コラム

2014年10月06日

約6500万回再生で共感の嵐を生んだ動画が示す、視聴者とブランド間での共感の作り方

posted by VIDEO SQUARE 編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加

企業が動画を活用しブランディングしていく上で大切なことは「共感」です。

過去、「動画マーケティング研究所 by crevo」の「タイの大手通信業者True Corporationの事例」でも紹介しましたが、視聴者の目線動画マーケティングには欠かせません。

以上のことを踏まえて、視聴者目線に立ち共感を得ることができたDoveの「リアルビューティースケッチ」の事例を紹介していきます。

Dove「リアルビューティースケッチ」に共感の嵐

企業名:ユニリーバ・ジャパン
商品名:Dove
動画再生回数:約6500万回再生(2014年10月時点)


※日本語字幕版はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=E8-XKIY5gRo

ユニリーバ・ジャパンのプロモーション動画、Doveリアルビューティースケッチ(英語版)」。これは、Youtube動画で約6500万回再生と驚くべき数値を記録しています。

日本語版でも約1700万回以上の再生回数を誇っており、この点からも世界各地に視聴者がいることがお分かりいただけるでしょう。

動画内容は、連邦捜査局(FBI)のモンタージュ画家(目撃者の証言をもとに似顔絵をスケッチする職業)Gil Zamoraさんが二つの方法で女性の顔をスケッチしていくもの。

一つ目の方法は自分の顔を女性自身がスケッチ。二つ目の方法はその女性の顔を見た他者(Gil Zamoraさん)がスケッチし、一つ目の方法で描かれたスケッチと比較します。そしてこの二つのスケッチの差異こそ、Doveが伝えたいメッセージに繋がってくるのです。

「共感」の秘訣はブランドコンセプトと視聴者の共通点

ユニリーバが今回の動画を制作する上で行った調査をご紹介します。調査では、世界中の女性の内、なんと54%の女性が自分自身を「美しくないと思っている」という結果が出ていました。

ですが、この動画を見れば、その結果は誤りではないかと感じさせられます。なぜなら、自己と他者それぞれが描写したスケッチを比較すると、他者に描写してもらったほうが圧倒的に美しく女性の顔が描かれているからです。この動画の最後では、

You are more beautiful than you think.
(日本語訳:気づいてください。あなたは、自分が思うよりも、ずっと美しい。)

と伝えています。世界の女性の半分以上が自分自身を「美しくない」と思っている中で、この動画は女性の心の悩みに訴えかける「本当の」動画マーケティングであると言えるでしょう。

Gil Zamoraさんの画力の高さもありますが、この動画から伝わってくるように、他者はあなたを「美しくない」と見ていないのです。

Doveのブランドは「全ての女性が、自分の美しさに気づき、自信に満ち溢れ、自分が美しいかどうかと悩まない世界であるべき」というもの。それが、自分の素顔に自信が持てない女性の心の声と、商品のコンセプトを重ね合わせることにより、女性の共感を得ることができたのでしょう。

まとめ

Dove「リアルビューティースケッチ」の動画を元に「共感を得るための動画マーケティング」を紹介しました。

Doveが主に販売している商品は洗顔やクレンジング、ボディウォッシュなど、素顔そのものを美しくするものばかり。

紹介した通り、Dove「リアルビューティースケッチ」では本来持っている自分の素顔の「美しさ」に気付き、女性しての幸せを動画で明示しています。

企業の想いをただ伝える一方通行的なプロモーションでは、動画視聴者の共感を得ることができない━━……。

本当に大切なことは視聴者が普段抱えるコンプレックスや問題と、自社の理念と提供する製品を紐づけつつ動画を通して第三者的なポジションから代弁すること。

この繋がりが動画マーケティングにおいて、視聴者からの「共感」を獲得することを可能にするのです。

(編集:サムライト

伝えたい、を動画でかなえる。動画制作ならCrevo[クレボ]
crevoad

関連記事

Crevoの動画制作・映像制作が選ばれる3つの理由

  • 29万円から制作できる実施しやすい金額
  • 2,500名以上のトップクリエイターから選べる豊富なバリエーション
  • 初めての動画制作・映像制作でも安心のサポート体制

ご相談はこちら