マーケティング

2015年05月18日

Snapchat「一瞬動画マーケティング」がなぜ視聴者を釘付けにするのか

posted by VIDEO SQUARE 編集部

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Snapchat-flashy-features

ユーザーは2億人近く

今回は、コミュニケーションアプリ”Snapchat”を紹介します。このアプリは、撮影した写真や動画にキャプションなどを挿入して友人とシェアできるというもの。受信したコンテンツは視聴後、10秒以内に消えてしまうのが特徴です。ユーザー数は2億人に迫っており、1日で送信されるコンテンツ数は約7億と言われています。フェイスブックに1日にアップされる写真数、約3.5億枚と比べれば、その人気の程が分かるでしょう。いったい、何がそこまで人々を魅了するのでしょうか。

消えるから意味がある

同社に投資しているBenchmark社のBill Gurley氏は「皆、SNS上での行動が逐一記録され、不本意に使われることにウンザリしているんだ。『消える』ということが人々を惹きつけている鍵だよ」と、人気の理由を分析しています。

Sumpto社の調査によれば、米国の大学生の約70%がSnapchatを「最低でも1日に一回は使う」と回答したのに対し、フェイブックの使用はわずか約10%にとどまりました。若年層からの支持が強く、18~24歳には、Tumblr、 Vine、Pinterestに次ぐ人気アプリだということです。

広まる一瞬動画マーケティング

保存できないコンテンツを利用したマーケティングは、”EPHEMERAL MARKETING=一瞬動画マーケティング”と呼ばれ、様々な企業が取り組みを始めています。

米・ニューヨークに本社を置くヨーグルト専門店”16 Handles”は、同社製品を食べている様子を送った顧客に対し、ディスカウント・クーポンを送り返すキャンペーンを展開。割引率(16%~100%)は、クーポン画面を開くまで分からないという仕掛けです。閲覧から10秒以内に使う必要があるのが功を奏し、1400人以上の新規顧客を獲得しました。

評価額は190億ドルに

フェイブックは2013年にSnapchatの買収のために30億ドル、翌年にはグーグルが40億ドルを用意しましたが、同社はオファーを断っています。一部報道によれば、今年3月に、中国のアリババから2億ドルの出資を受け、その評価額は190億ドルに達したと試算されています。創業4年目の出来事です。

メディア11社と提携

今年1月には、新機能”Discover”の提供を開始しました。これは、CNNやYahoo!、ワーナー・ミュージック・グループといった大手メディア11社から提供されるコンテンツに広告をつけて配信するというもの。

同社の広報は、「何が重要かを決めるのは、編集者やアーティストです。クリックやシェアの数ではありません。これは、ソーシャルメディアではないのです」と、「脱ソーシャル」を宣言しています。

まとめ

いつの間にか、記録されることが当たり前になっていたSNS上での活動。しかし、そこに、「消える」という要素が加わったことは大きな意味を持つようです。コミュニケーションのあり方が本来の姿を取り戻しつつあるのかもしれませんね。

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