コラム

2014年06月03日

ニコニコ動画をマーケティングに活用するとこうなる!注目の最新プロモーション事例とは?

posted by VIDEO SQUARE 編集部

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若年層を中心とし、多くの熱狂的なファンを抱えるニコニコ動画。この動画サイトを活用したプロモーションが熱気を帯びてきています。しかし、企業のマーケティング担当者の中には、サービス、ユーザー共に癖のあるニコニコ動画でのプロモーションに二の足を踏む方も少なくないでしょう。

そこで、ここでは「なぜニコニコ動画がプロモーションの場として改めて注目を集めているのか?」や「ニコニコ動画における企業のプロモーション事例」について紹介しつつ、プロモーション成功のポイントに迫っていきます。

なぜニコニコ動画なのか?

niconico


ニコニコ動画がプロモーションの場として改めて注目を集めている理由として、以下4点が挙げられると考えてます。

1.膨大な会員数とトラフィック

直近の決算資料によると、niconico全体の登録会員数は3,936万人月間のPV数は40億PV超と、国内でも有数の規模を誇ります。また、コムスコアの発表によると、ユニーク視聴者数は月間3,000万弱と驚異的な数値を叩きだし、国内の動画サイトではYoutubeに次ぐ2位となります。

※参照
平成26年9月期 第2四半期決算説明資料より
コムスコア・ジャパン 日本の動画ストリーミングサイト最新利用状況より

2.若年層を中心とした情報感度が高いアクティブなユーザー層

ゲームやアニメ、サブカルチャーといった動画が多く投稿されている点やサービスの性質上、他動画サイトと比較しても際立って若年層が活発なサービスと言えます。若年層の中でも特に情報感度の高いユーザーが集まっていることも見逃せません。また、暇な時間は、テレビではなくニコニコ動画を見るといったように、テレビに代わる代替メディアとして利用されることも多く、同時に滞在時間が長くアクティブなユーザーが多いことも特徴の1つでしょう。

3.独特な世界観

ニコニコ動画最大の特徴であり、最もユニークな特徴とも言えるのが動画を介したコミュニケーションオタク文化に代表される独特な世界観と言えるのでしょう。そして、その独特な世界観から生まれるトレンドやブームがあることは周知の事実であり、そのパワーには驚かされるばかりです。

4.オフラインとの連動

ニコニコ動画ではネットとリアルの融合をテーマにしたニコニコ超会議と呼ばれる国内最大規模のイベントを毎年開催しています。従来、インターネットサービスの多くはネット上で完結しがちでしたが、ニコニコ動画はネット発のサービスでありながら、リアルでのユーザー接点を持っているという点で非常にユニークであり、このイベントは新しい時代の社会現象とも言われています。イベントにおけるリアルの参加者は100,000人強ネットでの来場者数は500万人強と、従来のイベントからは考えられない多くの人々が参加しているようです。

プロモーション成功事例

それでは、具体的な企業のプロモーション事例について見ていきましょう。

1.Z会

みなさんもご存知、Z会のプロモーション事例。若年層が多いニコニコ動画のユーザーは、まさにZ会のターゲットど真ん中と言えるでしょう。そんな中、受験生応援ストーリーというコンセプトのもと、あの新海誠さんが監督を務められ、制作に至った「クロスロード」という作品を提供しています。ニコニコ動画と相性の良いアニメであることはもちろん、その映像のクオリティの高さやぐっとくるストーリーや音楽に、コメント数3,500超twitterの投稿数4,000超と、ニコニコ動画内での反響も非常に大きいようです。

2.ドミノ・ピザ

ニコニコ動画ユーザーのアイドル初音ミク。そんなニコニコ動画の世界観を踏襲し、設計されたドミノ・ピザのプロモーション。ドミノ・ピザで働く店員さんたちが協力して、ボカロ曲を作る、さらに、そんな挑戦からドミノ・ピザと初音ミクの夢のコラボが実現したという設定となっています。コメントからもわかるように、多くのニコニコ動画ユーザーが度肝を抜かれると同時に、アプリをダウンロードし、ついついピザを注文したくなるような作りとなっています。どれだけの開発費が掛かっているのか、気になるところです。

3.タニタ

タニタがニコニコチャンネルを開始したのは、2008年9月と5年も前になるようです。当時は、ユーザー1,000万人も突破していなかったニコニコ動画ですが、その中で率先して動画コンテンツの提供やコミュニティ育成を行ってきたタニタの先見性やチャレンジ精神は賞賛に値するのではないでしょうか。具体的な活動としては、タニタらしく健康に関する動画や「ハカル」シリーズの動画配信をする中で、社員の顔を積極的に見せるなど、タニタという企業が身近に感じられる世界観を作ろうとしているようです。また、生放送も積極的に行っていることも特徴の1つとして挙げられます。

4.LAWSON(からあげ君)

ニコニコ動画を積極的に活用している企業と言えば、やはりLAWSONは外せないと思います。LAWSONオリジナルのボーカロイド「あきこロイドちゃん」なるキャラクターまで開発し、からあげクンを始め、多くのプロモーション活動を行っています。その活動は、チャンネル開設や動画の提供に留まらず、からあげクンのレシピ動画をユーザーに投稿してもらう企画を実施したり、さらに、その優秀作品をニコニコ超会議で実際に販売したりと多岐に渡るようです。なお、「あきこロイドちゃん」はその可愛さから、ニコニコ動画ユーザーには絶大な支持があるようです。

では、なぜLAWSONがニコニコ動画をプロモーションの場としてここまで積極的に利用するのか考えてみましょう。

からあげクンのメインターゲットとなる若年層との接点をつくるという意味で、ニコニコ動画を重視していることは間違いないでしょう。さらに、オンラインとオフライン連動、リアルの場での販売や売上拡大を最終ゴールとするLAWSONは、ネットとリアルの融合をテーマにしたニコニコ超会議を提供するニコニコ動画に、新たなマーケティング展開の可能性を感じているのではないでしょうか。

まとめ

これまで、なぜニコニコ動画がプロモーションの場として注目を集めるのかという理由やその事例について見ていきました。正直、独特な世界観を持つニコニコ動画というサービスにおいて、プロモーションを成功させることは決して容易ではないと思います。

しかし、多くの企業がニコニコ動画でのプロモーションにチャレンジし、大きな反響を得ているようです。

プロモーションに成功している企業に共通している点は、
・ニコニコ動画の世界観やユーザーを理解した上でニコニコ動画らしいコンテンツを提供
・コンテンツの質の高さ

が挙げらます。

情報感度が高く、アクティブなユーザー層を多く抱えるニコニコ動画でのプロモーションを成功させることが出来れば、リアルの場にも波及し得る大きな反響が期待できます。ニコニコ動画は、webプロモーションの場として考えられていた従来のメディアとは、ひと味違った大いなる可能性が秘められているサービスと言えるのではないでしょうか。

今後もニコニコ動画から目が離せません。


(編集:サムライト)


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