や欧米風のガーデンも映している点です。欧米圏の人たちからはリラックスできる見慣れた風景として、非欧米圏の人たちにとってはさらなる非日常的な体験として、これらのシーンは魅力的に映っていることでしょう。この動画は最後の部分以外で人物が言葉を発しておらず、基本的には音声としてBGMだけが流れています。この演出によって、どこの国の人でも違和感なく動画に集中することが可能となっています。動画広告では「あえて〇〇をしない」という判断が功を奏するという好例です。
ホテルの動画広告を制作するなら他との違いをアピールしよう
動画を広告やプロモーションに使用するホテルも徐々に増えているので、ほかのホテルではなく自社を選ぶべき理由を明確にアピールするのが、動画広告作りにおけるポイントになります。印象に残る魅力的な動画の制作を目指すなら、ホテルの動画広告を制作した経験が豊富なプロに依頼することで、イメージを思った通りの形にすることができるでしょう。広告動画を作るためには、押さえておきたいポイントがいくつもあります。制作した動画広告の効果をしっかりとビジネスに反映されるよう、クオリティの高いものを目指していきましょう。
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