プレゼン動画とは?動画を活用するメリットと制作のポイント

製品発表会や日々の営業において、プレゼン動画を活用すれば、相手に伝えたいことをよりわかりやすく伝えることが可能です。そこで今回は、さまざまなシーンで活用できるプレゼン動画の導入メリットや制作時のポイントを解説していきます。

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2024/11/2812:00-13:00

プレゼン動画とは

従来、「プレゼン資料」といえば、画像と文章をもとにパワーポイントなどで作成したスライド資料が主流でしたが、これに対して、プレゼン用に作られた動画のことを「プレゼン動画」といいます。スライド資料における説明文の代わりにテロップを挿入するなどして、プレゼン力を持たせているのが大きな特徴です。

プレゼン動画としての動画の活用シーン

プレゼン動画は幅広いシーンで活用できます。スライド形式のプレゼン資料同様、ホワイトペーパーのような目的で使うこともできますし、公開するシーンに関しても、リアルからオンラインまでさまざまに考えられます。

社内外への企画提案

商品やサービスの企画提案のためにプレゼン動画を活用すると、提案された側は、その商品やサービスを導入するとによってどんな効果やメリットが期待できるのかをイメージしやすいでしょう。 商品やサービス利用時のイメージ映像を盛り込んだり、期待できる効果についてナレーションで説明するのも効果的です。

採用説明会

採用説明会でプレゼン動画を流せば、参加者の自社への理解を深めることに役立ちます。 たとえば、動画内に職場の雰囲気を収めておけば、「入社したらこんな感じの毎日を送るのだな」とイメージしてもらいやすいでしょう。また、一日の仕事のスケジュールや年間スケジュールなどをコンパクトに伝えることもできます。

株主総会、決算説明会

株主総会や決算説明会においては、事業運営の根本に関わる事項や自社の経営に関わる決算状況をわかりやすく説明する必要があります。 いずれの場合も、企業の重要事項を参加者にしっかりと伝えることが重要ですので、具体的な時期や数字、今後の展望などをわかりやすく表現した動画に仕上げることが大切です。

プレゼン動画を活用するメリット

プレゼン動画にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、3つのポイントについて紹介していきます。

理解度を向上させられる

商品やサービスによっては、文字や画像だけでは特徴や魅力が伝わりづらいものがあります。動画で直感的に商品やサービスの紹介をすることで、実際に利用しているユーザーにはより深い理解を促し、まだ利用経験がない潜在的なユーザーに対しては理解度の向上と販売促進が期待できるでしょう。

また、使い方や手順が複雑なサービスや商品の場合、動画なら使い方や手順を直接見せながら説明できるので、視聴者が理解しやすく、視聴者自身が使用するイメージを持ちやすくなります。マニュアル本を読みこむことが一般的な中、動画があれば視聴者は分厚いマニュアル本を読む必要がなくなります。映像と音で訴求する動画は、ユーザーの関心を高く保ちながら商品の魅力を発信できます。

さらに、顧客や取引先企業との商談やコンペのシーンなどでよく聞かれる質問とそれらに対する回答をまとめれば、営業ツールとしての活用もできるでしょう。

視覚的な訴求が可能になる

視覚と聴覚で、人間は多くの情報を得ているといわれています。とりわけ、人間の視覚に対する依存は大きく、視覚的な訴求力が高い動画のメリットは大きいでしょう。また、動画は感覚的に情報を伝えることに優れています。たとえば、文章や図では伝えきれない印象や雰囲気といった部分を、動画なら視覚的に表現することができます。

さらに、人は基本的に動くものを目で追う性質があります。画面に動きが生まれる動画は、プレゼンに取り入れるだけで視聴者の興味をより引きつけるでしょう。

また、プレゼンテーションでは一方的に登壇者が言葉のみで一方的に伝えるコミュニケーション手法になりますが、動画を使って視覚的な訴求も含めて伝え方を工夫すれば、より視聴者へ深く印象づけられる可能性が高まります。

HPやSNSにも掲載できる

プレゼン動画は、そのまま自社のウェブサイトに埋め込んだり、YouTubeにアップロードしたりもできるので、プレゼンテーション後の活用方法があることもメリットです。動画には、企業内のプレゼンテーションだけではなく多くの視聴者に見てもらうという活用法もあるのです。これは、一般の消費者のみが対象ではなく、他企業の購買担当者といった未開拓の顧客層にもアピール可能です。

さらに、動画の質が良かったり拡散したりすれば、実現できていないプロジェクトの実現を助けてくれる企業が見つかる可能性も出てきます。

プレゼン動画を制作する際のポイント

プレゼン動画を制作する際に、気をつけたい点がいくつかあるので見ていきましょう。ここでは、4つの留意すべきポイントを紹介していきます。

ターゲットを決める

まずは、誰に向けた動画であるのかを確認することが大切です。 たとえば、自社のことを知らない人に対してのプレゼンに使う動画なら、自社がどんな会社であるのかの説明も盛り込むことが必要でしょう。採用説明会で流すプレゼン動画であるなら、自社の魅力についてもしっかり伝えていきたいところです。

目的を設定する

ターゲット設定とあわせて設定したいのが、「そのターゲットに向けて何を伝えたいのか? 何を伝えるべきなのか?」という「プレゼン動画を作る目的」。 目的によって動画の方向性は大きく変わってきますし、ターゲットと目的がはっきりすれば、どんな動画が望ましいのかという理想形が自ずと見えてきます。

世界観を作る

動画制作でまず大切なのは、企業のブランドイメージや商材のイメージにあった世界観を意識することです。たとえば、ラグジュアリーなホテルのサービスをプレゼンテーションするのに、ポップな色調やイメージを多用すると、サービスと動画の印象にズレが生じ、サービスのイメージの統一性が失われます。

また、動画に使用するBGMも重要です。企業や商品のイメージにマッチしないものを選んでしまうと、違和感が生まれ、サービスのイメージダウンにもつながりかねないため、気をつける必要があります。

わかりやすく伝える

動画に期待する役割のひとつとして、相手にプレゼンテーションの内容をよりわかりやすく伝えるという面があります。たとえば、テロップの中で重要なキーワードは動画内で目立たせることでポイントとなる部分を視聴者に印象づけることができます。

また、ひとつの動画は長くならないように配慮し、動画を複数にわけることもポイントです。

プレゼン動画の活用事例

プレゼン動画の活用事例もチェックしていきましょう。ここでは、動画制作サービスのCrevo(クレボ)が手がけた動画を3本紹介していきます。

サービス紹介動画「セキュリティガイドライン」


出典:Crevo制作実績

動画の種類実写動画
長さ・尺120秒
費用レンジ100~299万円

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供するセキュリティガイドライン支援サービスの紹介動画です。導入前のユーザーに用途・利用方法をわかりやすく説明するため制作しました。

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サービス紹介動画 組織マネジメント支援サービス「INSIDES(インサイズ)」

出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション・実写動画
長さ・尺120秒
費用レンジ100~299万円

組織マネジメント支援サービス「INSIDES(インサイズ)」のサービス紹介動画です。サービスの理解促進を目的に、サービスサイトでの掲載、営業ツール、展示会での放映を想定し制作しました。アニメーション版では、視聴者の興味喚起を目的に見せ方を変えています。

ネットショップの顧客管理・育成ツール「MakeRepeater(メイクリピーター)」

出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺60~120秒
費用レンジ~49万円

ネットショップの顧客管理・育成ツールである「MakeRepeater(メイクリピーター)」のサービス紹介動画です。プレゼン動画だけではなく、営業ツールとしての活用も想定して作られています。アニメーションを活用し視聴者の理解を促す工夫がされています。

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プレゼン動画としての動画を活用しよう

プレゼン動画は、商品やサービスの魅力を端的に伝えるために積極的に活用したいツールです。プレゼン動画の活用シーンや得られるメリットは多いので、工夫次第で大きな効果が見込める可能性があります。動画制作サービスのCrevoでも動画制作を手がけているので、動画の制作を検討する際には相談してはいかがでしょうか。

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執筆者

VIDEO SQUARE編集部
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