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2015年07月15日

Facebookも動画制作者に広告収入を分配へ、報酬はYoutubeと同率の55%

posted by VIDEO SQUARE 編集部

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Facebookはこのほど、動画に対する広告収入をその制作者にも分配すると発表しました。報酬はYoutubeと同率の55%に設定。

Facebookユーザーが投稿する動画は、75%増(対前年比)、個人のニュースフィード上に表示される動画は、360%増(同)となっています。

制作者に金銭的なインセンティブを与えることで、長年、動画共有サイトの一強として君臨してきたYoutubeに揺さぶりをかける狙いです。

新機能”Suggested Video”とは

今回の発表は、多くの動画制作者にとって喜ばしいものですが、単に、ニュースフィード上に動画を流せば、その恩恵に預かれるという訳ではないようです。

該当するのは、Facebookが新たに導入する”Suggested Videos”(お勧めビデオ)というページに流れる動画の制作者だけです。

これは、自分のニュースフィード上に流れてくるビデオをクリックすると、”Suggested Videos”の一覧が、別のページに表示されるという仕組み。そこに、自動再生される広告も組み込まれているというわけです。

Facebookは、その視聴時間に応じて、広告収入の55%を動画の制作者に支払うことになっています。

「この決定でさらに多くの動画が投稿されることになるだろう」語ったFacebookのダン・ローズ副社長

「さらに多くの動画が投稿されることになるだろう」語ったFacebookのダン・ローズ副社長

恩恵を受けるのは

ローズ氏は「まずは、NBAFox Sportsなど人気コンテンツを保有する企業と、数十人のクリエーターと運用を開始する」と明言しており、全てのユーザーに門戸が解放されるかは不明です。

また、Facebookに投稿した動画から収益をあげようとする場合は、同サービスのオフィシャルパートナーになる必要があり、同じコンテンツを別のサービスに提供することはできないようです。

広告主への課金方法は未定

YoutubeのTrueView広告は、それがクリックされたり、一定時間視聴された場合にしか広告料が発生しない仕組みになっています。

それに対し、Facebokは、現時点では、課金方式を決定していません。実験的に運用を行った後に、インプレッション(広告が表示される回数)あるいは視聴回数による課金を決定するということです。

Facebookは、すでに、米国内のiPhoneユーザーに対して、”Suggested Videos” の実証実験を開始しており、数ヶ月後には、本格的にiOSで同施策を開始。年末までにはアンドロイドへも適用するということです。

まとめ

2015年の第1四半期におけるFacebookの広告収入は33億ドルに達しています。

同施策が順調に成果を出せば、「2018年までには、欧州におけるオンライン動画広告収入の25%、米国ではそれ以上の割合をFacebookが獲得する」と試算する専門家もおり、Youtubeとの覇権争いは激しさを増しそうです。
(編集部=赤坂祥彦)

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参考記事

YouTube Beware: Facebook Will Start Sharing Ad Revenue With Video Creators
Facebook Is Testing Ad-Supported Videos, Will Share Revenue With Creators
Facebook Announces Ad Revenue Sharing for Major Video Partners
Facebook to share advertising revenue with video creators
Facebook Users Are Posting 75% More Videos Than Last Year

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