動画広告の効果とは?印象度・視聴後のアクション喚起はこれだけ違う
更新日2024年06月14日
公開日2016年08月05日
動画が静止画と比べて情報伝達力が高く、視聴後の認知度が静止画よりも優れているということは、実感としては多くの人が思うところでしょう。この動画と静止画におけるインパクトの強さの違いを、実際にユーザーに試してもらった調査結果でも、確かに動画の威力が分かります。この記事では動画のインパクトを数字で確認するとともに、そのメリットを最大限引き出す方法を検討します。
数字でわかる動画広告の効果
株式会社電通と株式会社ディーツーコミュニケーションズは、グーグルが提供する iPhone アプリのアドネットワーク「AdMob」上に掲出したバナー広告を対象に、動画広告の実態調査を行いました。
その調査から静止画に比べた動画のインパクトが分かります。
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1.動画広告は、広告の印象度を高める効果がある
被験者が広告視聴終了の後、該当広告を「確かに見た」と答えた人は、バナー広告を見た人が8.9%で動画広告を見た人では 14.7%となりました。動画広告を見た人の方がバナー広告を見た人よりも、印象が強く、長く残ることを示しています。
2.動画広告は、訴求内容の認知向上に効果的である
訴求内容としている「新車の購入プラン」で認知度を調査した結果、「詳しく知っている」、「ある程度知っている」、「言葉だけは聞いたことがある」の合計(認知計)は、動画広告を見た人では 71.4%、バナー広告を見た人では 60.6%となり、動画広告を見た人の方が、バナー広告認知者に比べて約11ポイント高かった。
3.動画広告は、より高い態度変容効果が期待できる
動画広告を見た人の約4割が広告閲覧の後、サイト閲覧や検索などなんらかの行動を起こした。一方でバナー広告を見た人で、視聴後になんらかの行動を起こした比率はわずか1割弱となった。
4.動画広告は、訴求内容の理解促進に効果的である
「新車の購入プラン」について52%が「全く知らない」と回答していた対象者に、動画広告で「新車の購入プラン」を閲覧してもらったところ、9割弱が訴求内容を理解した。
印象として、動画のほうが静止画よりインパクトがあるという認識は、広告関係者やユーザーの間で漠然と共有されていましたが、実際に数字でもこうした実感が証明されたといえます。
動画広告のメリットは明確な動画戦で引き出される
動画のメリットを概観しましたが、改めて数字で確認すると静止画に比べたインパクトは想像以上のものだったのではないでしょうか。動画の活用の方向性が見えてきます。
1.動画広告は、広告の印象度を高める効果がある
⇒総花的にイメージを訴求するのではなく、ターゲットを絞り、何を訴えたいのかを明らかにする
2.動画広告は、訴求内容の認知向上に効果的である
⇒コンテンツを素早く閲覧したい人には敬遠される傾向のある動画のデメリットも認識し、訴求したい内容を絞りこむ
3.動画広告は、より高い態度変容効果が期待できる
⇒動画を見せた後にどんな態度変容、認知の変化をもたらしたいのかをあらかじめはっきりさせておく
4.動画広告は、訴求内容の理解促進に効果的である
⇒動画の豊富な表現料で分かったような気分にさせるのではなく、何について自分の理解が進んだのかきちんと認知レベルで印象に残るコンテンツ作りを心がける
以上動画のメリットの数字的な把握とそのメリットを最大限活かす戦略についてまとめました。
動画のメリットを活かし、費用対効果を考え動画を最大限に活用するためには、やはり「ターゲットは誰なのかをしっかり確認する」「認知、理解など何をユーザーにもたらしたいのかを明確にする」ことが必要です。
この点をしっかりと押さえながら、ぜひ御社の動画プロモーション戦略を構築してみてください。
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