新卒採用の動画活用方法!7つ事例と制作ポイントをご紹介!

採用活動のオンライン化が進むなか、求職者のニーズに合わせて採用動画を活用する企業が増えてきました。新卒採用でも採用動画の導入を検討する人事担当者も少なくないでしょう。

採用動画を通して、本来なら訪問して体感できた会社の雰囲気を伝えられるのがメリットです。

一方で、どのような採用動画が求職者にとって魅力的なのか、課題が浮き彫りになっていませんか。思わず応募したくなる面白いものを制作したいですよね。

ターゲットとなるのがトレンドに敏感な学生だからこそ、他社との差別化を図る必要があります。

この記事を読んで、新卒採用動画を制作する際のポイントを押さえましょう。実際に企業の採用活動で使われている事例も紹介するため、制作時の参考にしてみてください。

新卒採用参考事例8選

スマートフォンから気軽に視聴できる採用動画の導入は、求職者である学生にも需要が期待できます。

優秀な人材を確保するための戦略として、採用動画を活用する企業は少なくありません。求職者の印象に残る動画を制作すれば、応募数の増加にもつながるでしょう。

まずは、Crevo(クレボ)が過去に制作した新卒採用動画の事例を紹介します。どのように学生へアプローチしているのかなど、その背景やストーリーも参考にしてみてください。

株式会社あしたのチーム


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ~49万

動画制作の背景・ストーリー

「株式会社あしたのチーム」は、人事評価クラウドサービスを提供する企業です。Crevoが制作した会社紹介動画では、アニメーションを用いて事業の紹介をしています。

テーマとして掲げる「はたらく人のワクワクをクリエイトする」とは、具体的にどのようなことなのかについて、キャラクターや仮想空間の演出で表現しました。

さまざまな場面での放映を想定して、視覚的にも訴求力を意識した見せ方になっています。

株式会社TOKIUM


出典:Crevo制作実績

動画の種類実写
長さ・尺120秒~
費用レンジ50~99万

動画制作の背景・ストーリー

株式会社TOKIUMは、経費精算などのクラウドサービスを提供する企業です、Crevoが制作した採用インタビュー動画は、社名変更に伴い制作された背景があります。

社長や社員インタビューは採用動画において定番のコンテンツです。

企業理念や実際に働く人の想い、仕事のやりがいなどが10分弱の動画に収められています。

視聴者に社内の雰囲気が伝わりやすいよう、仕事風景などのシーンを織り交ぜた構成が特徴です。

株式会社グローバルウェイ


出典:Crevo制作実績

動画の種類実写
長さ・尺30~60秒
費用レンジ100~299万

動画制作の背景・ストーリー

株式会社グローバルウェイは、Webメディアの運営・開発などを行う企業です。Crevoが制作した会社紹介動画は、企業ロゴ刷新に伴い制作された背景があります。

仕事風景を中心に1分弱の動画に収められており、カジュアルでおしゃれな雰囲気の動画です。

求職者側も実際に働くイメージを抱きやすくなるでしょう。オフィス環境だけでなく、テレワークなど多様な働き方を推進していることもわかる動画の内容となっています。

神戸市社会福祉協議会


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ~49万

動画制作の背景・ストーリー

神戸市社会福祉協議会は、地域福祉の推進に取り組む民間非営利組織です。

Crevoが制作した新卒向け採用動画は、神戸市社会福祉協議会がどのような活動をしているのかを伝えるために制作されました。

アニメーションとナレーションを用いて、組織の概要から活動内容までわかりやすく紹介しています。最後に呼びかけることで求職者に印象づけられるでしょう。また、限定された地域の団体であり、地域感を出すためにデフォルメMAPを作成するなどで工夫しています。

田島ルーフィング株式会社


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ100~299万

動画制作の背景・ストーリー

田島ルーフィング株式会社は、創業100年以上の住宅建材メーカーです。Crevoが制作した会社紹介動画は、普段なじみがない業界でも学生が理解しやすい内容になっています。

堅くなりがちで一般的にも知名度が低い業界のため、アニメーションでコミカルなタッチで描くことで他社との差別化を図るのがポイントです。

気軽に視聴できる採用動画は途中離脱されやすいですが、飽きさせないストーリーで学生の興味を惹くことを狙いました。

株式会社グローバルビジョンテクノロジー


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ100~299万

動画制作の背景・ストーリー

株式会社グローバルビジョンテクノロジーは、日本企業の海外進出や国内システムのグローバル化を支援する企業です。

Crevoが制作した会社紹介動画は、人材や働き方の多様性に焦点を当て、新卒・中途採用を目的にしています。

2Dと実写を融合させたハンドアニメーションで、会社概要や企業の歴史を紹介しているのがポイントです。また、英語のナレーションを日本語字幕で動画にすることで、グローバルな事業展開を行っている企業イメージを確立させています。

2分弱という短さですが、求職者が興味を惹きやすい内容です。

採用動画で自社の事業を明確に説明することで、求職者とのミスマッチ防止につながるでしょう。動画の最後には、「Let’s make it happen!!」とポジティブなメッセージで締めています。

司法書士法人A.I.グローバル


出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション
長さ・尺60~120秒
費用レンジ~49万

動画制作の背景・ストーリー

司法書士法人A.I.グローバルは、相続や不動産登記に豊富な実績を持つ登記・法務の専門家です。Crevoが制作した会社紹介動画は、採用向けに作られた背景があります。

堅い印象を持たれがちな業界ですが、働き甲斐のある社風や会社の雰囲気をポップでメリハリのあるアニメーションで表現しています。自社の強みをナレーションと組み合わせて紹介することで、どのような会社であるのかがわかりやすい内容になっています。

グループが掲げるモットーを紹介し、数値では見えない魅力を訴求するなど、職場環境のイメージがしやすい内容です。

動画の最後には、「楽しくなければ仕事じゃない」と締めることで、ポジティブな印象を残しています。

スカイライト コンサルティング株式会社

動画制作の背景・ストーリー

「スカイライト コンサルティング株式会社」は、徹底した顧客志向のもと、戦略立案から実行まで一気通貫のコンサルティングを行うことを強みとする企業です。

「人」が評価されるスカイライトの魅力を伝える目的で座談会形式の動画を制作しました。
社内の雰囲気や働いた時にどんな会社で働くのか、イメージしやすい動画になりました。

ホームページリニューアルに合わせて動画を活用したことで、自社ホームページ経由の応募数と採用率が増加した、動画活用の成功事例です。
面接時のコミュニケーションの質向上も実感していただけました。その他、制作の秘話や動画の効果を詳しくご紹介していますので、是非こちらもご覧ください。

 

【採用課題別】動画を制作する際のポイント

人の目を惹きつけるようなかっこいい採用動画は、SNSなどで拡散されて集客につながるかもしれません。

ですが、最終的な目的は自社の社員として活躍する優秀な人材を獲得することです。いわゆる受けの良い動画制作が優先にならないよう注意しましょう。

採用動画は見栄えだけでなく、求職者の心に強く訴求できるように制作する必要があります。自社の雰囲気ややりがいを魅力的に伝えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

以下のポイントを踏まえながら、効果的な採用動画を制作してみてください。採用動画の戦略として成功するためには、一つずつのポイントを押さえることが大切です。

採用動画でエントリー数を増やすためには?

エントリー数の増加を図るには、学生との最初の接点である採用サイトなどで、 企業や業務内容を正しく理解してもらい、「興味」をひき、「魅力」を感じてもらうことが不可欠です。

学生からの認知度が低い業界・職種や、先入観からネガティブなイメージを持たれやすい業界では、採用サイトに来てもらうためのSNS広告などの有効な手段が必要です。SNS広告で有効なのが、現場の本当の姿をリアリティを持って伝えることができる動画です。

有効なコンテンツとして、「会社紹介」「社員パフォーマンス」「オンライン説明会」などがあります。 

採用動画で応募者の質を高めるには?

企業名やイメージだけでエントリーする学生が多いなど、業界・会社への理解度の浅さから、求めている学生と出会えないというミスマッチを課題にする企業もあります。

そのような課題に有効なのが、説明会や採用サイトで「魅力」を感じてもらうための動画活用です。企業にとっては選考前に自社の魅力や求める人材をアピールする場となります。

動画では、企業文化などのリアルな情報を伝えることができるため、イメージ先行でエントリーした学生に動機の形成を促し、ミスマッチを減らすことで応募者の質を高めることが期待できます。 有効なコンテンツは、「求める人材像」「社員インタビュー」 などがあります。

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Crevoの採用・リクルート動画のソリューション

採用動画で内定者をつなぎとめるには?

優秀な人材が集まった後に、大きな課題となるのが学生側の辞退です。

いかに優秀な学生に自社へ入社してもらうかという他社との採用競争に勝ち抜く必要があります。 入社する前に業界や会社の雰囲気をもっと知りたい、という思いに答えるようなコンテンツを用意し、内定者をつなぎとめる必要があります。

学生にとって、企業のアピールや広告色が強いものは受け入れられません。コンテンツとして有効なのは、「社員からのメッセージを撮影した動画」、「そこで働いている自分をイメージしやすい動画」などです。

効果的な採用動画を制作するには?

採用に動画を活用する際には、計画的に動画コンテンツを設計して制作していく必要があります。

エントリー→選考→内定の各フェーズで生じる課題は異なり、課題に合わせて動画コンテンツ に込めるメッセージを変えなければならないためです。この応募採用プロセスは、マーケティングファネルのフレームに当てはめることができ、動画コンテンツは各フェーズで有効です。

採用においては、「エントリー数を増やしたい 」「応募者の質を高めたい 」「内定者をつなぎとめたい」という3つの課題が挙げられます。

それぞれの課題が採用プロセスのどこに属しているのか、どのような動画コンテンツが有効かを見極めましょう。

採用活動において動画を活用するメリット

ここでは採用活動において動画を活用するメリットを4つ紹介します。

多くの情報を伝えられ、他社との差別化につながる

静止画や文章と比べて、動画は音と映像で構成されているため、膨大な量のメッセージをスムーズに視聴者に伝えることができます。

また、圧倒的に記憶に残りやすく、人の心を動かすことができる動画は採用シーンにおいて非常に有効です。数値化が難しいブランドメッセージ、企業文化や職場の雰囲気などを伝えたい場合に最適なコンテンツと言えます。

大幅なコスト、工数の削減

説明会動画を制作することで、オフライン説明会のたびに発生する会場費、印刷物などのツール代、人件費などのコストを削減することが可能です。また、社員が登壇するセミナー動画も、一度制作してしまえば繰り返し利用できるため、毎回のクオリティを担保しながら、その工数も削減することができます。

学生が知りたい内容・採用課題を解決できる内容を含んだ動画を適切に制作できれば、動画が採用担当者の代わりとなり工数を削減する事ができるでしょう。

自社の魅力を幅広く拡散できる

就職活動を行うにあたって、スマホで情報収集する求職者が増えている中、ネットを利用した告知は見逃せません。動画を制作すれば、自社サイト、説明会やセミナーだけでなく、TwitterやFacebookなどのSNS、YouTubeなどにも掲載することができます。

一つの動画であっても「拡散性」をもちながら、自社の魅力を拡散することで認知度を高めることができ、優秀な人材の応募も期待できるでしょう。また、費用対効果の観点からも「採用動画」は非常に有効な施策と言えるでしょう。

企業・求職者とのミスマッチを防ぐ

企業サイトや求人サイトに掲載されている企業理念や業務内容を読んでも、実際にどんな仕事をするのかは理解しにくいものです。特に働いたことのない新卒者の場合には、採用担当者から口頭で説明を受けても働くイメージは持ちにくいでしょう。

そこで効果を発揮するのが動画です。動画を活用して先輩社員がいきいきと働いている姿を見せることで、自分が入社して働いている姿をイメージしやすく、入社後のミスマッチを防いで、離職率を下げることにもつながります

採用動画によって、文字や写真だけでは伝えきれないカルチャーや実際の仕事風景などは、リアルな会社の姿をより伝えることが可能です。また、企業理念や想いなど自社の理解を深めた学生の応募を増加させ、質の良いマッチングを向上させることができます

採用動画の制作期間は?何から準備する?

課題ごとに制作する動画コンテンツが決定したら、いよいよ動画制作の準備です。

動画制作期間は内容によって変わりますが、1〜2ヶ月はかかることが多いため、早めに準備に取り掛かりましょう。動画制作会社へ依頼する場合でも、成果を上げる動画を制作するためには基本的な情報を整理しておくと良いでしょう。

動画に必要な要素を整理をすることで、動画活用の目的に合った効果的な動画を制作することができます。また、予算や納期などの譲れない条件があれば、その条件内でベストを尽くせるように優先順位を付けておくと、制作会社へ依頼するときもスムーズです。

採用動画を活用して他社との差をつけよう

採用広報解禁の来年3月1日に向けて、2023年度新卒採用の準備を進めている採用担当者も多いのではないでしょうか?コロナ渦以降、採用活動のオンライン化が益々進んでいくことが予想されます。

オンラインでの採用活動は、採用プロセスの各フェーズの課題を分析し、戦略的にコンテンツを制作することが重要です。優秀な学生を獲得するために、積極的にオンライン説明会や採用媒体で動画を活用し、他社との差別化を図りましょう!

しかし動画制作を自社で行うハードルは高く、多くのデメリットが存在します。例えば「動画のクオリティを担保することが難しい」「どこから始めれば良いか分からない」と言われる制作担当者の方をよく多く見受けられます。これらの点からも、無難なのは動画制作会社への依頼です。

制作する動画の目的を明確にしたうえで、その採用動画の実績が豊富な制作会社に依頼するのがおすすめです。動画制作サービスを利用してクオリティの高い採用動画を制作し、優秀な人材確保につなげていきましょう。動画制作サービスのCrevo(クレボ)では数多くの採用向け動画の制作をしております。まずは、どのような動画を制作してみたいのか相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

新卒採用において自社の魅力をアピールする動画を活用することで、さまざまな恩恵を受けられます。

結果的に企業のイメージを高めたり、SNSでの拡散による集客の獲得に活用できたりするでしょう。それだけ、採用動画は企業価値を高めてくれるツールです。

変わり続ける採用方法において、採用動画は人事担当者をサポートする役割も担います。優秀な人材を自社へ受け入れるためにも、積極的な活用は必要不可欠です。

採用動画を導入して戦略的に成功した企業は少なくありません。

動画制作は難しいイメージを抱きがちですが、一度制作してしまえば高い汎用性を持ち合わせています。新卒採用で成功するためにも、採用動画の導入を検討してみてくださいね。

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用途別の参考動画

執筆者

VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUARE編集部
VIDEO SQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。 2,000社10,000件という業界トップクラスの動画制作実績を持つ「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

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