インフォマーシャルとは?コマーシャルとの違いやかかる費用、効果から活用事例までご紹介 | VIDEO SQUARE

「インフォマーシャル」という言葉を聞いたことがあっても「コマーシャル」との違いや活用シーンはわからないという人も多いかもしれません。そこで今回は、インフォマーシャルの定義およびメリット、デメリット、魅力的な活用事例を紹介していきます。

人事・HR交流会 #02

人事同士で繋がる交流会@東京・六本木<Crevo・JHR共同主催>

日時

2024/5/23(木)19:00 ~ 21:00

インフォマーシャルとは

インフォマーシャルという言葉は聞いたことがあるものの、実際にはどういったものを指すのかわからないという人も少なくはありません。インフォマーシャルとはどういったものを指しているのか、どのような種類があり、どんなメリットがあるのかについて詳しく説明します。

インフォマーシャルとコマーシャルの違い

インフォマーシャルとは、「情報」という意味の「インフォメーション(information)」と「広告」を意味する「コマーシャル(commercial)」から作られた造語です。コマーシャルは、よくテレビでみるコマーシャルをイメージする人が多いですが、まさにそのコマーシャルの種類のひとつになります。

インフォマーシャルは、情報をイメージとして流し、ブランドを印象づけたいテレビコマーシャルとは異なり、注文や問い合わせといった視聴者が何らかの行動を起こすことを目的にしています。一般的なテレビコマーシャルとは、この目的がそもそも異なるのです。

そのためインフォマーシャルは、いかに視聴者の購買意欲を高められるかがポイントになっています。また、動画の尺が長いことから、じっくりと映像を見てもらうことを想定して制作されています。

インフォマーシャルにかかる費用

インフォマーシャルにかかる費用は、尺、局、時間帯などによって大きく異なります。ここでは、インフォマーシャルにかかる費用を表で一覧化しました。

120秒29分
ケーブルテレビ数千~数万円/本
全国規模の場合数十万円
数千~数万円/本
全国規模の場合数十万円
CS数千~数万円/本数万~数十万円/本
BS十数万~数十円/本数十万~百数十円/本
地上波数万円/本~数万~百数十万円/本

条件次第で費用の幅が大きいインフォマーシャルですが、ユーザー1人あたりに対する単価を考えると他の媒体よりも圧倒的にリーズナブルです。

インフォマーシャルの種類

テレビショッピング

「視聴者に注文や問い合わせなどの行動を促す」目的がもっともわかりやすいインフォマーシャルといえばテレビショッピングでしょう。

商品の特徴や使用方法を詳しく説明するだけでなく、愛用者へのインタビューなども盛り込むことで購買意欲をかき立てます。また、「累計●個突破」と実績を謳ったり、「●%オフは本日限り」「初回に限り送料無料」などのお得なキャンペーンを設けたりといった工夫が凝らされることもあります。

旅番組やグルメ番組

旅番組やグルメ番組のなかには、番組まるごとインフォマーシャルというものが存在します。たとえば、旅番組であれば旅行会社がスポンサーに、グルメ番組であればビール会社が提供するといったものです。

地域の魅力を紹介する内容であれば、視聴者がその土地に旅行をするきっかけになりますし、食レポするタレントがおいしそうにビールを飲んでいる姿を映せば、「同じビールを飲みたい」と思ってもらいやすいため宣伝になるのです。

番組内のコーナー

テレビ番組内にインフォマーシャルのコーナーが設けられることもあります。出演しているタレントが生放送でCM風に商品を紹介することもあれば、事前に録画した生放送風の映像を番組内で流すこともありますが、いずれの場合も視聴者は“番組の一部”として観ているため、CMを観ている感覚には陥りにくいのが特徴です。

インフォマーシャルだからと席を立つこともなく、そのまま視聴を継続してもらいやすいでしょう。

キャラバン

複数の企業がひとつの番組のスポンサーとなって商品を提供する形式を「キャラバン」といい、タレントがスタジオで専門家の話を聴きつつ視聴者目線で商品訴求をおこないます。

キャラバンの魅力は、タレントや観覧者の生の感想を交えながら商品やサービスの特性を視聴者にわかりやすく伝えられる点にあります。また、単独で番組スポンサーになるよりも制作費用が安くて済むことも魅力です。

インフォマーシャルのメリット

リーチ力が高い

テレビショッピングや番組内コーナーのインフォマーシャルは、TVCMと比べて大きな反響が出やすいのが特徴です。

X(旧Twitter)やFacebookでより多くの人がリアルタイムで感想を発信する効果が見込めるだけでなく、投稿が拡散されれば、インフォマーシャル放映後にも問い合わせが伸び続ける可能性もあります。また、タレントによるインフォマーシャルの実績そのものを発信することも、さらなる拡散のきっかけとなり得ます。

映像なので情報量が多い

映像は文字や静止画の広告と比べると、聴覚にも訴えかけることができる分情報量が多いという特徴があります。そのため、興味を持ってくれる人も多くなりやすいでしょう。

また、インターネットや雑誌の情報と比べて、特に公共放送で流れた情報は消費者に信頼されやすい傾向にあります。「あの番組で紹介されていたから間違いない」「あのタレントが紹介していたものなら使ってみたい」との思いから購入を検討する視聴者も多いでしょう。

商品の理解度を高め購買意欲を促進

TVCMに比べて尺が長いため、商品の特徴だけでなく、使用感や利用シーンまで消費者にしっかりと伝えることができます。

たとえば、「開発者のこんな経験から生まれた」というストーリーやモニターを使った実証実験の結果を伝えることもできます。また、販売実績やメディア掲載実績、消費者の商品満足度のアピールも、消費者からの信頼につながり、購買意欲を高めやすくなるでしょう。

インフォマーシャルのデメリット

製作費・媒体費が高額

番組によっては、製作費や媒体費が高額になる場合があります。とりわけ、地上波でゴールデンタイムに放送される番組などは、高額であることがほとんどです。

一方、ローカル局の放送枠であれば、放送の時間帯や尺にもよりますが、数万円から購入できる場合があります。商品やサービスによっては、地域を絞ったほうが宣伝効果が出やすい場合もあるので、ターゲットや予算に合わせて上手に媒体を選びましょう。

Webと比較して細かいターゲティングができない

Web広告の場合、年齢や性別、住んでいる地域などを細かくターゲティングすることができますが、媒体の性質上、インフォマーシャルでは細かいターゲティングは難しいでしょう。

世代別人気番組ランキングなどをもとにおおまかにターゲティングすることは可能ですが、綿密なセグメントには時間がかかる場合もあります。また、10代、20代のテレビ離れは年々進んでいるため、若年層にリーチさせることは難しいでしょう。

インフォマーシャルを制作する際に必要なこと

インフォマーシャルの制作を始める前に、重要なポイントを押さえておくことが重要です。ただ単にそれっぽいものを作っても訴求力が低く、企業の評判にマイナスイメージを付けてしまうこともあり得ます。

インフォマーシャルの制作において重要な3つのポイントを解説します。

ターゲット層の明確化

インフォマーシャルの制作において、ターゲット層の明確化はとても重要なポイントです。年代や性別といった要素から商品を購入するであろうメイン層を絞り込み、よりターゲットに刺さる内容を作ることができます。

また、ターゲット層が明確であればどの番組にインフォマーシャルを放映するのかも決めやすくなるでしょう。

ターゲット層が定まっていないと、イマイチ誰にも刺さらない、意味のない動画になってしまう可能性があるため注意しましょう。

「愛用者の声」を組み込む

ターゲット層が親近感を抱くような、リアルなユーザーの声を盛り込み、商品やサービスを身近に感じてもらうことができます。ユーザーの購買意欲を促進しつつも、売り込まれているという感覚を薄めることができるでしょう。

また、愛用者の声として映像を加えれば商品やサービスの具体的な使用例を伝えることもできます。

ユーザーがより商品やサービスを利用するシーンをイメージしやすいようにインフォマーシャルを制作していきましょう。

クロス媒体によるプロモーション

近年主流となりつつある「クロス媒体によるプロモーション手法」も、押さえておきたいポイントです。

クロス媒体によるプロモーションとは、インフォマーシャルと他のメディアをかけ合わせる手法です。公式サイトやWeb広告、SNS広告、SNSアカウントなどからインフォマーシャルの放映に合わせて関連情報を配信したり、新聞などのオフライン広告を発行したりするのがクロス媒体によるプロモーションにあたります。

インフォマーシャルとの相乗効果で、より高い宣伝効果が期待できるでしょう。

インフォマーシャルの事例紹介

では実際にどのようなシーンで活用されているのか、インフォマーシャルの事例を紹介します。テレビ放映の決められた期間内にどれだけインパクトが強いインフォマーシャルを視聴者に届けられるかによって売上への貢献が大きく左右されます。

FOD インフォマーシャル

出典:fujitvondemand

フジテレビが提供する動画配信サービス『FOD』をテレビ番組風に紹介するインフォマーシャルです。アナウンサーのわかりやすい説明と、コンテンツの豊富さが伝わってくる動画になっています。

体幹サポーター「Poji」

出典:Crevo制作実績

動画の種類アニメーション・実写動画
長さ・尺120秒〜
費用レンジ50~99万円

体幹筋サポーター「Poji(ポジ)」の商品説明動画です。この動画の特徴は、動画の冒頭で視聴者に対して問題提起を行なっている点です。それによって、視聴者の興味がひきつけられ最後まで動画を見てもらえる可能性が高まります。数字での客観的なデータや3DCGを駆使したリアルな表現を通して、興味を引くような内容に仕上げられています。

インフォマーシャルの制作実績が豊富なプロに依頼しよう

効果がわかりにくいテレビコマーシャルに対し、インフォマーシャルは効果がわかりやすい手法です。動画の内容が売上につながりやすく、視聴者の興味をひく内容の動画制作ができれば高い効果を期待できるでしょう。費用対効果が高く、成果を実感できる動画を制作したいなら、効果的なインフォマーシャルの制作実績が豊富なプロに依頼するのがおすすめです。

動画制作におすすめのCrevo

VIDEO SQUAREを運営するCrevo(クレボ)は、2,000社10,000件の動画制作・映像制作実績から培ったノウハウに基づいて、大手制作プロダクションと同等レベルの企画力を低価格で提供できます。また、弊社プロデューサー/ディレクターが進行管理やクオリティ管理を徹底しています。動画制作・映像制作ご検討の方はぜひお問い合わせください!

Crevoの公式サイトはこちら

Crevoで動画制作・映像制作がしたくなったら…

・無料相談・お見積りはこちら

・資料ダウンロードはこちら

 Crevoの関連サービス

テレビCM・プロモーションの動画制作・映像制作

サービス紹介の動画制作・映像制作

インタビュー・お客様の声の動画制作・映像制作

アニメーション動画制作・映像制作

実写動画制作・映像制作

会社・学校・施設紹介の動画制作・映像制作

執筆者

VIDEOSQUARE編集部
VIDEOSQUARE編集部
VIDEOSQUAREは、「動画制作・映像制作」「動画マーケティング」「動画活用」「動画トレンド」などに関連したトピックを取り扱うオウンドメディアです。業界トップクラスである2,000社10,000件の動画制作実績から培ったノウハウとビジネス理解力で高い企画力を低価格で提供できる動画制作会社、「Crevo株式会社(クレボ)」が運営しています。

サービス・商品紹介動画の関連記事

広告・PR動画の関連記事

幅広い表現を活用した動画制作・映像制作


動画制作の目的や課題、予算、コンセプトなどに合わせて最適な表現方法をご提案します。

人事同士で繋がる交流会@東京・六本木<Crevo・JHR共同主催>

人事・HR交流会 #02

日時

2024/5/23(木)19:00 ~ 21:00

人事同士で繋がる交流会@東京・六本木<Crevo・JHR共同主催>

日時

2024/5/23(木)19:00 ~ 21:00

人事・HR交流会 #02

動画制作・映像制作をご検討の方
まずはお気軽にご相談ください!

050-1742-3575(受付時間/平日10:00~19:00)

動画制作・映像制作のCrevoとは
動画制作会社Crevo(クレボ)は2,000社10,000件以上のアニメーション・実写動画を制作してきた実績をもとに低価格・高品質な動画でお客様のビジネス課題の解決にコミットします。パートナー企業とも連携をし、動画を掲載する先のLPやサイト設計・ユーザーを集客するための広告運用までサポート可能です。また、全体的なプロジェクト総予算の配分見直しを行った上で、企画段階からの制作も、YouTube動画編集を部分的に依頼したいなどの一部業務のご依頼も可能です。
サービス紹介、アプリ紹介、YouTube広告、SNS動画、TVCM、インタビュー、展示会、採用、学校紹介、会社紹介、ブランディング、マニュアル動画を制作するために最適なクリエイターをアサインしてプロジェクトチームを作り、適切な価格で制作いたします。