コラム

2015年06月25日

380万人の10代中高生に刺さる。10秒動画「ミックスチャンネル」で始まった動画広告とは?

posted by VIDEO SQUARE 編集部

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近年、若年層の間でショートビデオアプリが爆発的に流行しています。すでにTwitterやInstagramなどでもショートビデオの機能が追加されるなど人気の高さがうかがえます。そして、それらを抑え国内で月間利用者数380万人、月間再生回数5億5千万回を叩き出し動画コミュニティアプリの規模としては日本最大級となったアプリに”Mixchannel(以下 ミックスチャンネル)”があります。

本稿では、国内最大級の動画コミュニティアプリ「ミックスチャンネル」がなぜ、ここまで大きな成功を収めることができたのか。また、現在、VineやInstagramで提供されている動画広告とミックスチャンネルで開始される動画広告との違いについてご紹介します。

ミックスチャンネルとは?

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ミックスチャンネルは、スマートフォンで簡単に10秒の短編動画を撮影・編集できるアプリです。
ミックスチャンネルに特徴的なのがカップルのキス動画や記念日の動画が投稿される「LOVEカテゴリ」です。投稿者は10代の中高生が中心で、記念日の動画であったり、週末のデートの様子などを同アプリの編集機能を用い、クオリティの高い動画をアップするユーザーが多く見受けられます。

ミックスチャンネルが流行る2つの理由

mixchannel
これまで、Vineなどのショートビデオアプリは、その場で6秒間で撮影し投稿するいうものでした。しかし、ミックスチャンネルは、撮影ではなく、「デコる」「コラージュする」といったことに特化しています。これが、10代の女子中高生にヒットした要因の一つであると考えられます。

2点目に、特徴的なのが「ファン機能」と「リンク機能」です。ファン機能では、ユーザーのファンになることで、新規動画が投稿されるたびに通知が届きます。また、ファン限定の動画投稿もできます。

リンク機能は、自分が投稿する動画にほかのユーザーの動画をリンクすることができます。誰かの動画に影響を受けてのリメイクや、誰かの動画の一部を活用したコラボレーション、そしてアフレコをつくる際などにリンクされます。自分の動画を元に他のユーザーにリメイクされると「今度は、さらにいい動画を制作してもっと多くの人にリメイクしてもらいたい」という若年層の自己顕示欲を刺激するなど投稿者同士のコミュニケーションを活発にする仕掛けが多くあります。

ミックスチャンネルで始まる動画広告との違い

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動画配信技術を提供するOoyala(ウーヤラ)のレポート「Global Video Index」によると、2016年初頭までには全オンライン動画視聴の半分以上をモバイル+タブレットによる再生が占めると言われています。このことから、動画というリッチコンテンツに対してモバイル環境のインフラが整ったことによりミックスチャンネルなど若年層向けのアプリの動画広告市場はさらに活発化していくと考えられます。

ミックスチャンネルのユーザー層を見ると全国の10代から20代のユーザー(150万月間利用者/5.5億回再生)へのリーチが可能となっています。特に、ユーザーの8割が女性であることから全国の10~20代の女性をターゲットしている商品・サービスの訴求などは効果的であると考えられます。

次に、VineやInstagramなどマイクロ動画の草分け的存在のアプリとの比較からミックスチャンネルの動画広告を見ていきます。アプリ分析を行うApp Apeの調査結果によると、Instagramではミックスチャンネルと同じようにユーザーの50%以上が10~20代を占めており、学生など若い世代に多く使われていることがわかります。特に、グラフを見るとInstagramはミックスチャンネルと同じように10代〜20代の女性の割合が41.93%とかなり高い割合となっていることが分かります。
スクリーンショット 2015-06-22 18.58.17(参考:App Ape Laboratory)
この若年層の高い利用率から米ブランドGAPは今年の春の新コレクション発表に合わせ、Instagram限定の15秒のミニドラマシリーズ「Spring Weird」を広告として公開しました。この動画広告の効果として、商品をどこで買えるか問い合わせがあったり、ストーリーや登場人物のファンができたりと、これまでGAPが掲載していた動画コンテンツよりも高いエンゲージメントにつながったそうです。
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次に、 Vineのユーザーについて2014年1月にスマートフォンを活用したマーケティングリサーチ事業を展開する株式会社リビジェンが全国の10代〜30代の一般男女500人を対象にした調査の結果、年代別のVineの認知度は10代:22.5%、20代: 6.5%、30代:4.2%という結果になっております。このことから、ミックスチャンネルと同等にVineにおいても10代という若い世代に、圧倒的に高い認知度があるといえます。
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これらのデータからミックスチャンネルを含む多くのマイクロ動画アプリは、若年層に高い人気があることが分かります。さらに、今後、企業が若年層に対してキャンペーンを行っていく上でたった6~15秒の動画広告の中でさえInstagramのGAPのショートドラマのようなハイクオリティーの動画を流していく動きは増えてくるかと思います。

まとめ

VineやInstagram、ミックスチャンネルなど多くのマイクロ動画アプリで始まっている動画広告配信。その中でもミックスチャンネルは、国内最大級という優位性があることから企業が、若年層をターゲットに大きなムーブメントを生み出すことができる可能性を持っています。

すでに、LINEや日清食品が、ミックスチャンネルで動画広告配信を行うなど、同様の動きはさらに加速していくと考えられます。ぜひ、一度動画広告の配信を検討してみるのはいかがでしょうか?

参考文献

プレスリリース:MixChannel プレミアム動画広告 powered by FIVE を正式提供開始
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000013255.html

Ooyala(ウーヤラ)によるレポート「Global Video Index」(2014年第2四半期版)
http://www.ooyala.com/online-video-index

App Ape laboratory:LINE、Facebook、Twitter…5つのメジャーSNSの男女別年代比率の徹底比較!
http://lab.appa.pe/2015-02/sns-demographics.html

PR Times:動画配信・共有サービスに関する調査結果を発表。10代では「ツイキャス」「Vine」が人気の傾向。「ニコ生より手軽で簡単で、暇潰しにはなる」「6秒でお腹をいためるくらい笑える」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000007774.html

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