アニメーション動画とは?種類と事例で見る表現手法3選

商品紹介やサービス紹介のシーンでアニメーション動画を活用する企業が増えています。この記事では、アニメーション動画のメリットや表現手法の事例、制作を依頼するポイントをご紹介します。

人事・HR交流会

人事同士で繋がる交流会@東京・六本木<Crevo・JHR共同主催>

日時

2024年4月18日(木)19:00〜21:00

アニメーション動画とは

アニメーション動画とは、編集ソフトなどを使ってイラストや文字に動きを加えた動画のことです。

実在する人物や景色を映し出す「実写動画」とは異なり、複雑な情報でもわかりやすく整理して伝えることができるのが大きな特徴です。学校の授業やセミナーでも、内容によっては、講義を聞くだけよりグラフなどの図解があったほうがわかいやすいと感じることがありますが、動画もそれと同じです。

それぞれの特徴をよく理解したうえで最適な表現方法を選ぶことで、期待する結果が出やすくなります。

アニメーション動画の種類

動画制作の方法は大きく2つに分けることができますが、アニメーション動画自体も10種類以上に細分化することができます。今回はそのなかでも、企業のPRやブランディングによく活用される動画について説明していきます。

インフォグラフィック動画

「インフォグラフィック動画」とは、写真や図表、グラフなどを用いることで、情報をわかりやすく表現している動画です。

ちなみに、「インフォグラフィック」は、「インフォメーション(情報)」と「グラフィック(視覚表現)」を掛け合わせた造語です。

モーショングラフィックス動画

「モーショングラフィック動画」は、写真や文字、イラスト、図形などの動きのない素材に動きを加えた動画です。

余計な視覚情報がなく、伝えたいことをシンプルに伝えられることから、ドラマや映画のオープニングタイトル、CMの企業ロゴなどによく使われます。

タイポグラフィ動画

モーショングラフィック動画のうち、文字によるアニメーション動画のことを「タイポグラフィ動画」と呼びます。

「笑う」「歩く」「悲しい」など、その言葉の意味を表現したタイポグラフィ動画であれば、観た人の記憶にも残りやすくなるでしょう。

3Dアニメーション動画

立体的なイラストやグラフィックを用いて作るアニメーション動画を「3Dアニメーション動画」と呼びます。

2Dではなく3Dにすることで、動画を観た人がフォルムや質感を具体的にイメージしやすくなるので、画面越しに商品の実体を掴んでほしい場合などに適しています。

2.5Dアニメーション動画

2Dと3Dの中間に位置するアニメーション動画を「2.5Dアニメーション動画」と呼びます。

3Dほど立体的な見た目ではなく、斜め上から見下ろしているかのように描かれているのが特徴です。一般的に、3Dアニメーション動画よりもリーズナブルな価格で制作することができます。

ホワイトボードアニメーション動画

真っ白な背景に、イラストや図、文字などを手書きしていく過程を映像化した「ホワイトボードアニメーション動画」も、近年、人気が高まっています。

背景が白一色であることから色のイメージに邪魔されないため、伝えたいことがしっかり伝わりやすいのがメリットです。

イラストアニメーション動画

パラパラ漫画の要領で、線の位置を少しずつずらしながら何枚ものイラストを作成することで、キャラクターや背景を動かすアニメーション動画を「イラストレーション動画」と呼びます。

一般的なテレビアニメやアニメ映画の制作に用いられる手法で、膨大な量のイラストを必要とします。

アニメーション動画を活用するメリット

実写では表現できない無形のものをビジュアル化

サービスなどの無形商材、コンセプト、ブランドイメージなど、実写では表現が難しいものもアニメーションなら簡単に表現することができます。

文字だけでは長くなってしまいがちなサービス説明もコンパクトに伝えることが可能です。また、ブランドイメージもアニメーションでビジュアル化することで、視聴者はブランドの世界観を直感的に理解することができ、他社との差別化にもつなげることができます。

伝えたいメッセージを的確に表現

アニメーション動画は、伝えたい要素を強調してメリハリをつけ、不要な情報を削ぎ落とし、効果的にメッセージを伝えることができます。

たとえば、インフォグラフィック動画では、データや情報を視覚的に表現することで視聴者の理解促進につなげることができます。また、3DCGを活用すれば、実写では撮影が難しいシーンもリアルに描くことができます。

撮影機材が不要な分、コストを抑えて制作可能

アニメーション動画の場合、実写撮影の場合に必要なカメラマン、モデル、スタジオ、撮影機材などが必要ないため、そこの制作コストを抑えて制作することができます。

実写撮影の場合は、撮影日数や撮影に関わるスタッフで費用が大きく変動します。一方で、アニメーションの場合は、動画の尺の長さやグラフィックの動きの複雑さによって費用が異なります。そのため、動画制作にかけられる費用が限られている場合にも、アニメーション動画なら手が届きやすい傾向にあります。

動画を修正しやすい

実写動画の制作には撮影が不可欠です。納得いく映像が撮れるまでに時間がかかることもあれば、撮影後にキャストや背景の差し替えが必要となり、スタジオやスタッフのスケジュール調整からやり直すハメになることも。

しかし、アニメーション動画であれば、キャラクターも背景も編集によって差し替えることができます。さらに、キャラクターの動きやセリフを変更することも可能です。

アニメーション動画の活用シーン

サービス紹介動画

無形、有形を問わず、アニメーション動画を活用することでよりサービスのイメージが伝わるサービス紹介動画を制作することができます。実写と組み合わせて、実写動画とアニメーション動画両方のメリットを活かすことも可能です。

特に、グラフや数字、文字を見せたい場合には、インフォグラフィックを活用することでよりわかりやすくサービスの実績や詳細などを伝えることができます。

ブランディング動画

ブランディング動画にアニメーションを活用することで、伝えたいメッセージやブランドイメージをより端的に伝えることができます。ブランドイメージをアニメーションで視覚的にわかりやすく表現することで、より記憶に残りやすくなります。

ブランドカラーを上手く使ったり、ブランドサイトとトンマナと合わせたりすることで、印象に残る動画を制作しましょう。

プロモーション動画・CM

視覚的にわかりやすいアニメーション動画を活用することで、自社を知らない視聴者の印象にも残るプロモーション動画やCMを制作することができます。オリジナルキャラクターを使用して、より親しみやすい動画を作ることも可能です。

アニメーション動画を制作会社に依頼するポイント

ターゲットや目的を明確にする

アニメーション動画を制作する際は、「誰に向けて」「何のために」制作するかを事前に明確にしておくことが重要です。

アニメーションか実写かにかかわらず、動画は短時間で多くの情報を伝えることができますが、内容を盛り込みすぎてしまうと伝えたいことがぼやけてしまい、見る人の興味を引き付けることができません。盛り込むべき内容を精査することが大切です。

ブランドイメージやホームページとトンマナを合わせる

アニメーション動画を制作する際には、ブランドイメージに合わせた動画を制作することが大切です。

動画全体の印象はもちろんのこと、色味や演出など、その会社ならではの特徴を出すようにします。例えば、最先端のITを使った商品やサービスを展開している企業であれば目新しい印象を与える映像にし、老舗の企業であれば歴史を感じさせる落ち着いた印象にするといったものです。

特に会社のホームページに掲載する動画の場合は、ホームページのトンマナに合わせることも意識して動画を制作することが大切です。

目的に応じたアニメーション動画の制作会社を選ぼう

ここまで紹介したように、アニメーション動画は様々なシーンで活用できます。

しかしアニメーション動画制作を自社で行うハードルは高く、動画制作会社への依頼が無難です。制作する動画の目的を明確にしたうえで、アニメーション動画の実績が豊富な制作会社に依頼するのがおすすめです。動画制作サービスのCrevo(クレボ)では数多くのアニメーション動画の制作をしております。まずは、どのような動画を制作してみたいのか相談してみてはいかがでしょうか。

Crevoでアニメーション動画を制作するメリット

アニメーションの制作は、アニメーションの制作の実績が豊富な制作会社に依頼することがおすすめです。以下で、動画制作会社のCrevo(クレボ)で動画を制作するメリットをご紹介します。

「アニメーション動画といえばCrevo」と言われる圧倒的な存在感

Crevoは、2014年に動画制作サービスを開始し、アニメーション動画制作がまだ身近ではなかった頃から、先駆者としてアニメーション動画制作にたずさわってきました。

2,000社4,000件を超える豊富な制作実績から生まれた独自の制作メソッドを活かして、動画制作が初めての方でも安心してお任せいただける環境が整っています。

シンプルなモーショングラフィックやインフォグラフィックから立体感のある3DCGまで、ご希望の表現でご満足いただけるクリエイティブに近づけます。

独自のクリエイターネットワークを生かした表現の幅の広さ

Crevoでは、国内外で10,000名を超えるクリエイターが登録している独自のクリエイターネットワークを活かして、ご依頼に合わせた最適なご提案をいたします。

Crevoではクリエイターを抱えていないため、社内のクリエイターありきではなく、あくまでもクライアントのご依頼をベースに専属の制作チームを作ります。

また、海外クリエイターも多く登録しているため、海外展開向けやインバウンド向けに海外テイストを取り入れたアニメーション動画の制作も可能です。

大幅な工数削減・コストカットで最適料金での提供を実現

Crevoで独自開発した制作管理ツールを利用し、制作開始からご納品までひとつのツールでコミュニケーションを完結します。レビュー機能では、動画に直接修正指示を書き込むことができます。

そのため、メールや電話でのやり取りが不要になり、的確でスピーディーなコミュニケーションが可能になります。

ナレーターオーディションでは、ご希望のテイストに合わせてナレーターを募集することができるためイメージに近いアニメーション動画を制作することができます。

<関連サービス>アニメーション動画制作・映像制作

アニメーションの表現手法

アニメーションの表現方法は多数ございます。その中でも用途に応じた表現ができる手法を活用事例とともにご紹介します。

モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、画像・文字・イラストなどのグラフィック素材にアニメーションによる動き・効果音・BGM・ナレーションなどを盛り込んで制作するアニメーション動画に代表される表現手法です。視覚と聴覚で視聴者に訴えかけることで、数十秒の動画でも、多くの情報を伝えることができます。

また、動画の中でも予算・納期を抑えて制作ができる手法となっているため、初めての動画制作におすすめです。

サービス紹介動画「ハッシャダイリゾート」


出典:Crevo制作実績(株式会社ハッシャダイ)

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺60~120秒
費用レンジ50~99万

シンプルなグラフィックではありながらも、アニメーションとナレーション・字幕をうまく組み合わせることによって、サービスのメリットはもちろん、実際のウェブ画面もイメージしやすく、訴求力の高い動画に仕上がっています。

フレームバイフレーム

フレームバイフレームという手法はいわゆる「THE アニメ」です。日本を代表する文化のひとつとなった「アニメ」と同様に、キャラクターや動物を一コマずつ動かして制作する表現技法です。視聴者にとっても親しみやすいだけでなく、世界観や表現・演出の幅が広く、固有の表現によって動画を通じたブランドイメージを作り上げることもできます

コンセプト動画 本の情報サイト「好書好日」


出典:Crevo制作実績(株式会社朝日新聞社)

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺15~30秒
費用レンジ~49万

猫の動きや本のページをめくる様子はアニメならではの表現になっており素朴で優しいトーンでウェブサイトの世界観を表現しています。

3DCGアニメーション

3DCGアニメーションは、手描きでは表現が困難なキャラクターや物体を立体的に表現することができ、2Dアニメーションとは異なるリアリティあふれる表現を可能にします。3DCGアニメーションならではのトリッキーなアングルを駆使した擬似空間の中で表現される映像は、訴求内容を引き立て、視聴者に強く印象付けられるはずです。

テレビCM動画「SFAポンプ」


出典:Crevo制作実績(SFA Japan株式会社)

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺~15秒以内
費用レンジ100~299万

3DCGを活用することにより、キッチン・トイレ・洗面所などに製品を設置した場合のイメージやサイズ感が伝わりやすくなっています。

アニメーションの演出方法

キャラクターアニメーション

キャラクターアニメーションはモーショングラフィックスの一種で、企業や商品のカラーやコンセプトに合わせてキャラクターを用いる演出方法です。「この企業のこのキャラクター」「あの商品のあのキャラクター」と視聴者に覚えてもらいやすく、認知度アップやブランディング効果が期待できます

また、想定しているターゲット層をキャラクターとして具現化することもできます。キャラクターにナレーションを合わせることで視聴者に親近感と強い印象を与え、訴求したいポイントをひきたて、訴求ポイントを「自分ごと」としてとらえやすくなります。

サービス紹介動画「ミュゼホワイトニング」


出典:Crevo制作実績(株式会社ミュゼプラチナム)

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺15~30秒
費用レンジ50~99万

お洒落でガーリーなキャラクターを採用することで、キレイになりたい女性に親近感をもっていただけるような表現になっています。

インフォグラフィック

インフォグラフィックはモーショングラフィックスの一種で、情報・データ・知識を図や表を用いてわかりやすく視覚的に表現する手法です。

無形サービスや説明しづらいものを視覚的に表現することにより、視聴者にわかりやすく伝えることができるため、営業用ツールや自社サービスの紹介動画として有効活用できます。インフォグラフィック動画によって、取引先や消費者の心をつかむことがサービスの拡大につながります

サービス紹介動画「IT人材マッチングサービス ギークス」


出典:Crevo制作実績(ギークス株式会社)

動画の種類アニメーション動画
長さ・尺60~120秒
費用レンジ50~99万

冒頭で、棒グラフを用いて数字データをわかりやすく表現しつつ、課題喚起をしながらサービスの軸となる「ITフリーランス」というキーワードを丁寧に説明しています。そして、シンプルなイラストとメリハリのある動きでサービスのコンセプト、サービスを通して解決したい課題とサービスによって実現したい世界観を表現しています。

アニメーションで自由自在な表現を!

最後まで読んでいただきありがとうございました!アニメーション動画は、多様な表現・演出手法によってあらゆる要望に応えることができること、感じていただけましたでしょうか。 

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VIDEO SQUAREを運営するCrevo(クレボ)では、数多くの動画制作・映像制作に携わっています。国内外約10,000名のクリエイターネットワークを活かし、ご依頼ごとに最適な専属チームを作ります。また、はじめての動画制作でも安心のサポート体制が整っています。動画制作・映像制作ご検討の方はぜひお問い合わせください!
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動画制作会社Crevo(クレボ)は2,000社10,000件以上のアニメーション・実写動画を制作してきた実績をもとに低価格・高品質な動画でお客様のビジネス課題の解決にコミットします。パートナー企業とも連携をし、動画を掲載する先のLPやサイト設計・ユーザーを集客するための広告運用までサポート可能です。また、全体的なプロジェクト総予算の配分見直しを行った上で、企画段階からの制作も、YouTube動画編集を部分的に依頼したいなどの一部業務のご依頼も可能です。
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