マーケティング

2014年09月03日

「なぜ人はその動画を拡散したくなるのか?」 日清カップヌードルが示す動画マーケティングの一つの形

posted by VIDEO SQUARE 編集部

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企業の動画広告の活用目的は、大きく分けて3つのパターンがあるそうです。インターネット広告代理店・オプト社の調査によると、動画活用の目的として多い順に「認知施策(企業のブランド・サービスの認知拡大)」「新規ユーザー獲得・コンバージョン獲得」「指名検索数増加施策」という結果であったと報告しています。
(参照:http://www.opt.ne.jp/news/pr/detail/id=2387

いまやTVCMだけで完結し、オンラインメディアとのメディアミックス施策がされていないところを探すほうが難しくなっています。そういった状況で、今回は2013年7月にYouTubeチャンネルを開設以来、約1年間でトータル1200万回以上の再生回数を叩き出した日清食品グループの公式チャンネルに着目し、ヒットを連発する秘訣を探ってみたいと思います。

クールなパフォーマンスから目が離せない「サムライ in ブラジル」

数ある日清食品の動画の中で、最も再生回数の多いのがカップヌードルCM「サムライ in ブラジル」。2014年のW杯に合わせて公開され、国内外から高い評価を集め、再生回数は3ヶ月弱で850万回以上にのぼっています。(2014/9/1現在)

動画の内容は、重い甲冑(かっちゅう)を着たサムライがブラジルに降り立ち、リフティングなどサッカーボールを使ったフリースタイルフットボールの華麗なパフォーマンスを見せ、喝采を浴びるというものになっています。

さまざまなメディアで取りあげられたことで、話題が話題を呼び、Twitterでもたくさんのポジティブな感想が寄せられた他、NAVERまとめでも7つのまとめが作成されました。最も人気のまとめでは「view」48000以上、「お気に入り」151、「いいね!」127、「ツイート」152と、どんどん拡散されていることがわかります。

ヒットのポイント

・サムライとサッカーという意外な組み合わせ
・W杯ブラジル大会を想起させるタイムリーな内容
・フリースタイルフットボール最年少世界チャンピオンの日本人少年を起用し、最後まで顔を見せないことで「中に入っているのは誰?」と気になるしかけ

JCJKの憧れ「壁ドン 篇」

もうひとつ、日清食品グループ公式チャンネルの人気動画、カップヌードルCM「壁ドン 篇」について見てみましょう。

最近、女子の憧れるシチュエーションとして話題の「壁ドン」。人気漫画家を起用し、特別に書き下ろしたカットが使用されています。漫画を読みながら、イケメンに壁ドンされるという妄想にふけっている女性が、現実で壁ドンされるのはサラリーマンのおじさんというオチ付きです。

先ほどご紹介したクールなサムライ篇とはまったく路線の異なるこちらのCM。コメントを見てみるとポジティブなものばかりではなく、賛否両論となっていますが、それも含めて話題となっております。「壁ドン」は2014年上半期「JCJK流行りものランキング」(サイバーエージェント社調べ:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000007150.html)で1位となっていることからも、ターゲットの流行を的確に捉えたCMであったと言えるのではないでしょうか。

ヒットのポイント

・「壁ドン」という流行ワードを取り入れる
・人気の漫画家を起用し、コアなファンから反響を集める
・ふたつの意味を持つ不安定なワードを起用し、ひとこと言わずにはいられないコンテンツにする

まとめ

今回ご紹介したのは日清食品グループの中でもカップヌードルブランドのCMです。他にも、音楽プロデューサーのヒャダインさんがプロデュースのCMで電波ソングを歌うことで有名なアイドル「でんぱ組.inc」とコラボしたものもあり、T層(13歳〜19歳の男女)を狙ったものだと推測されます。

デジタルネイティブでもある今のT層は、ソーシャルメディアを使いこなすのもお手の物。最新の流行やクールジャパンの要素を取り入れ、若者が拡散しやすいコンテンツにすることで、オフラインからオンラインへの誘導もスムーズに行われ、ヒットの連発につながっていることがわかりました。

メディアミックスのお手本とも言える、日清食品グループの動画マーケティングからは、これからも目が離せません。

(編集:サムライト

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